コンディショニングのプロ集団「カラダラボ」による健康情報メディア

K-LAB

みぞおちと背中が痛い場合、疑われる怖い病気とは。

      2016/12/02

みぞおちと背中が痛い場合、疑われる怖い病気とは。

みぞおちはお腹の上の中心にある窪んだ場所です。

ここがキリキリと痛い、痛みが背中にまで伝わる、そのような症状は主に内臓の働きに異常があることが原因です。

しかし、症状によってはそれ以外の怖い病気が潜んでいることもあります。

今回はみぞおちと背中が痛い時にどのような病気が疑われるのかまとめてみました。

スポンサーリンク


  こんな記事もよく読まれています

見た目だけじゃなく健康に影響も!O脚はストレッチで改善

子供のころには気にならなかった脚の形でも、大人になるにつ...

風邪で咳が出るときに腰痛が起こることも!その理由は何?

風邪などをひいてしまい、咳が出てしまうこともありますよね...

顔に脂肪の塊のような出来物が発生した!どうすればよいの?

ある日突然、顔に脂肪の塊のような出来物ができた、という経...

靴底の内側が擦れる!偏った擦れ方は体の歪みが原因

人は毎日歩きますが、正しい歩き方を身に付けている人はそう...

靴の内側のはがれや削れが気になったら靴や歩き方を見直そう

自分の履き慣れた靴を見てみましょう。 靴の内側のはがれ...

運転の腰痛防止にはクッションを活用しよう

自動車は私たちにとって欠かせない移動手段となっています。...

長時間運転の腰痛対策グッズをご紹介!ストレッチも重要

長時間、車の運転をしていると、腰が痛くなることがあります...

運動が腰痛予防対策になる?腰痛の対処法も併せて学ぼう!

腰痛があると、何をしていても憂鬱な気分になりませんか? ...

腰部~臀部の痛みの原因を知って日常生活から改善する方法

私たちは日常的に寝たり起きたり座ったりと、様々な動きをと...

腰痛防止に効果を実感!話題になった体操・昔からある体操

腰痛は、一度症状が出ると慢性化しやすいので、腰を使うことが...

腰痛が産後に起きてしまったら?ストレッチで解消しよう!

赤ちゃんを出産後に起きることがある腰痛。 頑張って出産...

知っておきたい腰痛の専門的な治療法 腰椎牽引器具について

国内において腰痛に悩んでいる方は多く、腰痛は有訴率の多い...

腰痛につながっているかも…床や椅子への座り方を見直そう

床や椅子に座る時、どのようなことに気を付けますか? 姿...

腰痛に悩む妊婦さん向きのストレッチをご紹介

妊娠し、毎日大きくなるお腹を支える腰には、とても大きな負...

腰痛で辛い朝に!ベッドからの起き上がり方を工夫する

普段から腰痛を抱えていると、朝ベッドや布団から起き上がる...

腰痛への効果が期待できるツボはどこ?腕周りのツボに注目!

普段から腰痛があると、日常生活にさまざまな支障が出てきま...

腰痛を悪化させないためにもストレッチ!寝ながらできる方法

辛い腰痛から解放されたいと願う人も多いでしょう。 座り...

腰痛改善にはストレッチ?それともヨガ?違いは何があるの?

腰痛で悩んでいる方は、よく「ストレッチが良い」や「ヨガが...

腰痛悪化!?腰痛予防!?スクワットをする際の注意点とは?

下半身の筋肉を中心に鍛えることのできるスクワット。 み...

腰痛をインナーマッスル強化で改善するバランスボール

今ではスポーツやトレーニングをしている方の中では、バラン...

スポンサーリンク


みぞおちと背中が痛いのはどんな感じ?

