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悩んでいる方の助けになれば。寝る時背骨が痛い方へ。

      2016/11/09

悩んでいる方の助けになれば。寝る時背骨が痛い方へ。

寝る時に背骨に痛みを感じる方は普段から正しい姿勢で過ごしていますか?
背骨が痛いときはまず姿勢の崩れが疑われます。
さらに寝相やマットレスの固さも関係してきます。
睡眠不足は身体に諸所の不調の原因のひとつです。
その原因をなくすためにこの記事を書きました。

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寝る時に痛い背骨の形は

まずは背骨の形を思い浮かべてみましょう。

背骨は真っすぐ一列に並んでいるのではなく、横から見ると波を打ったアルファベットのS字を描いているのは想像できますか。

腰椎は前反り、胸椎は後反り、頸椎は前反りになっています。

これは生理弯曲と呼ばれる私達人間が二足歩行の進化の過程で獲得してきた独特な形状です。

この生理弯曲が私達の二足直立を可能にし、二足歩行や様々な立位動作が出来るのです。ではこの生理弯曲を崩してみましょう。

例えば、ずっと下を向くと頸椎はほぼ真っすぐに並びます。

首が疲れますよね。

みぞおちを下に向けると胸椎は後反りがさらに大きくなります。

胸が圧迫されて呼吸がしづらいですね。

股間を前に出すと腰椎は後ろに倒れます。

内臓が圧迫されて辛いですね。

このように背骨が私達人間が生まれながらに持っている形を逸脱すると様々な不調に苛まれるのです。

これと同じことが寝る時に起これば、不調や痛みの原因になることは明らかです。

違いは立位では足方向に重力を受け、寝る時は背中側全体に重力を受けることです。

人それぞれ普段の日常姿勢がどう崩れているかによって、症状は違いますが、寝る時に背骨が痛いと感じる方は背骨が不自然な形になってしまっていると考えられます。

 

背骨が痛い時、身体で何が起こっている?

それでは、寝る時背骨が痛いと感じる場合を細かく見てみましょう。

先ずは頸椎についてです。

頸椎は前反りが自然ですが、日常生活でスマホやパソコンを使う頻度が高いと頭は前に倒れる、あごが前に出るのが当たり前になります。

すると身体はその姿勢が当たり前になりストレートネックと称される真っすぐの並びになり、首の筋肉の疲労や神経圧迫などの症状を引き起こします。

この形は枕が高いと同じ状態になるのでさらなる症状悪化を辿ってしまいます。

反対に枕が低すぎてもストレートネックの癖がついている方は頭の重さで固まった筋肉が引き伸ばされ痛みを感じてしまいます。

横向きに寝る場合は首が真っすぐになる高さでないとどちらかに傾いてしまい寝違えのように起きた時に痛みが生じてしまいます。

次に胸椎ですが、ネコ背の形で筋肉が硬くなっている方は後ろに反り過ぎて飛び出した背骨に直接圧が加わるので、その圧迫による痛みを感じる場合があります。

ただこれは正しい胸椎の形の方向への圧ですので、さらなる不調は起こりにくいのではないでしょうか。

最後に腰椎ですが、寝姿勢で一番体圧の比重がかかる部分です。

普段から後ろに倒れてしまっている方はこの比重を寝ている間ずっと受けているので、血行不良に陥り辛いです。

逆に反り腰と呼ばれる前に反り過ぎている方は寝姿勢で腰の辺りに隙間が空き過ぎます。

すると大腰筋という腰椎と大腿骨をつないでいる姿勢を維持するための筋肉が伸びずに硬くなりやすく、腰痛やぎっくり腰を発症しやすくなります。

このように背骨は寝ている時も生理弯曲が崩れてしまうと寝る時だけでなく、起きたときにも不調に見舞われてしまうのです。

 

