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貧血だと診断されヘモグロビン数値が8.4。この後どうなる?

      2016/09/10

貧血だと診断されヘモグロビン数値が8.4。この後どうなる?

健康診断の血液検査の結果ヘモグロビン数値が8.4という結果。
貧血だと診断され、鉄分を取り入れる必要があるとのこと。
こういった診断結果が出た場合、どうしたら改善出来るのか、どうしてそうなってしまったのか考える必要があります。
貧血についてまとめますので、参考にしてください。

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ヘモグロビン数値が8.4は貧血

実際世の中に『自分は間違いなく貧血です』と自覚している女性は少なくないと思います。

日本人の約2割弱の女性は貧血だというデータがあります。

しかし、一口に『貧血』といってもいくつか種類があり、いろいろな症状が出ます。

一般的に、貧血を起こすと次のような症状になります。

・耳鳴り

・眩暈や立ち眩みで立っていられない

・動悸や息切れで苦しい

・疲れが溜まりやすい

・寒がり

・食欲が出てこない

・顔色が悪い

貧血の方は普通よりも血液を沢山流して体中に送ろうとして心臓や肺に負担がかかります。

そのため健康な方よりも疲れやすくなります。

普通なら何でもないような動作や運動程度で動悸、息切れを起こすことがあるのはこういった理由からです。

また、貧血が進むと、皮膚や粘膜の赤みがなくなり、少し黄色がかってきます。

血色が悪い状態になりますので、目に見えるほど色が違っているということは相当な貧血だと予想されます。

貧血の中でもずっと立ちっぱなしでいて倒れた場合は脳貧血と呼びます。

貧血という名前はついていますが、あくまで一時的な血圧の変化によるものであって、貧血とは根本的に違います。

貧血には急に倒れるというイメージがあるようですが、突然倒れたことが一度もなくても他の症状が多くあれば貧血の可能性があります。

血液検査ではヘモグロビン数値が良く判断基準として取り上げられます。

正常な女性は11.3から15.2が正常範囲です。

つまり8.4といった一桁数値はかなり少ないと言えます。

 

8.4という数値は命とりか?

ではヘモグロビン数値が少ない場合、どれだけの問題が考えられるのでしょうか?

8.4といった数値の場合、正常値の真ん中からするとおよそ3分の2に該当します。

そもそもヘモグロビンのことをご存知ですか?

ヘモグロビンは血液の中に含まれるたんぱく質の一種で酸素と結合し運搬する役割があります。

簡単に言えば、全身に張り巡らされた血管という道路をひっきりなしに走る運送トラックだとイメージしてください。

正常値の場合、トラックの台数も多く法定速度で走っても十分運搬でき在庫を切らすことがないのに対し、少なすぎる場合、トラックの台数が少ないので在庫を切らさないようにするには、スピードオーバーし続けてオーバーヒートするまで走り続けなければなりません。

するとすぐに限界を迎えて、会社(心臓)は破たんしてしまいます。

またはトラックが末端の集落まで荷物(酸素)を届けられないために、疲労回復できなかったり、最悪死んでしまいます。

このようにヘモグロビン数値が8.4といった一桁の場合、順序はバラバラですが、色々なところに負担がかかり、問題が発生するのです。

このヘモグロビンですが、生成に鉄分が必要です。

良く貧血には鉄分と言われるほど大切なことですね。

ほとんどの貧血がこの鉄不足による鉄欠乏性貧血と言われています。

この貧血は適切な治療をすれば完治するため、それほど心配することはありません。

 

8.4という数値になった原因は?

ヘモグロビン数値が8.4になるのは以下の病気の可能性があります。

【鉄欠乏性貧血】

鉄欠乏性貧血では、先ほど書き出した一般症状が段々と表れてきます。

その他に口の中の粘膜や下まぶたをひっくり返すと白っぽく見えるなどの症状が見られます。

また、重度の貧血が続いてしまうと爪が反り返ったり、もろく折れたり欠けたりしやすくなります。

鉄欠乏性貧血の原因として以下の原因が考えられます。

①鉄摂取量の不足

欠食や偏食、無理なダイエット、外食ばかりしたり、インスタント食品で済ますといった食生活の乱れなどが原因になり、鉄や栄養素が不足してしまいます。

②鉄需要の増加

妊娠中や産後の授乳期は胎児の成長や母乳分泌に鉄が多く必要になるので、鉄分不足が起こりやすくなります。

また、思春期の女子は急激な成長に伴い大人の身体に変わっていくことで血液量が増加し、さらに鉄の需要も増加するので貧血になりやすい時期です。

③過剰な鉄流出

月経時の出血や潰瘍、痔、ガンといったことが原因で消化管が出血して鉄分を失います。男性の貧血は、まず消化管出血を疑います。

④吸収障害

手術による胃切除などにより胃酸の分泌が不足し、鉄の吸収量が落ちてしまいます。

 

