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手首のヒビ(骨折)と捻挫の違いは?全治までの治療期間は?

      2017/03/17

手首のヒビ(骨折)と捻挫の違いは?全治までの治療期間は?

転倒してしまった時やスポーツ時に、手首を捻ってしまう事ってありますよね?

怪我をしてから、時間が過ぎても痛みが治まらないで、病院に受診した結果が骨折だった・・・なんてことも。

実際捻挫だと誤解していて、実は骨折しているケースも少なくありません。

症状を悪化させない為にも、ヒビ(骨折)と捻挫を見分ける必要があります。

今回は、手首のヒビ(骨折)と捻挫の違いと、全治までの治療期間についてまとめてみました!

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手首の骨について!ヒビ(骨折)で気をつけることは?

手首は骨が飛び出していたりするので、骨折しやすい場所といえます。

手首には8つもの骨があり、その総称を手根骨と言います。

手根骨は上下に4つづつ並んでおり、上4つが大菱形骨(だいりょうけいこつ)、小菱形骨(しょうりょうけいこつ)、有頭骨(ゆうとうこつ)、有鈎骨(ゆうこうこつ)。

下4つが 舟状骨(しゅうじょうこつ)、月状骨(げつじょうこつ)、三角骨(さんかくこつ)、豆状骨(とうじょうこつ)になります。

上にある4つに5本指の骨が接していて、下の4つに前腕の橈骨と尺骨が接しています。

手首の骨折は上記の骨の単独では無く、靭帯や腱を痛めてしまっているケースがあります。
それだけに放置しておくと取り返しのつかない事になりかねませんし、全治に時間が掛ってしまいます。

また外傷を伴う複雑骨折や、折れた骨が皮膚を突き破って外に飛び出てしまう開放骨折などは、細菌に感染し合併症を引き起こす可能性もあります。

またヒビなどの場合は、腫れや痛みが完全骨折に比べると軽いため、処置が遅れたり、気付かない時はそのまま治る場合もあります。

手首にヒビが!そもそも骨折とは何?

ここでは手首以外でも起こりうる、骨折についてもう少し深く考えてみましょう。

骨折について保健の教科書には「骨の連続性が断たれた状態」とあります。
その意味からすると完全に折れていなくても、ヒビが入っているのも連続性は無くなっているので、骨折という事になります。

ヒビを医学用語で言い換えると「骨折線」が一番近い表現になりますが、骨に線は入ったけど折れてない状態とでも言えばよいでしょうか。
骨がずれていると手術などが必要になりますが、ヒビはそんなにひどい訳ではないのでギプスで固定すれば自然治癒できます。

また骨が完全に折れてしまった場合にも種類があります。

折れた骨がずれてしまう事を転位と言い、これがその後の処置に大きく関わってきます。ずれが無ければギブスや添え木で固定して自然にくっつくのを待てばよいのですが、ずれてしまうと手術が必要な場合があります。

骨は骨折した骨同士が最低半分くらい接していれば自然にくっつきます。
しかもこの程度のずれは、成長の過程で徐々に元に戻っていきます。
しかし完全に転位してしまって、骨折面が大きくずれてしまうと、骨折は全治しません。
そこで骨と骨を接しさせる為の手術が必要になるのです。

手首のヒビ(骨折)と手首の捻挫の症状の違いは?

では手首の骨折と捻挫ではどう症状が違うのか検証してみます。

痛み、熱、腫れ、内出血などは骨折でも、捻挫でも、程度は違いますが共通して起こる症状です。

ただ捻挫は関節の障害なので痛みや腫れが出るのは靭帯、腱なのですが、骨折は当然ながら骨ですから症状が出る場所が違います。

では骨折特有の症状を見てみましょう。

★異常可動性
人間の体は通常、関節以外の部分で曲がる事はありません。
しかし骨折した場合は、関節ではないところが曲がったりするので、すぐに分かります。しかも患部がみるみる内に腫れ上がり、激しく痛みます。

★軋轢音
外にまで漏れるような音ではありませんが、骨がきしむ様な音が「ギーギー」「ギコギコ」と自分の中で感じられるようなら骨折を疑ってください。
とくに手首はたくさんの骨と骨が接しているので、余計に感じやすいはずです。

★変形
皮膚の表面からでもずれているのが分かったり、変な方向に曲がっていたら骨折の可能性が高いです。
そして変形までしてしまっていると、手術をしなければ全治しない可能性が高いです。

★痛み
患部を押すと痛みが走り、安静にしておくと和らぎます。
とくにヒビの場合などは、通常時は痛みが軽かったりするので、押してみると分かると思います。

手首のヒビ(骨折)と捻挫、全治するまでの治療期間は?

