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脳梗塞になると後遺症が残りやすい。性格の変化や麻痺など。

      2016/09/09

脳梗塞になると後遺症が残りやすい。性格の変化や麻痺など。

脳梗塞など、脳の疾患ではたいていのケースで後遺症が残ります。身体的に麻痺が現れてしまったり、体は問題なくても記憶を無くしたり、性格が変わってしまったりと様々です。こういったことはリハビリすることで回復していくのでしょうか。今回は脳の疾患とその後遺症などをまとめてみたいと思います。

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脳梗塞の後遺症で性格が変わる!

脳梗塞になると後遺症で性格が変わってしまう?

そんなウソのようなことが起こるでしょうか?

はい、起こります。

しかも、確率は高いです。

ここに、よく散見される例をいくつかご紹介します。

挙げたものはすべて発症前と比較しています。

第一に、怒りっぽく、怒鳴るようになったりします。

第二に、大声で人を傷つけるようなことを言ったりします。

第三に、一つのことに根気強く物事に臨むことができなくなり、注意力が低下します。

第四に、小さな子どものような態度をとったり、言葉遣いになったりします。

第五に、自分以外の者や物事に対する興味がだんだんと薄れてきます。

ここに挙げたものは一部にしか過ぎず、もっともっと多様な性格の変化が見られます。

しかし、ご家庭で本人と接している家族からすれば短気な態度や言動は歓迎したくありません。

では、何があなたの家族の心を変えてしまったのでしょうか?

そして、脳出血や脳梗塞後に変わってしまった性格を元に戻すことはできるのでしょうか?

 

脳梗塞の後遺症の種類

脳梗塞は、脳の中枢を担う細胞がダメージを受ける病気のため、その後遺症も様々です。

梗塞状態が重度の場合は、死に至ることがありますが、血栓ができた個所によりもたらされる障害は異なります。

ほとんどの場合は後述の障害を引き起こします。

脳の運動機能に関連する部分が破壊されれば、手足の片側にマヒが残ることが予想されます。

脳の視覚中枢であれば、失明や視力低下などの障害が引き起こされます。

脳の知的中枢ならば、認知症などを招く場合もあります。

さらに、感覚障害、言語障害、失読、失書(字を書く行為そのものを忘れてしまう)、妄想や気分・感情の異常、記憶障害などの精神症状、尿失禁といった障害も見られます。

これらに加えて、次に示す情緒障害も起こります。

新聞や本を読まなくなった、テレビのチャンネルすら変えない、身だしなみに気を遣わなくなった、など自発性の低下があります。

さらに、会話力の低下、笑わない、すぐに泣きだす、夜間の徘徊、興奮状態などを引き起こすことがあります。

このように、脳梗塞の後遺症は私たちの健康と日常生活に多大な影響を与えるものです。

これらの後遺症の症状が出たら、性格が変わってしまったと誰でも感じますよね。

このような状態に陥らないために、普段から危険な信号を見逃さないことが重要です。

 

脳梗塞の後遺症で性格が変わったら周りはどうする?

これをお読みの皆さんに注意していただきたいのは、性格が変わってしまうような後遺症をもたらす脳梗塞のリハビリは、患者本人の希望や自分自身に対する尊厳があってこそ成立するもので、肉体的機能の回復を目指すためだけの運動ではありません。

リハビリを行う患者本人のモチベーションがリハビリへの原動力となるのです。

「下手に歩き回られて事故でも起きたら大変だし、以前より介護の負担が増えるのは困る」と主張して、リハビリを続けることに渋い反応をされた家族の例があります。

家族のこのような消極的対応が患者本人の回復意欲を削いでしまうかは想像に難くありません。

しかしながら、患者本人の意向をくみとり過ぎて、支える側の家族の生活の負担になってはなりません。

あくまでもケース・バイ・ケースですが、患者本人に介護施設に入所してもらい、家族は横からサポートするほうが、本人と家族の両方にとってはよい場合もあり得ます。

お住まいの地域のリハビリを支援するセンターや任意団体などをお調べの上、積極的に関わりを持たれていくことをお勧めします。

外部との交流によって家族のストレスの軽減を図ることが重要です。

 

性格はリハビリで元に戻るの?