お腹が痛いだけではどんなに優れた名医でも原因を特定し、診断することはできません。

どの部分がどれくらい前からどのように痛むのかを正確に先生に伝えることができるだけで、診断がより的確になります。

ですから、まずはそのことを意識して痛む場所の特定をしましょう。

 

次のように、痛む場所は9つに分類することが出来ます。

①おへそ周辺のお腹の真ん中

②みぞおち周辺

③右肋骨の真下

④右腰骨周辺

⑤下腹部周辺

⑥左腰骨周辺

⑦左肋骨の真下

⑧お腹全体

⑨腹と背中同時

 

この中のどの部分に痛みがあるのかを先生に伝えましょう。

その他に、次のような情報も大事になります。

・ずっと痛みが続くのか。

・痛みが出たり引いたりするのか。

・突然強い痛みが出たのか。

・だんだん強くなってきたのか。

・どんより痛い。

・鋭く痛い。

・焼け付くように痛い。

・痛む場所は同じなのか、移動しているのか。

・吐血や血便が出たか。

・便秘や下痢をしたか。

・吐き気もしくは嘔吐したか。

・何かアレルギーはあるか。

・手術を受けたことはあるか。

・これまでにかかった大きな病気やケガ。

・現在処方されているお薬。

・女性の場合、妊娠の可能性の有無。

 

これらの情報を、最初に的確に伝えられるだけで、どんな検査を行うのが適切か絞り込みが出来るので時間も短縮できて、素早く適切な手当てを行ってもらえるでしょう。

場合によってはそのおかげで手遅れにならず命拾いできると言う可能性すらあります。

 

みぞおちと背中(左側)が痛い場合

それでは痛みの場所ごとに考えられる病気をまとめてみましょう。

 

【膵炎】

《痛む場所》みそおちから左わき腹上・背中の左~左下

《主な症状》吐き気、嘔吐、下痢、便秘

《その他の症状》軽い鈍痛から、じっとしていられないほどの激痛

とくに油分の多い食事後や、多量にアルコールを摂取した後に発生しやすい

痛みは、膝を曲げて腹ばいになると和らぐことがあります。

 

【膵臓がん】

《痛む場所》みぞおち・背中の左~左下

《主な症状》胃のあたりや背中が重苦しい、体重の減少、黄疸が出る

《その他の症状》体がかゆい、尿の色が濃くなったりする。

膵臓がんから糖尿病を発症したり血糖のコントロールが急に悪くなったりすることがあります。

 

【胃炎・神経性胃炎】

《痛む場所》みぞおち・背中の左~左下

《主な症状》胃のあたりに不快感や痛みなど、胃のむかつきや嘔吐(時には吐血)、体がだるい、食欲不振、頭痛

《その他の症状》空腹時や夜間の胸やけ、食欲不振、食後のむかつき、胃のもたれなど

 

【胃潰瘍・十二指腸潰瘍】

《痛む場所》みぞおち・ 背中の左~左下

《主な症状》胃部の痛み、出血して吐血や下血、穿孔

《その他の症状》前兆として腹部不快、軽い腹痛、突発的な腹痛、吐き気、嘔吐、発熱、頻脈

 

【胃がん】

《痛む場所》みぞおち・背中の左~左下

《主な症状》上腹部の痛み、漫然と続く胃の不快感、食欲不振、吐き気、胸のもたれ、黒色の便が出る胃がん

《その他の症状》頻発げっぷ、漠然とした不快感

 

【狭心症】

《痛む場所》みぞおちから左胸・背中の左~左下・胸からのど・左肩、左腕

《主な症状》胸の中央部の締め付け、押しつけられているような圧迫感

 

【心筋梗塞】

《痛む場所》胸の前部・背中の左~左下

《主な症状》強い胸部の痛みが15分以上持続、顔面蒼白、冷や汗、除脈、血圧の低下

 

みぞおちと背中(真ん中)が痛い場合

【胸椎前方変位】

《痛む場所》みぞおち、胸・背中真ん中

《主な症状》胸の痛みがある(特に深呼吸をした時に激しく痛む)

背骨を後方より押されたような圧迫感がある

仰向けで寝られない

 

