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骨や筋肉が原因ではない腰痛と脳の意外な関係と対処法

      2018/01/26

骨や筋肉が原因ではない腰痛と脳の意外な関係と対処法

現代の日本では、高度に医療が発達し感染症やガンなども、初期ならかなり治せるようになりました。

しかしとても身近な腰痛に関して言えば、抗生物質でばい菌を駆逐するように劇的に減らしてはいません。

最近の研究から、腰痛の骨や筋肉以外の原因で、特に長引く症状と脳の関係からその対処法を紹介します。

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腰痛の原因は何なのか?

腰痛には原因が分かるものと、そうでないものがあります。

原因が分かる腰痛としては、背骨のクッションが傷ついて飛び出す椎間板ヘルニアや背骨の骨折、骨のガンや感染症などがあります。

しかしこの原因の分かる腰痛は全体の2割位とされ、残りの8割は心や脳に関係するものも含めて原因が特定できてないようです。

原因が分かれば、手遅れにならない限り手術や薬などで対処できますが、原因不明な場合には腰痛の症状に対して、一時的に手当てすることしかできません。

具体的には、病院で医師の診察を受けて痛み止めの薬をもらいリハビリで治療、または民間療法でマッサージなどでほぐし、腰痛を和らげることです。
たまたま腰痛が治った人を除いて、一時的に回復しても再び腰痛になったり、または長期間病院に通い続けている人が多くいるのは病院の待合室に行けば分かります。

また検査に異常がなく症状をしつこく訴えると、心の問題とされ精神科をすすめられることもあります。
特にうつ病では気分の落ち込みの他、同時に腰痛をはじめとした体の痛みを訴えることは珍しくありません。

それでは心の治療をすれば劇的に回復するのかというと、これも病院に行って見れば分かります。
その待っている人たちの多さから、思うように効果を上げていないようです。
もちろん従来の治療で効果を上げている人も一部いますが、それ以上に腰痛が増えているのは、身近に感じている方も多いのではないでしょうか。

ここでは世界で主流となりつつある腰痛の考え方や治療法と、人を取り巻く社会の関係から対処法を紹介します。

長引く腰痛と脳の関係

腰に痛みが急に出る急性腰痛は、悪化要因がなければ2週間くらいで、ほとんどは改善することが多いようです。
それでも一部は長引き半年、一年と腰痛を患い仕事や家事にも支障をきたすこともあります。

また一度腰痛が治っても、数か月以内に腰痛が再発し、スポーツや仕事に対して恐怖を感じ、生活全般において積極的になれない人もいるのです。

最近の研究では、脳の考える部分ではなく感情に関係する部分が腰痛を悪化させていることが分かっています。
この感情に関係する部分は、不安や心身のストレスで刺激されることにより、体に不必要な緊張を起こして腰痛をより感じやすくさせ長引かせます。

このような状態で筋肉や関節へのリハビリをしたり、精神科の薬を飲んでも一時的な効果しか期待できません。
なぜなら腰痛を長引かせる不安や心身のストレスの根本的な原因を取り除けないからです。

脳を壊すストレスと腰痛について

具体的に腰痛を悪化させるストレスとは何なのでしょうか。

それは体の痛みと人の心で、それを取り巻く社会環境が上手く噛み合わないことです。
結果として、このストレスにより腰痛をはじめとした体の痛みを強くし長引かせることです。
この社会環境から影響は、その人が暮らす文化や学校、職場からの他、様々な社会制度までを含めます。

本来であれば人を豊かにするために築き上げた社会環境が、心身へのストレスとなって社会問題とも言える腰痛を増加させている可能性があるのです。

私たちはストレスを感じ続けると、危機一髪の時のように戦うか逃げるかと同じ状態になり、アドレナリンとコルチゾールというホルモンが分泌されて非常事態に備える状態になります。
これらのホルモンは、筋肉を緊張させるなど今すぐに動かせるようにスタンバイするのですが、ストレスにより頻繁に刺激されて分泌している脳と体に悪影響を与えてしまいます。
それは筋肉が必要以上に長時間にわたり緊張状態になり、刺激に過敏となって痛みを感じやすくするのと、コルチゾールが脳細胞を壊してしまう作用があるからです。

