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なぜ?足首の関節に水が溜まった!それって滑液包炎なの!?

      2016/09/03

なぜ?足首の関節に水が溜まった!それって滑液包炎なの!?

突然足首の前側に痛みや腫れが…という方は「滑液包炎」の可能性があります。
滑液包炎とは簡単に説明すると、足首の関節に水が溜まった状態を言います。
何が原因で起こるのでしょうか、またどのような症状があるのでしょうか。
足首の関節の構造と滑液包炎についてご紹介致します。

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足首の構造と関節について

足首の関節を一般的に足関節(そくかんせつ)と言い、ふくらはぎ部分に当たる脛骨と腓骨、その2つの骨を支えている距骨の3つで形成されおり、合計で9本の骨が組み合わさっている為、複雑な動きも可能になります。

足首の関節は大きく2つあり、先に述べた脛骨、腓骨、距骨で形成される距腿関節とその真下にある、距骨と踵の骨の踵骨で形成される距骨下関節があります。

これら2つの関節があることによって、足首の曲げ伸ばしや内返し、外返し、回すといった様々な動きが可能となります。

骨以外にも、足首の外側に3本、内側に1本の靭帯がありバランスをとっています。

急な方向転換や不安定な場所を歩行できるのは、これらの靭帯が機能しているからです。

足の裏側にあるアーチ(土踏まず)は足に掛かる負担や衝撃を和らげてくれるクッションの役割を果たしています。

このクッションがあるからこそ、跳んだり跳ねたり、身体に負荷が掛かることなどが出来るのです。

足首は体重を支えたり、歩くためにとても重要な部分であります。通常の歩行時はもちろん、激しい運動などでは大きな負担が掛かり、身体の部位の中でも故障が多い部分だと言えます。

 

足首の関節の水とは?

通常関節の周りには滑液包という袋があり、その中に少量の滑液という液体が入っています。この滑液は別名で関節液とも言われています。

滑液包炎の症状で水が溜まるというのは、この滑液が異常に分泌された状態を言います。

そもそも滑液はどのように作られ、どのような働きをしているのでしょうか。

関節には関節を包む関節包という袋があり、その内側を覆っている滑膜という細胞で滑液が作られ分泌されています。

淡黄色または無色の液体でたんぱく質やヒアルロン酸を含んでいます。

 

滑液の役割として…

①骨と骨が擦れ合う時にクッションの役割を果たし、摩擦を減少させることで痛めないようにする潤滑油の働きをしています。

滑液に含まれるたんぱく質やヒアルロン酸の複合体が関節軟骨の表面を覆っている為、関節がスムーズに動けるようになります。

②軟骨細胞へ酸素や栄養分を供給したり、老廃物の排出などの役割を果たしています。

関節軟骨には血管が通っていない為、直接血液から栄養を供給することができません。

その為、滑液から栄養を供給しています。

通常、滑液包には数ccの滑液しか入っていませんが、これが栄養を供給し動きを滑らかにしてくれるのです。

 

なぜ足首の関節に水が溜まる?

ここでは、なぜ足首の関節に水が溜まるのか?つまり、滑液包の中の滑液が異常に増えてしまうのかをご紹介致します。

通常は、滑液包の中にある少量の滑液によって関節部分の摩擦などを減少させていますが、身体の間違った使い方や過度な負担によって刺激が起こり、異常に滑液が分泌され炎症を起こす場合があります。

では、具体的にどのような時に刺激が起こり、異常に滑液が分泌されてしまうのかご紹介致します。

 

①スポーツなどによる連続的、日常的な酷使によって過度に刺激や圧力が加わる場合。

長時間の正座やあぐら、足首の前側をこするなど1か所に刺激を与え続けるような場合も含まれます。

②外傷、痛風、偽痛風、関節リウマチ、黄色ブドウ球菌による感染症などが原因となって起こる場合。

また、これらの原因に当てはまらない原因不明のケースもあります。

この症状は足首だけでなく、身体の様々な部分で起こる可能性もあります。

特に起こりやすい部位が肩であり、それ以外にも肘、股関節、骨盤、膝、つま先、踵でもよく起こります。

 

水が溜まるとどのような症状が起こる?

