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橋本病の血液数値・バセドウ病の血液数値の違いについて!

      2016/12/08

橋本病の血液数値・バセドウ病の血液数値の違いについて!

橋本病は甲状腺機能低下症の原因の一つです。

甲状腺機能低下症は放置しておくと怖い病気ですが、適切な治療を受ければ日常生活に支障のない病気です。

甲状腺の病気で橋本病と逆の症状のバセドウ病。

それぞれ、触診や血液の数値によって簡単に分かるみたいですよ。

自分の身体に違和感を感じている方、検査に行く際の参考にしてみるのもいいかもしれませんね。

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橋本病など甲状腺機能低下症とは

甲状腺機能低下症と呼ばれる病気の具体的な症状は、甲状腺が長い間炎症を起こしていることでホルモンの分泌が止まってしまい、全身にむくみやだるさが現れることです。

男女比の数値は圧倒的に女性が多いことで知られています。

健康診断を行うと、0.5%ほどの人がこれを患っていると見なされる数値が出るようです。

甲状腺機能低下症と聞くと「橋本病」を連想する人も多いようですが、必ずしも橋本病と結びつくわけではありません。

子供の場合は「クレチン病」と呼ばれますし、バセドウ病の手術を受けた後には甲状腺が上手く働かなくなることも珍しくありません。

何故このような症状に見舞われるのか、その原因は未だに判明していません。

ひとつの説としては「自己免疫性」であるという意見があります。

つまり身体を病気から守る抗体が正しく働かず、あらゆる器官や細胞を破壊していくせいで引き起こされるという考えです。

これを「自己抗体」と呼びます。

また親子など家族内で多く見られることがあるため、遺伝が関係しているとも言われているようです。

橋本病の診断は、触診と血液検査による数値

橋本病とは甲状腺に炎症が起こり、長い間続いたまま治らない病気のことを指しています。

そのほとんどは身体を守るはずの免疫が甲状腺を攻撃することが原因で引き起こされます。

男性よりも女性、それも40代くらいに最も多いと言われています。

症状が軽ければ甲状腺が腫れるくらいで済みます。

しかし酷くなると甲状腺が上手く働かなくなり、代謝能力が落ちるため、全身がむくんでくる上に疲れを感じやすくなり、便秘や皮膚がかさついてくるなど、様々な症状が現れます。

発症する年代が年代なので、原因が加齢であると思い込む人も多いため、少しでも怪しいと感じたら早めに病院へ行きましょう。

血液検査をしてもらえば、ホルモンの数値によって橋本病の疑いがあるかどうかの判断がつきます。

甲状腺の触診を受けると、どれくらい腫れているのか、硬さはどのくらいなのかといったことを調べてもらえます。

ちなみに全体が腫れていることが特徴ですが、もしどちらか一方に腫れが偏っていると、違う病気が潜んでいる可能性があります。

血液と合わせて抗体も調べることが出来ます。

いくつかある検査のうち、ひとつでも陽性と見なされれば橋本病です。

甲状腺が弱っていても、機能を改善させる薬があるので、そんなに心配する必要はありません。

まずは橋本病だと判明することが重要です。

橋本病の検査数値

自分の細胞が甲状腺を傷付けることで発症するという橋本病ですが、加齢と間違われることも多いようです。

では何をもって橋本病であると決定付ければ良いのでしょうか。

橋本病かどうかを判断するには血液検査を行い「抗サイログロブリン抗体(以下TgAb)」と「抗ペルオキシダーゼ抗体(以下TPOAb)」の2つの数値を調べる必要があります。

