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背中の痛み。右側の場合に疑われる病気の症状や特徴。

      2016/11/09

背中の痛み。右側の場合に疑われる病気の症状や特徴。

背中の痛みは場所によって疑われる病気が違います。使い過ぎや姿勢の悪さが原因であることもありますが、内臓の病気のサインであることも多いのです。そこで今回は右側の背中の痛みに絞って原因や特徴をまとめてみたいと思います。

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右側の背中の痛みはなぜ起こる?

一言に背中の痛みといっても、その症状には色々なものがあり、中には重大な疾病がもとで引き起こされているケースもあります。

では、背中が痛む症状は、どういった場合にみられるのでしょうか。

一般的には、筋肉疲労などが原因のもの、長時間にわたり、無理な姿勢で作業していたり、スポーツで身体を酷使しすぎてしまったり、ストレスによるものが、原因になっている場合が考えられるかと思います。

背中の痛みの中でも、背骨より右側に痛みが出る場合には、胆石症、胆のう炎、腎結石、尿管結石、腎盂腎炎胃、十二指腸潰瘍、帯状疱疹といったような内臓の疾病が原因となって背中の痛みを引き起こしているケースが考えられるといえます。

先ほどあげた、胆石症、腎結石、尿管結石、腎盂腎炎胃、十二指腸潰瘍、帯状疱疹、それぞれの症状について詳しく述べ、背中の痛みプラスどういった症状があれば、この疾患の疑いが考えられるかについて、わかり易くまとめていきたいと思います。

 

右側の背中の痛みの原因①

胆石症

胆汁が胆のうの中に蓄積されて固まって起こる症状です。

胆汁は、肝臓から送り出されて、胆のう内で保存されていきます。

そして脂っぽい食事を摂った場合に胆汁は、十二指腸へと送り出され、脂肪を分解するサポートを行っています。

しかし、その胆汁が胆のう内で固形化してしまい、外へ送り出せなくなると激しい痛みを生じます。

これが胆石症です。

胆石症は、肥満体形の中年女性に多く見かけられる症状です。

胆石症の痛みの特徴としては、差し込むような鋭い痛みが、みぞおちから右上腹部にかけて現れ、その痛みは右側の肩から背中まで広がると言われています。

寒気を感じ、冷や汗や嘔吐、黄疸などの症状の他、39度以上という高熱も伴うケースもあるようです。

こうした痛みは食後5~6時間後に発症し、1~2時間続くともいわれています。

時間の経過と共に、痛みは一旦おさまりますが、胆石が取り除かれたわけではないので、何度も繰り返してしまうのです。

急膵炎などを招くケースもありますので、先にあげたような症状があれば受診しましょう。

 

胆のう炎

胆石が原因となって胆のうに炎症が起きてしまう場合を胆のう炎といいます。

胆のう炎には、急性のものと慢性のものがあります。

鈍い痛みが右上腹部や背中の右側にあります。

熱はありませんが胆のうがんの可能性も考えられるので、右上腹部に違和感を感じたり、鈍い痛みを食事毎に繰り返すようなら、病院で診てもらいましょう。

 

右側の背中の痛みの原因②

腎結石・尿管結石

腎臓で作られた結石が腎臓に詰まることを「腎結石」、尿管に詰まることを「尿管結石」と呼んでいます。

結石は10人に1人の確率でできるともいわれている症状です。

腎結石の状態ではあまり痛みがなく、右側の腎臓が詰まれば右側の背中や腰付近に鈍い痛みを感じる程度です。

一方、結石が腎臓から尿管に移行することによって起こる尿管結石では、転げまわるぐらいの激しい痛みをお腹から背中にかけて感じます。

嘔吐や冷や汗などの症状もあらわれ。男性では鼠径部や陰嚢、女性では外陰部にも痛みを感じます。

尿管を傷つけ出血に至るケースも多く、排尿痛、残尿感、頻尿など膀胱炎といった症状が見られるケースもあるそうです。

結石が体外に排出されてしまえば痛みも治まりますが、体内に欠片が残っている可能性も考えられる他、繰り返し引き起こされるケースもあるので、病院で定期的に検査してもらうようにしましょう。

尿管結石は主に、30歳以上の男性がかかりやすいようです。

 

