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足の甲の骨が変形する病気。リスフラン関節ってなに?

      2016/11/22

足の甲の骨が変形する病気。リスフラン関節ってなに?

歩くと足の甲がズキズキしたり、何かが触れると痛かったりした場合、もしかしたら骨折や骨が変形していることがあります。
どこかにぶつけた記憶がなければ、歩き方や足の形が原因かもしれません。
リスフラン関節症、関節捻挫という病気を聞いたことありますか?
今回は足の甲の骨の病気や怪我についてまとめてみます。

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足の甲の骨が変形しやすいリスフラン関節とは。

足の甲の中心にある関節をリスフラン関節と言います。

体重による衝撃を吸収するため形はアーチ状であり、歩くのに大切な関節となっています。

しかしリスフラン関節を痛めてもしばしば足首の捻挫と間違われやすいので放置することが多く、放置することで変形したり骨折したり症状が悪化してしまうこともあるので注意しましょう。

リスフラン関節捻挫の症状の特徴は足の甲に出ます。

足の甲が腫れますし、体重をかけたきに足の甲に痛みますし、痛むことで普通に歩くことが困難なってしまうことがあり、その場合は足を引きずるような歩き方になります。また、つま先立ちをしたときに足の甲に強い痛みを感じます。

リスフラン関節を痛める原因は体重をかけすぎることです。

スポーツによっては体重をかけることが多いこともあり、たとえばランニングでもリスフラン関節を痛めることがあります。

スポーツしない人でも重い荷物を頻繁に持つ人や、女性だとハイヒールで足の甲に負担をかけてしまう人が多くいます。

 

足の甲のリスフラン関節捻挫の治療法

足の甲の関節であるリスフラン関節を捻挫したときの治療方法は変形や骨折したときと同じように保存療法となります。

つまり手術をせずに治療を行って、症状の緩和や改善を主眼にして治療していきます。

痛みを強く感じる場合は安静にするのが良いでしょう。

安静することによって回復も早くなります。

また安静にするために病院で治療することがリスフラン関節治療の基本となります。

病院での治療法としては、ギプスで固定することが多いです。

病状が軽いときや痛みが少ないときはテーピングやサポーターで固定することもあるのですが安静にすることが第一なのでギプスで固定するのが普通です。

それから、1ヶ月ほどリハビリを行います。

松葉杖を使用して足に負担をかけないように生活します。

その他の治療としてはアイシングをしますし、鎮痛薬として湿布や塗り薬を処方してもらうこともあります。

治療期間は、日常生活に戻るまでは約3週間、スポーツを再開するまでは2ヶ月や3ヶ月ほどかかります。

 

足の甲の骨が変形するリスフラン関節症

変形性リスフラン関節症はリスフラン関節の一部が突起あるいは亜脱臼することです。

リスフラン関節というのは足の甲にあるアーチ状の骨の関節です。

変形性リスフラン関節症になると靴を履くだけで痛みが生じることがあります。

また神経が圧迫されることでしびれが生じたり触られた感覚が鈍くなる知覚鈍麻を起こしたりしてしまいます。

原因は様々あると考えられており、外的要因としては外傷がありますし、その他にも、外反母趾、偏平足、ハイヒールが原因になるとされています。

外反母趾や偏平足によって足の親指の力が弱まってしまって、つま先が外へ向いて歩行時に脚がねじれてしまいます。

そうなると足の内側に負担がかかり、親指につながる中足骨である第1中足骨が足裏方向に亜脱臼しやすくなります。

女性に多いハイヒールでは足の甲を高く持ち上げた状態で体重をかけてしまうことで歩行などの負担が第1中足骨へ集中して、こちらは足の上方向に亜脱臼しやすくなります。

 