手首を骨折してしまうと中々完治しないと聞きますが実際はどうなんでしょうか。

結論から言うと、骨折した場合の治療期間は3か月程度と考えて下さい。
ギプスや添え木などの固定器具が取れるのに3~4週、通院がその後続きリハビリなどに約2か月の計3か月が一般的な治療期間となります。

もちろん完全骨折の場合とヒビが入った場合では違いますし、個人差もあります。
アスリートなどはそこまで掛かりませんし、回復力が早い小中学生などももう少し早く治るでしょう。

さて骨折までいかなくても、捻挫をする事は結構あると思うのですが、個人的には「治ったなと思ったら、ふとした拍子に痛みが走る」なんてこともあり、中々治らないものだなと思っています。

実際はどうなのか?
見解をまとめてみました。

まず一番軽度なのは、普段は痛くないが、患部を押すと痛みが走る程度。
しかしこれでも全治には2週間かかると言われています。

動かすと痛む程度になると、2週間~1か月、更に動かすのも無理なくらい痛い場合は、1か月以上が目安となります。

やはり意外と長くなる様ですね。

全治するまでの手首のヒビなどの骨折の治療法

手首を骨折した場合の治療法についてお話します。

まず折れてしまったり、ヒビが入ったら、それ以上症状を悪化させないために、応急処置をします。

まずは副木をして手首を固定し、三角巾を首からかけて肘もなるべく動かさない様にします。
熱を持っている時などは患部を冷やして下さい。

病院に行くと患部の骨がずれているかどうかを見て、自然治癒か手術かの判断をされます。
自然治癒の場合は、患部を固定するだけですが、手術となると話は別です。

先ほどもお話しましたが、骨は骨同士が接していないと一生全治しないので、ずれた骨を元に戻す「整復」という手術が必要になります。

整復は基本的に医師が手で行いますが、それが出来なければ器具を使って行います。

問題なのは手術後の手首の固定です。
普通程度の骨折であれば、ギプスなどで十分ですが、複雑骨折や開放骨折となると皮膚を切開しピンやワイヤー、ボルトなどで中から固定しなければなりません。
また感染症の恐れもあるので、注意が必要です。

ヒビなどの骨折の全治期間を早める方法&全治期間を遅らせるもの

先ほどは手首の骨折の全治は3か月程度とお話しましたが、アフターケアによっては期間を短縮する事も可能です。

その方法をいくつか紹介します。

まずは「動かす」こと。
もちろん無理やり動かしてはいけませんが、動かさないのが一番いけません。
とくにヒビなどの軽度の骨折ならなおさらです。
患部周辺の血行を良くして、細胞を活性化させる事によって骨は早くくっついてくれます。
また固定している場合は筋肉が落ちるので、リハビリの意味でも動かすのが大切です。

あとは骨と言えばカルシウムです。
骨の再生には骨密度を高める必要があるので、骨まで食べられる魚や、乳製品などカルシウムの含有量が多い食品を意識的に摂るようにしましょう。

またカルシウムの吸収を助けてくれる「ビタミンD」を多く含む緑黄色野菜を一緒に食べると良いです。

そして肌に良いと言われているコラーゲンは実は骨にも効果がありますので積極的に摂取しましょう。

あとは過度な飲酒や喫煙を控え、適度な睡眠を取るようにして下さい。

要は健康的な生活を心がければ、それだけ早く治るという事です。

安易な自己判断は危険です

いかがでしたか。

骨にヒビが入ってしまった状態では、捻挫の症状とほぼ変わらないので、見分けるのは難しいですね。

安易に自己判断をしたり症状を放置してしまうと、悪化したり完治するまでの治療期間も長引いてしまいます。

手首を怪我してしまって不安な時は、まずは整形外科を受診してください。

また「栄養」と「運動」で日頃から骨を強くしておきましょう。

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