痛いのは寝具にも原因あり

先ほど説明した状態になれば、必ず不調や痛みが伴います。

普段から正しい姿勢を意識して日常生活を送っている方でも寝具が合っていないと生理弯曲が崩れてしまいます。

8時間の睡眠時間は一日の3分の1の時間です。

起きている時間に正しい姿勢をしていても、8時間の不良寝姿勢でトラブルに見舞われてしまいます。

その第一の原因として柔らかすぎる布団、マットレスが挙げられます。

最初に説明しましたが、私たちの背骨の生理弯曲は二足歩行への進化の過程で得てきました。

つまり足方向への重力に対する形なのです。

それが寝姿勢になると背中側へと重力方向が変わります。

すると内臓など各器官が収まっている体幹部が下へ落ちようとすることで、特に腰椎の辺りに一番負担がかかるようになってしまうのです。

布団やマットレスが柔らか過ぎると、その下へ落ちようとする胴体を受け止められず背骨の形が変わってしまいます。

このように普段の姿勢が良い方でも柔らか過ぎる布団やマットレスは背骨の痛みの原因になってきます。

反対に柔らかい布団やマットレスが合う方もいます。

それは反り腰の方です。

床の上に直接寝たときに腰がかなり浮いてしまうような方はおしりが沈み込むことで大腰筋の収縮による腰椎の引っ張りが弱まりますので効果的です。

このように寝具の固さにも注意することが寝る時背骨が痛い感覚を引き起こさないためには、かなりの重要ポイントとなってきます。

 

寝る前に出来る背骨ストレッチ

ここまで読んでいただけたら、背骨を生理弯曲の状態に保つことが何よりも大切だと分かっていただけたと思います。

ただ、それが何よりも難しいことです。

パソコンやスマホ、車の運転など短時間なら正しい姿勢を意識出来るかもしれませんが、私達の集中力の持続時間は30分と言われていて、それ以上続けると同じ姿勢をとることは困難になります。

背骨の形が崩れ痛いのは現代社会の宿命なのかもしれませんね。

それでは正しい背骨に導く簡単な方法としてストレッチを一つご紹介します。

仰向けに寝て肩幅の倍ほどに広げてバンザイしましょう。

足も腰幅の倍ほどに広げて伸ばしましょう。

あごをしっかりと引きましょう。

この姿勢のまま、鼻から吸い口から10秒かけて吐きましょう。

10セット繰り返していただき、そのまま眠りにつきましょう。

※出来れば、フローリングや畳、ストレッチマットなどの上で行ってください。

このストレッチをすると背骨が伸ばされる感覚が沸きあがってくると思います。

実際、繰り返すことで身長が伸びる方もでてくるでしょう。

背骨がリセットされる感覚が起きると思いますので、一度お試しください。

毎晩寝る時にやると効果的です。

普段から心がける背骨のかたち

日常生活でも姿勢に気を配りましょう。

正しい立ち方と座り方をまとめます。

 

立ち姿勢

足はかかとをくっつけてつま先を30°ほど開きます。

膝はつま先と同じ方向です。

おしりは緩めず引き締めます。

みぞおちを少し上に受ける意識で胸を張ります。

腕を少し後ろに引くようにして肩甲骨を背骨に寄せます。

あごを引き頭が空に引っ張り上げられる感じで首を伸ばします。

 

座り姿勢

足裏全体を地面につけます。

膝が割れないように内股に力を入れます。

おしりの筋肉を潰さないようにももの付け根で座ります。

みぞおちを少し上に受ける意識で胸を張ります。

腕を少し後ろに引くようにして肩甲骨を背骨に寄せます。

あごを引き頭が空に引っ張り上げられる感じで首を伸ばします。

 

表現の仕方は様々ですが、正しい姿勢を意識するポイントをまとめてみました。

この姿勢がきつい方は、背骨のS字が普段から崩れてしまっています。

まずは先ほどのストレッチを繰り返して各部位に刺激を入れて動きやすくしていきましょう。

この姿勢では身体の負担は少ないです。

寝る時に背骨が痛い方は、普段の姿勢の見直すポイントとして覚えてください。

 

まとめ【悩んでいる方の助けになれば。寝る時背骨が痛い方へ。】

寝る時に背骨が痛い原因は背骨の生理弯曲の崩れであるといった内容で書いてきました。

これ以外にも原因はあるとは思いますが、ほとんどの方はこの崩れが当てはまると思います。

快適な睡眠を得るためにも一度ご自身の身体を見直してください。

そのための参考にしていただければ、うれしく思います。

 - 背中 痛み