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手を骨折したら入院したほうが安心!実際のところどうなの?

      2016/12/21

手を骨折したら入院したほうが安心!実際のところどうなの?

手を骨折した場合、骨折の度合いによっては入院を勧められるようです。
利き腕だと何もできないことも考えられますし、手に血やむくみが溜まらないようにする安静方法も限られています。
実際のところ、手を骨折した場合、入院になる基準、入院時の流れなど様々な視点でまとめていきたいと思います。

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手を骨折したらどれくらい入院する?

一口に「骨折」といっても、その部位から程度、症状はピンキリです。

そのため、入院期間もケースバイケースになります。

平均的な入院期間を算出することは至難の業です。

入院期間は、主に骨折した部位と症状によって左右されます。

具体的には、検査入院のように1日だけの入院となる場合もあれば、1年以上の入院が必要な場合もあります。

一般的に、骨折で1か月以上の入院を要するならば、それは骨折のなかでも重症の部類に入ります。

また、大型トラックに跳ね飛ばされ、頭蓋骨骨折および脊髄損傷、という非常に最悪の骨折ケースもあります。

手や腕や鎖骨付近の骨折であれば、比較的回復が早いものの、足や頭蓋骨あたりを複雑骨折してしまった場合には、1か月単位での入院を覚悟しておく必要があります。

さらに、ボルトで骨折部位を補強する手術を受けた場合、退院後も再入院をし、ボルトを除去する手術を受けることが必要です。

そのために、入院が長期化することもあります。

 

手を骨折しているかの診断方法は

病院では、まず視診によって腫れ具合や痛みの場所を確認します。

その後、レントゲンを用いて、実際に骨折があるかどうかを確認します。

より詳細に検査する場合には、CTが用いられることもあります。

さらに、骨折した骨が皮膚を突き破ってしまいっている「開放骨折」の場合では、緊急手術が必要となります。

手術が不要であり、ギプスを使用する場合、外すタイミングは約4週間です。

もしも骨折に転位がある場合には、ギプス使用に先立って「徒手整復」とよばれる施術をします。

これは、レントゲン室で骨を透視する特殊なテレビモニターなどを用い、皮膚の上からずれている部分を戻すという技法です。

ほかにも、「フィンガートラップ牽引整復法」とよばれる、指にサックをつけて上から吊るすように引っ張り上げ、腕には重りをつけて上下に引っ張り合い、手で折れた位置を元に戻すようにする方法も利用されます。

骨折した患部を手で直接触るのに痛みが伴うため、部分麻酔での対応となる場合が多いです。

他方、手術では、プレートと数本のスクリューを使って固定をします。

術後には、ギプスでの固定は必要なく、入院しながらリハビリが早期開始できますので、関節や筋肉の衰えを防ぐことが出来ます。

もっとも手術治療をしても、骨がくっつくまでの期間には大差がありません。

注意する期間はギプス治療の時と変わらないので、注意してください。

 

手を骨折したら全身麻酔で手術

意外に思われるかもしれませんが、手の手術であっても、全身麻酔で行われます。

実は、手というのは血流が良いため、メスを入れることによって血が多く流れます。

そして、手には細かい神経や腱が多くあり、複雑な構造をしています。

そのため、施術部位が血まみれになり、大切な神経や腱を傷つけてしまうおそれが高いのです。

これを防止するために、腕の付け根に止血帯と呼ばれるものを巻いて手の血流を止め、出血しない状況で安全に手術をする必要があります。

もっとも、この血流を止めるという施術が結構痛いのです。

そこで、痛みを伴わず、かつ血流を止めて安全に手術をするために、全身麻酔が必要となります。

施術の部位や患者さんの状態等によっては、腕1本にのみに麻酔をする「伝達麻酔」と呼ばれる方法がとられることもあります。

しかし、この方法では効果が不十分であったり、手術時間に制限ができたり、さらには止血帯に痛みが生じることがある、などの問題があります。

そのために、全身麻酔が推奨されており、この方法をとる病院が非常に多くなっています。

 