前者は400/ml未満、後者は50U/ml未満が基準値となっているため、これ以上の数値が出ると橋本病と見なされることになります。

橋本病にかかると甲状腺の機能が失われていくため、ホルモンがだんだん作れなくなり、最終的には分泌されなくなります。

このホルモンの数値はFT3とFT4の2つのタイプがありますが、どちらの量も減っていくことになります。

甲状腺のホルモンが減ると、引き替えに脳に備わっている脳下垂体という部分から「甲状腺刺激ホルモン(以下TSH)」と呼ばれるホルモンが大量に分泌されていきます。

これは甲状腺ホルモンを作り出す手助けをしてくれるためのもので、血液検査をすれば現在の数値が分かります。

こちらもまた一定の数値以上を示していると橋本病を発症している証拠になります。

橋本病と逆!甲状腺機能亢進症とは

バセドウ病とは甲状腺からホルモンが過剰に分泌されることで、甲状腺が腫れたり、脈拍が速く不規則になったり、眼球が飛び出すなどといった症状に見舞われる病気です。

ホルモンが減少することで引き起こされる橋本病とは逆の性質を持っています。

男性よりも女性の方がなりやすく、数値にすると10~20人に1人の割合となるようです。

バセドウ病のような甲状腺ホルモンの量が増えることで発症する病気をまとめて「甲状腺機能亢進症」と呼びますが、80%以上がバセドウ病であると言われています。

バセドウ病は体内に存在する免疫が甲状腺を刺激することで発症します。

この刺激する物質の中で、現在判明しているものは2種類です。

そのうちのひとつは「TRAb(TSH受容体抗体)」というもので、ホルモンの量をコントロールするためのTSH受容体がTSHとくっつくことでホルモンを作り出しています。

もうひとつは「TSAb(甲状腺刺激抗体)」と言い、こちらは何も介さず直接甲状腺に刺激を与えます。

どうしてこの2つが増えるのかは未だに分かっていないため、対処や対策を取ることが出来ないというのが現在の状態となっています。

バセドウ病の診断は、触診と血液検査の数値

橋本病と反対の要因で引き起こされるバセドウ病は、触診と血液検査によって判断することが出来ます。

バセドウ病の場合は喉が痛むことも、変なしこりがあることもありません。

もし甲状腺が腫れ上がっているなら全ての甲状腺機能亢進症をまずは疑ってみましょう。

血液を調べてもらうとホルモンの値やカルシウムの量などが具体的な数値となって表されます。

TSH受容体抗体やTSAbが陽性を示すこともあれば、代謝が活発に働いているとコレステロール値が低い数値となることもあります。

この他にラジオアイソトープ検査というものがあります。

聞き慣れない検査方法ですが、これは「確実に病気にかかっている」と決定付けるために行われる検査です。

やり方は最初に放射性ヨードのカプセルを飲み、24時間経ったら甲状腺の様子を見ます。

取り込まれた放射性ヨードの量によって重症かそうでないかが分かる仕組みとなっており、多ければ多いほど重いという意味になります。

もうひとつは超音波検査です。

超音波によって、甲状腺がどれくらいの大きさになっているのか、血の巡りは良いのか、別の腫瘍などは出来ていないかなどを確認します。

バセドウ病は食事制限で甲状腺ホルモンの数値に注意しましょう!

甲状腺ホルモンという共通の理由はあるものの、原因は正反対という橋本病とバセドウ病ですが、もしこのどちらかになってしまったら食事制限をすることでホルモンの数値をコントロールしましょう。

アルコールは摂っても構いませんが、飲み過ぎには注意して下さい。

また体調が良くないと感じたら控えましょう。

積極的に摂取するべきなのはヨウ素です。

ホルモンを作り出すための原料なので、ヨウ素が含まれている海産物、特に昆布とひじきを食べましょう。

ホルモンの量が増えていくバセドウ病の人には良くないのではと思うかもしれませんが、影響はまったくありません。

安心して食べて下さい。

とはいえこちらも量はほどほどにしておきましょう。

ただしアイソトープ検査を受ける予定がある人は、1~2週間ほどヨウ素を摂ってはいけません。

医師から詳しく説明があるかと思われますが、アイソトープを用いた検査や治療は体内のヨウ素の影響を強く受けるのです。

バセドウ病の症状が緩和されると、新陳代謝が活発になるためあっという間に空腹感を覚えます。

それでいて太りにくくなっているので、普段よりも食べる回数が増えるかもしれません。

しかし治療した後は元の体質に戻るため、同じ量を同じペースで食べていると、今度はみるみる体重が増えていくのでくれぐれも気を付けて下さい。

心配な時は、専門家を受診しましょう

いかがでしたか?

甲状腺の病気で有名な橋本病・とバセドウ病についてご紹介しましたが、甲状腺の病気はよく耳にするので、もし、自分であれ?と身体の異常を感じたら、病院で検査してもらいましょう!

血液検査の数値と触診で分かるなら、是非検査をしましょう!

検査結果で何もなければ、それはそれで安心ですよね。

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