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生理前の頭痛や目の奥が痛い原因はPMS(月経前症候群)

      2016/11/16

生理前の頭痛や目の奥が痛い原因はPMS(月経前症候群)

生理前に起こるイライラ、頭痛、目の奥が痛いなどの不快な症状。
女性ならではの悩みですよね。
そんな辛い症状、我慢してませんか?
その症状の原因はPMS(月経前症候群)かもしれません!
今回はPMS(月経前症候群)についてご紹介したいと思います。

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生理前の頭痛や目の奥が痛い原因

月経前症候群をご存知でしょうか。

PMSとは、腹痛や胸の痛み、眠気、頭痛や目の奥の痛み、イライラしたりといった様々な不快症状が生理前の1~2週間ぐらい前から起こるもので、月経が始まるとこの様な症状が消えていく、又は軽くなるという周期的な症状があるのが特徴です。

PMSの中でも自分の感情のコントロールが上手く出来なくなる、情緒不安定などの精神的な症状が特に強く、日常生活にも支障をきたすような症状を月経前不快気分障害(PMDD)といいます。

不快の症状も人によって様々ですがその頻度は有経女性の50~80%といわれ、ほとんどの女性が何かしらの不快症状を感じていると言われています。

こういった症状を持つ方の全てが治療が必要というわけではありませんが、男性や閉経後の女性にも起こる症状でもあり、症状は多岐にわたります。

人によっては調子の良い日が月経後の1週間しかないというような深刻な症状に悩む場合もあり、不快症状の種類や重さには個人差があります。

又、原因としては排卵後の女性ホルモンの変化が関係していると考えられており、多くの女性が悩んでいる症状です。

PMSやPMDDは月経周期に伴って症状が起こったり、なくなったりすることが特徴ですので、月経の周期に関係なく精神的、肉体的な症状があるような場合は、他の病気との区別をする必要があるでしょう。

 

生理前の不快なPMS症状の特徴

月経前症候群と言われる生理前の不快な症状には様々なものがあります。

睡眠、ダイエット、栄養バランスなどの生活や環境の要因に加えて、生理が始まる1~2週間前に起こることでも分かるようにホルモンの変化がその原因に大きく関係しています。

生理前になるとプロスタグランジンという子宮の収縮を促して、経血を体外に出す働きをする物質が分泌されます。

このプロスタグランジンには腹痛や腰痛、胃痛、胸のハリや痛み、目の奥の痛みや頭痛など、様々な痛みを感じやすくさせたり炎症を引き起こす作用があるのです。

皮脂分泌が活発になるこの時期は、水分と皮脂のバランスが崩れて肌荒れやかゆみ、ニキビ、吹き出物などもできやすく、頭皮や皮膚などの肌トラブルが起こりやすくなりますので注意が必要です。

又、生理前に増えるプロゲステロンには子宮の収縮を抑える働きがありますが、それによって大腸の働きも弱くなる事で便秘になりやすくなります。

しかし、生理の直前になるとこのホルモンの分泌が減少し、今度は大腸の働きが戻って下痢になるなどホルモンの影響をうけて体調が変化します。

他にもこの時期は身体が妊娠に備えて栄養を蓄えやすくする為、食欲が増進したり甘いものが食べたくなるといった変化が起こります。

肉体的な症状だけではなくこのプロゲステロンによってセロトニンが減少する為、感情的になったり、不安定になるなどの精神的症状も引き起こしやすくなります。

 

生理前にPMSを引き起こす原因は女性ホルモン!

女性は月経周期の中で、卵巣から分泌されるエストロゲンとプロゲステロンという2種類のホルモンの量が変化します。

月経が終わる頃から排卵前にかけてはエストロゲンが、排卵後から次の月経が始まるまでの間にプロゲステロンが多く分泌されます。

エストロゲンが分泌されている時期は心身が安定しやすく、プロゲステロンが増える時期は比較的心身が不安定になりやすいといわれ、その症状が重くなるとPMSといわれるように、PMSの直接的な原因はプロゲステロンの過剰な分泌ともいえるのです。

目の奥が痛むような頭痛や身体の様々な不調、精神面でのイライラなどが生理前のPMSによるものかどうかは、プロゲステロンの分泌量が多い時期と症状が起こる時期が重なっているかということでも判断が出来ますが、ホルモンの分泌量を自分で測定する事は中々出来ない為、自分で簡単に把握する為の方法として基礎体温を測ってみる事をお勧めします。

基礎体温の正しい測り方には幾つかの注意点があり、毎日同じ条件で根気よく続けることが大切です。

まず、毎朝同じ時刻に測ること。

朝目覚めたら起き上がらない状態で横になったまま、体温計を舌の下にはさんで体温を確認します。

体温を測ったらすぐに基礎体温表に記入し、それを最低でも3ヶ月は続けます。

その日の体調なども一緒にメモしておくと良いでしょう。

暫く続ける事で自分のホルモンの変化する時期や体調などが予測しやすくなります。

 