腎盂腎炎

膀胱に入った細菌が尿の逆流などにより腎臓にまで達することで引き起こされる症状です。

横腹から背中にかけて痛む他、嘔吐や膀胱炎に似た症状(頻尿、残尿感、排尿痛)といった症状の他、微熱などもおこります。

早めに病院で受診することにより、抗菌剤の投与だけで治療することが可能な病気です。

 

右側の背中の痛みの原因③

胃・十二指腸潰瘍

ピロリ菌や、非ステロイド性抗炎症薬などの原因により胃や十二指腸の粘膜が破損することにより発症する症状です。

過大なストレスなども粘膜を傷つけてしまい潰瘍を引き起こす原因になります。

最初のうちは、みぞおち付近の痛みや、食欲がなくなったり、吐き気などの症状に留まりますが、そのうち悪化すると胃や十二指腸に穴ができ、腹部から肩、背中にまで痛みが及びます。

 

帯状疱疹

子どもの頃にかかった水ぼうそうが体内に隠れていて、ストレスなどが要因となり体内で再活動をはじめて引き起こされる病気です。

神経痛にも似た、針で刺すような痛みをずっと感じます。

最初のうちは水膨れのような症状がないので気が付きにくいかもしれませんが、時間が経つと赤い発疹が体の右側だけといった片方だけに帯のように現れてきます。

お腹や背中に、針を刺すような痛みを感じたら、帯状疱疹を疑った方がよいかもしれません。

高齢者ほど症状を悪化させやすいといわれています。

手遅れになる前に、早めに病院で診てもらうようオススメします。

 

右側の背中が痛い時の対処法

病気以外にも背中に痛みを感じるケースは数多くあります。

ストレスの蓄積によるものや、長時間にわたり無理な姿勢で作業を行っている、スポーツで身体を酷使してしまった、パソコンやスマートフォンの使い過ぎによる目の疲労、度が合わないメガネをしている、歯のかみ合わせが悪い、など背中が痛くなる原因には様々なものがあげられます。

疲労やストレスによる背中の痛みには、38度ぐらいのお湯に浸かり、ゆっくり体を温めるようにするのがオススメです。

浴槽内で軽くマッサージして血流をよくするようにするとより痛みの改善に効果的です。

ゆったりお湯につかってリラックスすることで気持ちも穏やかになれます。

度があわないメガネが原因かもしれないと思い当たる方は、眼科を受診して視力にあったメガネに換えましょう。

歯のかみ合わせの場合も同様に歯科を訪れて治療することにより背中の痛みも改善されるかもしれません。

以上、背骨より右側の背中が痛む場合について、色々と述べてきました。

単なる背中の痛みと一言で片づけてしまうのではなく、原因となる病気などがないかしっかりと症状を見極めて、病院を受診するなり、対応を考えるようにしましょう。

 

背中の痛みが左側まで広い場合

次に、右側以外の背中が痛むケースについても同様に考えていきましょう。

右側以外にも背中の痛みを感じるケースには、すい炎、すい臓がん、心筋梗塞、狭心症、子宮筋腫、子宮内膜症、腰椎椎間板ヘルニア、変形性腰椎症、腰部脊柱管狭窄症などの他、骨粗鬆症などといった症状が原因のケースも考えられます。

特に、左側中心に背中の痛みを感じる場合には、心筋梗塞、狭心症、すい炎、すい臓がんといった病気を疑った方がよいかも知れません。

このように、一口に背中が痛いといっても様々な病気がその背後に存在している場合が往々にしてあるものです。

たかが背中の痛みと簡単に考えて、タカをくくっていると後悔するかもしれませんよ。

放置していて手遅れになってしまい後々後悔することがないように、原因不明の背中の痛みに悩まされているようであれば、一度、病院へ訪れ、きちんと納得できるまで診てもらった方がよいかもしれませんね。

 

背中の痛みを見逃すな

右側の背中の痛みが強い、続くときは病院で診てもらう方が多いかもしれませんが、痛みが治まったり、軽くなったりするととりあえず様子を見たり放っておいたりするかもしれません。

ただ、上記で述べてきたように背中の痛みの原因は様々で内臓の異常を知らせるサインの可能性が高いのです。

そのサインを見逃さずに、検査をすることで健やかな生活を送ることが出来ると思いますので、面倒がらずに病院へ行ってください。

 - 背中の痛み