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肺のレントゲン撮影で再検査になった!考えられる病気って?

      2016/12/26

肺のレントゲン撮影で再検査になった!考えられる病気って?

何気なく受けた健康診断の胸部レントゲン検査・・・。

受けたことも忘れていた頃に戻ってきた検査結果を見てみると、再検査!となっていたら驚くと同時に『一体なんの病気なの?』と不安になりますよね!?

今回は、考えられる肺の病気についてと、日本人のがんによる死亡原因のトップである肺がんについてお話します!

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肺の役割や機能って?

・肺のしくみ

肺は、体の胸の中にあります。

2つの肺が、心臓をサンドイッチのように、両側からはさみこんでいます。

人間は生きていくために、「呼吸」しています。

肺は、のど、気管と同じように、「呼吸器」の一部です。

肺の中には、木の枝のように広がる「肺胞」があります。

・肺のはたらき

肺のはたらきの主なものは、肺が主役になる呼吸と、心臓が主役になる「血液循環」です。

人間は呼吸によって、必要な酸素を体内に取り入れ、不要な二酸化炭素を体外へ排出しています。

一方で、血液循環によって、肺と心臓が連携し、全身の細胞に必要な酸素を引き渡し、不要な二酸化炭素を受け取っています。

最初に、鼻や口から吸われた体外の空気は、のど、気管を通って、肺の中のブドウの実のような肺胞に届きます。

肺胞は、空気の中の酸素を、血液の中に取り入れます。

この時、酸素は血液の中の「赤血球」と結合します。

血液は心臓に送られ、さらに全身の細胞に届けられます。

今度は、血液は、細胞から二酸化炭素を受け取り、心臓を通って肺胞に戻ります。

肺胞は、二酸化炭素を受け取り、口を通して体外に排出します。

・肺のレントゲン検査

健康診断、人間ドックのレントゲン検査では、肺の一部に、医師によって白い影が発見されることがあります。

肺結核や肺がんの恐れがあります。

必要ならば、再検査を受けましょう。

肺のレントゲン検査で要再検査・要精密検査になる確率!

◎要再検査・要精密検査となるのは、10人のうち1人以下

健康診断では、かならず胸部X線写真撮影が行なわれます。

胸部レントゲン検査とも呼ばれています。

この検査で、肺に異常陰影が発見されることがあります。

連絡を受けたら、そのまま放置しないようにしましょう。

不安にはなりますが、すぐに病気だ、入院だ、治療だということになるわけではありません。

まず必要なのは、同じ医療機関の検査を続けて受けているときは、以前のものと比較してもらうことです。

新しい陰影なのか、以前の陰影の残存なのか、あるいは以前からの陰影が拡大したものなのかを判断してもらいます。

新しい陰影である場合、あるいは以前の陰影が拡大している場合は、再検査になり、場合によっては治療が始まります。

以前の陰影の残存の場合には、問題はありません。

念のために、次回のレントゲン検査の日が決められて終わりになります。

健康診断は本来、健康な人に何か異常がないかをチェックするものです。

そのため、どうしても疑い深くなり「読み過ぎ」になりがちです。

実際はどうかというと、胸部レントゲン検査で異常と言われた人が、10人いたとします。

このうち、再検査によって本当に異常が確認される人は、6人くらいです。

さらに、詳しい検査や治療が必要になる人は、1人以下になります。

再検査必須!肺のレントゲン検査で見つかる病気①

肺のレントゲン検査では、肺結核、次いで肺がんがよく見つかります。

異常が見つかったら、再検査を受けましょう。

以下で、さまざまな肺の病気とその特徴について見てみましょう。

■肺野(はいや)の限局性の浸潤性陰影で見つかる病気

レントゲン写真では、普通は肺の部分は黒っぽく写ります。

その一部に白い陰影が写り、周囲との区別がはっきりしない場合です。

・肺結核

結核菌の感染でおこる病気です。

自覚症状はあまりありませんが、病気が進むと血痰、喀血が見られます。

・肺炎球菌肺炎やマイコプラズマ肺炎

肺炎球菌や微生物の一種のマイコプラズマ原因で、軽いかぜのような症状が見られます。

■肺野の孤立性陰影で見つかる病気

白い陰影が、周囲との境界がはっきりしている場合です。

・肺がん

すべてのがんの中で、死亡率がもっとも高いがんです。

よく見つかるのは、肺野の末梢部にできる腺がんです。

・転移性肺腫瘍

他の臓器のがんが、肺に転移したものです。

・結核腫

ほとんどは、手術をして初めて、肺がんとの区別がわかります。

再検査必須!肺のレントゲン検査で見つかる病気②

■肺野のびまん性の陰影で見つかる病気

肺のレントゲン写真で、白い陰影が、両方の肺に広がっている場合です。

再検査が必要です。

・肺結核

何らかの症状を放置しておいた場合に見つかります。

・特発性肺線維症

ほとんどは、わずかな呼吸困難が見られます。

・じん肺(ぱい)