その他の貧血の原因

鉄欠乏性貧血以外にもヘモグロビン数値8.4という貧血になることが考えられます。

 

【再生不良性貧血】

血液を作っている骨髄の働きが低下したために起きる貧血です。

赤血球、白血球、血小板など血液が作られなくなる病気です。

鉄分を沢山摂取してもトラック製造工場が閉鎖してしまった状態です。

 

【悪性貧血(巨赤芽球貧血)】

赤血球がつくられるときに主要な鉄分ではなく、その他に必要なビタミンB12や葉酸が不足して赤血球が作られないためにおこる貧血です。

・ビタミンB12欠乏性

ビタミンB12の吸収には胃液が必要なのですが、手術によって胃切除をした場合には、胃酸分泌が低下し、吸収量が落ち欠乏が起こります。

胃切除後約5年で体内に貯蔵されていたビタミンB12はなくなってしまうそうです。

・葉酸欠乏性

普通に食事をしていればほとんど考えられませんが、極端な偏食や大酒飲みの人に稀にみられます。

 

【溶血性貧血】

赤血球はずっと使われていくのではなく入れ替わっています。

赤血球の寿命はおよそ4ヶ月と言われますが、赤血球の膜が通常よりも早く壊れてヘモグロビンが流れ出すことでおきます。

溶血性貧血では皮膚や目が黄色く見えるのが特徴です。

赤血球の膜が壊れる原因は様々ですが、マラソン選手や競歩などの有酸素運動スポーツ選手に良く起きることがあることが知られています。

 

以上のように貧血にも色々原因があります。

貧血は、さまざまな基礎疾患が原因となって起こるひとつの兆候だと考える必要があるでしょう。

貧血の6割~8割が鉄欠乏性貧血です。

鉄欠乏性貧血は食事の影響が大きく、食事療法が有効な治療手段となってきます。

 

貧血予防に採りたい食事

貧血の代表的な鉄欠乏性貧血を改善予防するために食事を見直しましょう。

当たり前ですが、一日三食バランス良く食事をしましょう。

簡単に言えば、偏食、間食、夜食など時間や質を見直すことです。

ダイエットのために食事制限をしたり、朝起きるのが遅くて朝食を抜くといったことは、特に女性にとって原因となりやすいので注意してください。

外食やインスタント食品も出来る限り控えるようにkしましょう。

バランスの良い食事とは

・主食から炭水化物【ご飯、パン、めん類など】

・主菜からたんぱく質【魚介類、肉類、卵、大豆製品など】

・副菜からビタミンやミネラル【野菜類、海そう類など】

・その他として乳製品や果物類

といったことです。

ヘモグロビン数値が8.4と低いのであれば、ヘモグロビンの材料になる良質なたんぱく質を積極的に摂ってください。

赤身のお肉や魚は一品は入れたいですね。

さらに鉄分を十分にとりましょう。

鉄分は良質な動物性たんぱく質やビタミンCと一緒だと吸収率が高まります。

造血効果のあるビタミン類を十分にとりましょう。

ビタミンCは、食品中の鉄が体で利用するために必要です。

野菜や果物にたくさん含まれています。

ビタミンB12と葉酸は、赤血球を作るために必要です。

ビタミンB12はレバーや魚介類、貝類、卵黄から、葉酸はレバーや卵黄、大豆、ほうれん草、ブロッコリーなどから摂取しましょう。

食材を挙げれば切りがありませんので、バランス良く色々な食材を食べることが理想です。

しかし毎食のレシピに困ってしまうのも悩みどころです。

そんな場合はサプリなどで補うしかありません。

出来れば食事で必要量摂取できるようになるといいのですがね。

 

まとめ【貧血だと診断されヘモグロビン数値が8.4。この後どうなる?】

貧血の診断で使われるヘモグロビン数値。

女性の正常値13前後です。

それが8.4といった一桁の場合、重症と診断されます。

現在そこまで不安なことがなかったり、症状が出ていない場合でも早期改善が必要です。

万が一何かあってからでは手遅れですから、医師の言う通りに行動しさらに自分自身でも出来ることを見つけてください。

この記事が参考になればと思います。

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