脳出血や脳梗塞の後遺症で、患者本人の性格が変わってしまうことはよく見られます。

その主な原因は、高次機能障害と脳血管性認知症です。

前者は、脳の役割の中でも、記憶や言語、注意や認知などの言語機能が低下することを意味しています。

この障害には様々な種類があり、その中でも記憶障害や注意力が低下することで大きなストレスを感じ、感情の起伏が激しくなると言われています。

後者の場合は、脳梗塞後の後遺症として認知症になることを示しています。

この認知症が原因で性格が変わってしまうとされています。

変わってしまった性格が、元に戻ることもあります。

と言っても、結果は様々です。

元に戻る可能性は、高次機能障害の度合いにより決まってきます。

高次機能障害の自然回復がある程度見込めますが、それには血腫の吸収や脳浮腫の軽減などが大きなカギとなります。

完全に回復するのは難しいため、変わってしまった患者本人を受け入れることが重要です。

 

脳梗塞は再発しやすい

脳梗塞は、脳内の血管が詰まり、その先に酸素や養分が届かなくなり細胞が壊れることが原因で起こる疾患です。

後遺症で性格が変わってしまうと何度も説明してきました。

これは、以下の4つに分類できます。

アテローム血管性、心原性、ラクナ梗塞、その他です。

命を取り留めてマヒや様々な障害を残す疾患で、時に命を落とすこともあります。

この病気は、再発することが多い疾患でもあります。

原因として、糖尿病や高血圧、高脂血症などといった生活習慣病と深い関わりがあります。

これらの疾患が動脈硬化症を引き起こし、脳梗塞につながる要因となります。

再発防止のため発病後、薬物療法を継続するとともに、日常生活に潜む危険因子を除く必要があります。

具体的には、運動や水分補給、食事、喫煙、肥満などが危険因子となります。

先に挙げた危険因子の中で、脳梗塞の発病に大きな影響を与えるのが食事です。

予防に良い食品(抗酸化成分を多く含む食品、青魚、食物繊維を含む食品)を多く摂り入れ、悪い食品(コレステロールを多く含むもの、インスタント食品、塩分の多い食事、糖分の多い菓子や清涼飲料水)は控えるようにしましょう。

一度、医師や栄養士に相談してみてください。

 

何よりも早期発見できることが大切です

日本人の2人に1人の割合で発症していると言われているのが生活習慣病です。

悪性浮腫や高血圧、糖尿病、脳梗塞など実に様々なものを総称して生活習慣病と呼びます。

食生活の欧米化や運動不足が関わっていると言われています。

このため1日3食バランスよくいろんな食材を摂取し、定期的な有酸素運動を行うことで予防することができます。

長く続けるコツは、適度に食べたいものを食べる日を設けたり、運動を休む日を設けることです。

ここで生活習慣病の脳疾患の中で、最も多い脳梗塞に焦点を当てていきます。

脳梗塞は、脳の血管がせき止められたり、破れてしまい脳の細胞が死んでしまう病気です。

後遺症で性格が変わるだけでなく生死に関わる病気ですので、前兆を知っておきましょう。

その特徴として、片方の手足だけが痺れる、字がうまく書けない、物をすぐにおとす、足がもつれる、ろれつが回らないなどの症状が見られます。

これらの前兆が現れた場合には、早急に病院で検査を受けましょう。

脳梗塞は前兆がない場合もあるので、定期的に脳ドックや健康診断を受けることが大切です。

 

脳梗塞の後遺症で性格が変わっても受け入れて

脳梗塞の後遺症で性格が変わるのは、この記事を読んでいただいた方なら納得できたと思います。

まずは脳梗塞になっても助かったことを喜びましょう。

そして、性格が変わってしまってもそれを受け入れてあげましょう。

そこからまた新しい関係性を築いていけば良いのだと思います。

またリハビリで回復出来る道があれば、同じ目標を持って進んでいきましょう。

とにかく焦りは禁物です。

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