足の甲の変形性リスフラン関節症の治療法

変形性リスフラン関節症の治療は原因である外反母趾や偏平足を改善しながら関節の突起または亜脱臼を治療していくことになります。

代表的な治療法としては靴を用いた治療、そしてテーピングを用いた治療があります。

靴を用いた治療では、専用のインソールを靴底に敷きます。

そのことで足裏にかかる圧力を分散させて患部への負担を和らげます。

そのとき、突起した骨が靴に当たって痛みを生じることもありますが、足の甲が靴に当たらないように開発された専用の整形靴で靴を履くことの痛みを軽減されられます。

テーピングよる治療では、変形している箇所を中心にして前後2ヶ所にテーピングを行います。

足首に近いほうは外側向け、指に近いほうは内側向けにテーピングすることで、つま先の傾きを自然に開いた形に戻します。

それから、足の甲のアーチを固定するためもテーピングを行います。

親指・内くるぶし・かかと・外くるぶしと順に通るようにテーピングを行って親指の付け根まで戻れば完成です。

変形性リスフラン関節症の治療は1ヶ月ほど行います。

その後さらに1ヶ月かけてリハビリします。

それでも改善が見られない場合は手術して骨の突起した部分を切除する方法もあります。

しかし手術は入院が必要ですし完治までの時間も長くなってしまいます。

 

足の甲の骨折も考えられる

リスフラン関節脱臼骨折は、足の甲の関節であるリスフラン関節の骨折に加えて脱臼している状態のことです。

足の人差し指につながる第2中足指に起きやすいと言われています。

つま先への大きな負担や事故によって起きて、変形を通り越しリスフラン関節が脱臼することでその衝撃に耐え切れず中足骨が骨折してしまうのです。

リスフラン関節脱臼骨折になると痛みでつま先に体重をかけることができず、かかとに体重をかけて歩行するようになります。

リスフラン関節脱臼骨折の治療は、手術による治療が一般的です。

脱臼骨折した箇所を元の位置に牽引して、キルシュナー銅線という専用の道具で固定します。

だいたいは6週間の固定が必要になります。リハビリは手術後からで、つま先に体重をかけることはできませんが、かかとに体重をかけることで歩行することができます。

その場合は安全のために松葉杖を使って歩行してください。

固定する関節は一部なので足の指や足首をゆっくり回してストレッチすることもできます。

固定期間が終わると埋め込んだキルシュナー銅線を取り除いて足底板を使って足に体重をかける訓練して完治を目指すことになります。

早く治すためには固定期間につま先に体重をかけないことが大切です。

 

リスフラン関節を変形させないために

変形性リスフラン関節症の原因のひとつである偏平足を改善するエクササイズを紹介します。

足指の5本でタオルをしっかりと「掴む」、「持ち上げる」、「離す」、という3つの動作を行うだけです。

X脚やO脚気味の人は、膝が内側や外側に傾いてしまうのでまっすぐ前に膝を向けるように気をつけましょう。

「掴む」動作で、足底の長母趾屈筋と長趾屈筋を使ってぎゅっとタオルを掴みます。

「持ち上げる」動作で、前脛骨筋や後脛骨筋が働いて足のアーチを高くするようにタオルを持ち上げます。

「離す」動作で、パっとタオルを離して親指を開く母趾外転筋の力を引き出します。

それぞれの動作は丁寧に行いましょう。

一つの動作につき5秒ほど静止することで効果的なトレーニングとなります。

最初は左右10回でも良いです。

目標は10回を3セットとなります。

効果が現れるのはだいたい2週間後からです。

10回を3セット行うことで足のアーチが高くなり偏った足指の骨や偏平足が改善されたことが実感できると思います。

また「離す」動作をスムーズにするマッサージもあります。

母趾内転筋の筋肉の向きは真横と斜め方向なのでそれとは直角に指で押してほぐしていきます。

そのマッサージは外反母趾にも効果があります。

 

足の甲に違和感を感じたら

足の甲に痛みがあったり腫れているときは、まずは安静にしましょう。

痛みが我慢できるからといって日常生活や運動を続けると、症状が悪化することが多いからです。

足の甲のリスフラン関節が痛くなる、変形する原因は、足裏を正しく使えていないから、長時間体重をかけてダメージが蓄積するからです。

足に合った靴を選んだり、冷やしてみたりしましょう。症状が改善しない、もしくは悪化した場合は、すぐに整形外科を受診することをオススメします。

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