では、実際に水が溜まる(滑液包炎になる)とどのような症状が起こるのでしょうか?

滑液包炎には急性のものと慢性のものと2つあります。

急性の滑液包炎の場合は数時間から数日で痛みが発症し、患部に痛みや腫れを生じます。

症状が酷いと患部が赤く腫れあがる場合もあります。

感染症や痛風が原因で起こった場合は特に痛みが強く、患部が熱をもって赤くなることもあります。

滑液包炎を繰り返し発症、または患部を酷使するなどして炎症が起きている状態が長引くと慢性の状態となり、数ヶ月程度症状が治まらないこともあります。

場合によっては複数回再発することもあります。

このような状態になると、関節の線維化を起こし可動域の制限や患部の筋力の低下が見られます。

出来るだけ慢性化させない為にも、初期の段階でしっかりと治療し、対策を見つけることをオススメ致します。

滑液包炎の症状は人によって様々であり、痛みを伴う場合もあれば、痛みはなく腫れや赤みという症状が出たりする場合もあります。

特に足首の場合は症状に気づきにくい部分でもあります。

今現在、症状が出ていない方も関節に負荷を掛けていないか普段の生活を振り返ってみてください。

 

水が溜まらない対処法とは?

ここでは、水が溜まってしまった(滑液包炎になってしまった)場合の対処法とその後の対策をご紹介致します。

まず、滑液包炎になってしまった場合…

初期の段階では安静にしているだけでも症状は治まります。

痛みや炎症を起こしている場合は患部を冷やしてあげると良いでしょう。

特に痛みが酷い場合は患部を固定し傷がつかないようにすることで炎症は抑えられます。

この場合は医師の診断を受けて処置をしてもらいましょう。

これらの治療と同時に意識していただきたいのが、今後の対策として患部への負担を減らすことです。

せっかく完治しても、以前と同じようなことを繰り返してはまた症状が発症してしまいます。

スポーツでは足首に過度に負担が掛からないように、トレーニングや身体の使い方の見直しをしましょう。

また、正座やあぐらなど長時間同じ姿勢でいることで1か所に負担が掛かることは避けましょう。

姿勢を変えることが1番ですが、難しい場合はクッションを置くなどして関節に掛かる負荷を軽減させましょう。

また、滑液包炎の原因が感染症などの場合は早めに医師の診断を受け、治療をしましょう。

これらの対策以外にも足首への負担を減らすということを目的として、足首周りのストレッチをオススメ致します。

 

足首ストレッチ①

両脚を伸ばして座ります。

両手は後ろに付いたまま、膝をしっかりと伸ばした状態で両足の指でグー、チョキ、パーを作ります。

1つ1つの形をきちんと作りながら10回ぐらいを目安に繰り返しましょう。

 

足首ストレッチ②

両脚を伸ばして座ります。

両手は後ろに付いたまま、膝をしっかりと伸ばした状態で右足首を曲げます。

この時、左足首は伸ばします。

足首の曲げ伸ばしを左右ゆっくり入れ替えながら、10回ぐらいを目安に繰り返しましょう。

 

足首ストレッチ③

両脚を伸ばして座ります。

両手は後ろに付いたまま、膝をしっかりと伸ばした状態で足首を回します。

この時に回す方向は内から外に向かうように回します。

ゆっくりと大きな円を描くように10回ぐらいを目安に繰り返しましょう。

 

まずはこの3つのストレッチを行ってみましょう。

 

足首の関節に水が溜まった!それって滑液包炎なの!?のまとめ

今回ご紹介しました「滑液包炎」という症状は、未然に防げる症状の1つでもあります。

ぜひ1度、普段の生活習慣や運動時のことを振り返ってみてください。

知らず知らずのうちに負担を掛けていることがあるかもしれません。

そして、症状を起こさない為にも今から出来ることを始めてみてはいかがでしょうか?

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