仕事で粉塵を吸い込むことの多い人に見られます。

・肺胞たんぱく症

まれな病気です。

・肺好酸球性肉芽腫症(はいこうさんきゅうせいにくげしゅしょう)

若い頃からタバコを吸ってきた人に、まれに見られる病気です。

■肺野の拡大・透過性の亢進(こうしん)所見で見つかる病気

肺が大きくなっている場合です。

・肺気腫

タバコを吸う人にみられる病気です。

・リンパ脈管筋腫症

妊娠できる年齢の女性だけにみられる病気です。

■縦隔や肺門部の腫れを示す所見で発見される病気

肺と気管支などのつなぎに当たる肺門などが腫れている場合です。

・サルコイドーシス

両側の肺門部にあるリンパ節が腫れてきます。

・結核性リンパ節炎

片側の肺門部にあるリンパ節の腫れで見つかりますが、現在ではきわめてまれです。

・縦隔腫瘍(じゅうかくしゅよう)

多くは、増殖しない良性のものです。

レントゲンの再検査で発見!気になる肺がんの初期症状とは?

肺がんは、最近、患者数が急速に増えつつあります。

男性では、がんによる死因の第一位を占めるようになりました。

原因については、喫煙との関係が深いといわれています。

肺のレントゲン検査のあとの再検査で、肺がんは発見することができます。

早期に治療に取りかかることができます。

肺がんの初期症状としては、以下のものが挙げられます。

がん組織による気管支の閉塞や、それに伴う感染症、そして、脆くなっているがん組織の血管からの出血が原因となって見られるものです。

1)長引く咳

咳は、普通は、風邪や喘息などでも見られる一般的な症状です。

そのため、日にちが経てば治るだろうと思ってしまう人もいます。

しかし、ひっきりなしに続いて、1ヶ月以上も長引く咳には、注意が必要です。

肺がんや最近では肺結核の可能性もあるからです。

2)血痰

血痰とは、血が混じった痰のことです。

普通は、痰に血が混じることはありません。

咳のしすぎで、喉の粘膜が少し痛んでいる可能性もあります。

しかし、自分の吐いた痰に、赤い色が着いていたり、赤いものが混じっていたら、肺がんや肺結核を疑った方が良いでしょう。

肺がんが進行すると・・・

考えたくないことですが、肺がんが進行すると、どうなるでしょうか。

次のように、がんにかかった肺の周辺では、症状が悪化して、がんが移っていった先の臓器の周辺でも、症状が出てきます。

1)肺の周辺の症状

肺がんが胸壁や肋骨、背骨などに染み渡っていくと、それに伴う痛みがでてきます。

また、神経に染み渡っていくと、痛みが出たり、声が枯れたり、まぶたが開かなくなったりします。

さらに、肺を包む胸膜とよばれる膜全体に広がると、胸水と呼ばれる水が胸腔内にたまり、呼吸がしづらくなります。

2)移っていった先の臓器の周辺の症状

肺は、全身の血液が集まって通り過ぎていく臓器です。

そのため、がんが非常に移って行きやすい性質を持っています。

脳、肝臓、副腎、骨などに移っていきます。

脳への転移では頭痛や嘔気が、骨への転移では腰痛などの痛みが見られます。

また、すべてのがんに共通することですが、特に原因もなく体重が減ったり、帯状疱疹(ヘルペス)をできたりすることがあります。

がんを治すためには、早く見つけて、早く治すことが大切です。

早く見つけるには、最初の症状に気をつけるとともに、やはり、年に1回の定期的な健康診断を受けられることをオススメします。

健康診断や詳しい検査をしっかり受けよう!

健康診断の目的が「早期発見・早期治療」であることを考えると、肺に少しでも気になるような影があれば、「とりあえず、再検査」という流れになります。

特に、肺がんの場合は胸部レントゲン検査によって早期発見されることが多々あります。

早期発見・早期治療は、がん治療の基本です。

あまり心配しすぎることなく、検査を進めていくことが、あなたの大切な体を守るために必要です!

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