通院か入院でリハビリを開始

日常生活で頻繁に使用し、欠かすことのできない手指による動作。

これが行えないと非常に不便ですし、リハビリを怠ったことにより回復が遅れるのも生活に支障をきたします。

そこで、手を骨折したらギプスによる治療の場合も手術による治療の場合も同様に、手術当日から早くも手指・肩を自力で動かす運動を取り入れます。

これは、関節の拘縮を予防するためです。

ほかにも、腕を意識的に上げ、手首を心臓部まで上げることにより、手の腫れを予防するための運動も取り入れます。

自身で行う自動運動により、静脈を心臓に戻すためのポンプの働きを正常にし、血流改善や腫れを防ぐことが可能になります。

術後2日目頃からは、手の関節を用いたリハビリを開始します。

この時期に合わせて、医療用粘土やボールを用いて手を動かす運動を行ったり、日常生活の中で取り入れる作業を積極的に行うことによるリハビリも指導されます。

これを、「関節可動域訓練」と呼びます。この運動を行うことにより、手関節の拘縮を予防し、同時に手首の可動域を復活させることに効果的です。

骨折の度合いにもよりますが、術後入院しながらリハビリをする方もいれば、術後はそのまま帰宅し、スケジュールに合わせて通院でリハビリをする方もいるようです。

 

手の骨折はどれだけ種類があるの?

手の骨折で、特にスポーツ中によく起こる骨折が、「中手骨骨折」と呼ばれます。

手の甲が腫れ、指を曲げる動作に支障が出るとともに、握りこぶしを作った際にこぶしの山がはっきりと見えなくなるといった症状がでるのが特徴です。

他にも、「中手骨幹部骨折」とよばれるものがあります。

物が手の甲に当たるなど、強い力が直接骨に加わったり、手をひねる力が加わったりすることが原因となります。

症状としては、手の甲が著しく腫れ、痛みのために指を動かしにくくなります。

さらに、「中手骨基部骨折」と呼ばれる骨折もあります。

これは、打撲など直接に外力を受けた場合に生じる場合が多いです。

腫れや痛みがあっても、指を動かすことはできるうえ、外観上は変形などが目立たないため、打撲や捻挫と素人判断しがちですが、実は骨折であったというケースが多く報告されています。

最後に、「中手骨頚部骨折」とよばれるものがあります。

この骨折の多くがパンチ動作で発生するため、「ボクサー骨折」とも呼ばれます。

こぶしを含めた手の甲の先端部分が腫れ、痛みのために指を動かしにくくなります。

屈曲変形の程度により治療法が異なるので、中手骨の側面から撮影したX線写真を用いて、変形してしまった角度を正確に調べることが重要になります。

どれも骨折の度合いで入院が必要になることがあります。

 

医師の判断に従い素直に入院しましょう

手の骨折だからと甘く見ないで、早期に病院を受診し、症状によっては素直に入院することが大切です。

治療が遅れると、骨が正常にくっつかない場合もあります。

ある方が手を骨折された時の経過を紹介します。

まず、医師によるレントゲン検査で、骨折した手首の骨がずれてしまいひっかかっているため、手術が必要となりました。

手術室に入りモニターをみると、そこにはなんと、透き通って骨が見えている自分の手が映し出されていたのです。

まるで映画みたい、と思ったのも束の間 局所麻酔がされました。

その後、恐ろしく太く長い針を手頸に突き刺し、ずれた骨をグリグリと移動させていきます。

麻酔をしているにも関わらず、効きにくい体質であったのか、これが本当に痛いのです。

絶叫ものでした。

手術がおわり処置室に戻ると、ギプスへの固定に移りました。

その後、しばらく入院することを勧められましたが、諸事情で入院を固辞。

そのため、お医者さまからは「とにかく安静にして、手を心臓より上に上げて吊っておいて下さい」との指示が。

しかし、自宅では吊る場所もなく。安静にもしていられない。

その結果、案の定骨折部位が疼き、熱を帯びた上にむくみでパンパンになってしまいました。

術後の経過観察のため来院した際に、痛み止めを余分に処方していただきました。

先生曰く、「だから入院したほうがいいのに!」でした。

痛い思いをして治りも遅いのならば、素直に入院すればよかったと後悔しています。

 

手の骨折は治療だけで終わりではありません

ここまで読んでいただいた方ならお分かりでしょうが、手を骨折して治療し、骨がくっついたらお終いという訳ではありません。

何といってもリハビリが大切です。

骨がくっつくまで固定していたら、筋肉は萎縮し固まっています。

それを元の動きまで戻すまでがまた大変なのです。

入院の心配はお金の心配だけです。

それよりもそのあとのリハビリをどう過ごすかをしっかりと計画立てていってくださいね。

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