生理前の目の奥の痛みや頭痛を緩和する方法

PMSの緩和に向けては食生活の改善も大切です。

大豆イソフラボンが多く含まれる豆腐や味噌、納豆などの豆類や、マグネシウムの豊富なわかめや海苔、昆布などの海藻類、カルシウムやトリプトファンなどが多く含まれるごまやアーモンドなどの種実類、オリーブオイルなどの植物性油や玄米など精製していない穀類もお勧めです。

又、玄米や豆類、魚類などに多く含まれるビタミンB6はPMSの症状である目の奥の痛みや頭痛、イライラ、だるさといった症状に効果的です。

反対にあまり摂らないほうが良い食品は、コーヒーやお茶などに含まれるカフェイン、アルコールや加工食品などの添加物などで、塩分の摂りすぎもよくありません。

特に注意したいのは、身体が養分を取り入れようとするこの時期は食欲が増したり、甘いものが食べたくなったりしがちな点です。

イライラの原因ホルモンであるアドレナリンが放出されるまでには通常、食事摂取後、4~5時間かかりますが、生理前は3時間程度でアドレナリンが出てしまうことにより、体内に蓄えられた糖を血液中に放出することにより、イライラしやすくなったり、食欲が収まらないといった症状が出てしまうのです。

又、PMSの症状が出やすい生理前の2週間に入ったら、ウォーキングや、室内でのストレッチなど、出来るだけ身体を動かすようにしてみましょう。

身体の血液循環を良くしたり、ストレスの解消にも繋がり症状が和らいでいきます。

 

生理前の頭痛と起こった時の対処法

PMSの症状の一つにも挙げられる頭痛ですが、頭痛は大きく分けて偏頭痛(片頭痛)、緊張型頭痛、群発頭痛という3つのタイプがあります。

タイプによってそれぞれ対処法がかわりますのでそのポイントを紹介します。

まず女性に多く生理前に起こりやすいのが片頭痛です。

片頭痛は脳の血管が拡張して、近くの神経を刺激することにより起こります。

ズキンズキンと脈打つように痛む、運動したり寝過ぎたりする事で頭痛になる事が多く、頭痛になる直前に目がチカチカするなどの症状が出たり、光に敏感になるなどの症状が現れる場合があります。

片頭痛の場合は痛くなると感じた段階で早めに薬を飲んだり、痛い部分を冷やして血管の拡張を抑える事が有効です。

そして肩や首がこったり長時間同じ姿勢でいる事が多い人に出やすい頭痛が緊張型頭痛です。

偏頭痛の様な激しい痛みではなく、頭が重く感じたり首や肩のコリや目の疲れがあるなど血行が悪くなる事で起こるといわれます。

ストレッチで身体を動かしたりお風呂に浸かるなど血行を良くすることで改善されます。

ストレスが原因となることもありますので、身体をしっかりと休めることも大切です。

最後に痛みの激しさが大きな特徴の群発頭痛です。

激しい痛みが短時間で起こり、片方の目の奥がえぐられるように痛みます。

男性に多いとされ、涙や鼻水が出るなど自分で対処するのが難しい頭痛といわれます。

症状が出た場合は早めに頭痛外来を受診しましょう。

 

頭痛や目の奥が痛いけれど病院で診てもらえる?

どれぐらいの症状が出たら医療機関にかかるのが良いのか、迷うこともあると思います。

漢方や鎮痛剤、ピルやサプリメントなど、PMSの症状を軽減する様々なものを用いても日常生活や仕事に支障が出てしまうというような場合、婦人科を受診する一つの目安にしてみて下さい。

受診するタイミングは生理前のPMS症状がひどい時ではなく、自身の症状を冷静に話せる症状の落ち着いている時期に行く事をおすすめします。

どこにかかれば良いのかわからない場合、まずは近くの婦人科クリニックで、頭痛や目の奥の痛み、腰痛や眠気などの様々な身体面での苦痛や、イライラや感情のコントロールが難しいなどの精神面の不安などご自身のPMSの症状について相談してみましょう。

必要があれば大きな医療機関を紹介してくれると思います。

病院では様々な薬や科学的療法などでPMSの症状の改善に効果を出しているケースも見られますが、病気とは違い、根本的な治療というよりも医師や専門家からの指導や知識を得て、ホルモンバランスを整えて乗り切るための助言をもらうという気持ちで受診してみましょう。

 

辛い症状・・PMSは我慢しないで

生理前の不快な症状は、人によりさまざまとはいえ、とても辛いですよね。

特に頭痛や目が痛いなどの症状が出たときは、日常生活にも支障が出てしまいます。

頻繁に起こるようであれば、婦人科を受診して正しい治療をしていきたいですね。

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