このような状態にならないためには、腰痛の解決に何が危険なのかを理解するのが早道です。

すぐに治療が必要な腰痛の危険因子

多くの腰痛は大掛かりな検査が必要とは限りませんが、稀に検査や手術まで必要になるケースもあります。

その代表的な危険因子を紹介します。

①馬尾症候群

これは腰の神経がヘルニアなどにより圧迫され、自分の意思と無関係にお漏らし(尿・便失禁)したり、足の感覚がおかしくなり動かなくなったりします。
この症状が出たら、時間との勝負ですので迷わず手術ができる専門病院に行きましょう。
②動けなくなるような外傷

もちろんこれも骨折などが原因の場合があり、整形外科の受診が必要になります。

③50才異常で急激な体重減少、寝ているだけで腰痛が出る、また過去にガンになったことがある

一定年齢になると、ガンなどの病気にかかる方増えます。
食べているのに体重が減り、時には炎症から発熱することもあります。
特に動かさないのに痛みが出る場合は、注意が必要です。

また脳にできたガンの場合は、頭だけではなく腰を含めたいろんな場所に痛みが出ることもあるようです。
このような時には、全身を詳しく調べる必要があります。

この3つが危険な腰痛としての可能性がありますが、他にも薬の静脈注射(点滴など)や強いステロイドによっても、副作用で腰痛など筋肉や関節に症状が出ることもあります。
こんな場合も、できるだけ早く病院で処置を受けてください。

脳や心と社会環境による腰痛の危険因子とは?

脳へのストレスで腰痛になる重大な要素として、考え方や思い込みといった心の問題と解説した心身を取り巻く社会環境があります。

その具体例を紹介します。

①痛みは有害で安静にしなければならないという思い込み。

②不安や気分の落ち込み、不適切な支援。

この①②は主に腰痛を感じている本人の考え方に問題や家族との関係、友人関係といったプライベート空間でのストレスによるものです。

③腰痛になった時の保険金などの補償問題

これは社会保障での手続きなどで利益が得られるか、または不当に補償を削られることによるストレスです。

④仕事によるストレスで、深夜や重労働勤務があるか、与えられる仕事そのものへの不満で職場に起因するもの。

1日の中でもっとも時間を割いているものは仕事で、この職場での様々なストレスは思いのほかダメージがあります。

⑤不適切な医療。

本来ならば医療を受けることは腰痛改善の近道になるはずです。
しかし実際の現場では、必要のない検査や安静といった間違った生活指導と、受診する方の受け身な態度が症状を長引かせます。

これらを踏まえた上で、現在有効とされる方法を解説します。

脳と体へのダメージを最小限にする方法

脳と体へのダメージを最小限にするには、腰痛になった時に何をすれば良いのかを確認しておく必要があります。

急性腰痛になった場合、始めに間違った思い込みを正していくことが第一歩です。
それは急性腰痛の多くが重大な病気ではなく、ありふれたものであって痛みは一時的なものであることを理解し安心することです。
次に症状の回復まで安静にして寝ているようなことをせず、できる範囲で日常生活の活動をすることが重要です。

仕事に関しても職場での協力が必要ですが、早めに復帰しできる作業を行うことで長期休業や失業を防ぐ事ができます。

治療方法としては、病院で処方か市販されているアセトアミノフェンや非ステロイド系抗炎症剤などの鎮痛剤が有効なようです。
鎮痛剤は副作用もありますので、医師か薬剤師に相談されてから使用するのをオススメします。

このように不安を解消し、仕事や日常での活動をできるだけ行い、痛みが和らぐような処置を行うというシンプルな方法が腰痛を長引かせない方法です。

今までの考えから、これから考え方で腰痛改善

仕事や学校、家庭での日常生活は、見えない枠組みの中で日々過ごしています。

この中でのストレスによる影響は多様で、腰痛をはじめとした様々な疾患に関わります。
今まで自分の体にのみ原因を探って解決しないことでも、自分を取り巻く社会に目を向けてみると意外な発見があるかもしれません。

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