胸椎前方変位とは、正常であれば背中の方に緩くカープを描いている胸椎が、異常に前方へ出てしまっている状態のことです。

バレエダンサーなど、胸椎の柔軟性を必要とする趣味や仕事をもっている方に多く発症しています。

原因として、演技やダンスで上半身を後ろに極端に反らせた姿勢を多くすることや、背中のマッサージなどで乗られたり踏まれたり長時間、長期間胸椎を圧迫されたなど、胸椎を前方に反らせるような圧力が継続的にかかることなどで発症します。

 

みぞおちと背中(右側)が痛い場合

【肝炎・急性肝炎】

《痛む場所》みそおちの右・背中の右

《主な症状》発熱、食欲不振、吐き気、嘔吐、黄疸

肝炎は大きく三つに分類できます。

突発的一過性の急性肝炎、半年以上症状が治まらない慢性肝炎、1週間ほどで死に至ることが多い劇症肝炎です。

 

【肝臓がん】

《痛む場所》みそおちの右・背中の右

《主な症状》腹部のしこり、圧迫感、おなかの張り

《その他の症状》食欲不振、だるさ、微熱、便秘、下痢、黄疸、尿が濃い、貧血、こむら返り、むくみ、皮下出血など

 

【胆石症】

《痛む場所》みぞおち・右肩から右背中

《主な症状》吐き気、嘔吐、黄疸、尿が濃い、白い便

《その他の症状》上腹部の違和感や腹部膨満感

 

【胆のう炎】

《痛む場所》みぞおち・肋骨の下・右肩や背中

《主な症状》発作的な痛みが激しく長い、腰痛、高熱、吐き気、嘔吐、黄疸

 

【胆のうがん・胆管がん】

《痛む場所》みぞおち・背中の右

《主な症状》黄疸、右上腹部にしこり

《その他の症状》全身倦怠感、腹痛、発熱、食欲不振、体重減少

 

みぞおちと背中が痛い時は病院で診てもらいましょう

みそおちと背中が痛い時は病院の何科で受診するのが良いのでしょうか?

安静にしていると背中の痛みが比較的治まり、日中体を動かしたり体勢を変えると強く痛む時は、筋肉や肋骨、背骨に異常がある可能性から整形外科に行きましょう。

安静にしていようが、どんな体勢をとろうが背中の痛みが変わらない場合は、内臓疾患の可能性が考えられるので、内科に行きましょう。

どっちとも言えず迷ってしまうようでしたら、まず内科を受診した方が良いでしょう。

内科系の症状の方が重い場合が多いですから。

突発的な痛みで自分でどうしようもないほど具合が悪いなら、救急車か、タクシーを呼んで救急診療をしている病院に直行しましょう。

救急にいくほどではなく、耐えられる痛みであるなら、まずはかかりつけの先生がいればそこで診てもらいましょう。

痛みを詳しく説明して、診察をお願いしましょう。

すぐに処置が必要なのか、もしくはかかりつけの先生では分野ではなく別の病院を紹介してくれると思います。

病院での治療で良くなったからと言って安心するのはまた早いです。

そもそも病気になってしまうような胃や肝臓などの臓器に負担をかける生活を送ってきてしまったことがキッカケだと気づくべきです。

これからはストレスを減らすように努めたり、暴飲暴食を止めたりアルコールの量を減らしたりと、再度辛い思いをしないためにも今までの生活習慣を変えていくようにしなければなりません。

そうしなければ、再び同じような痛みを繰り返してしまう確率は変わりませんからね。

 

まとめ【みぞおちと背中が痛い場合、疑われる怖い病気とは。】

今回はみぞおちと背中の痛みという症状から疑われる病気をまとめてみました。

内臓系の痛みは大したことないものから生死に関わる重病まで様々です。

なってしまったら、早期回復を目指し、回復後はご自身のカラダのことを思って生活習慣の見直しをするようにお願いしたいと思います。

 - 背中の痛み