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60代シニア層に健康上の悩みを克服する方法を学ぶ

      2018/05/25

60代シニア層に健康上の悩みを克服する方法を学ぶ

人の一生は、20歳と60歳が重要な節目だと思われます。

10代までの児童・学生時代が第一幕、20代から50代までの現役社会人時代が第二幕、60代以降の多様な暮らし方が第三幕だとします。

この人生の第三幕目に入った最初の年代といってよい60代の方々が、どのような健康上の悩みを抱き、どう解決しようとされているのか。

ここでは、そのことについて一緒に学んでいきたいと思います。

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60代シニア層の健康面での悩みは目・肩・腰の不調

ある調査会社が2014年の春から夏に実施したデータをもとに、60代シニア層の生活意識や行動を見ていきます。

そのデータによると、60代シニアが日頃から大切だと思う言葉として、男女ともにおよそ6割の方々が「健康」と答えたようです。

このことから、60代シニアが日常生活において、健康というものを特に意識していることが良くわかります。

また、健康への具体的な不安や悩みについては、男性では「高血圧」が4割近くに上り、女性の4人に1人が「コレステロール値が高い」、そして「太りやすい体質」・「肥満」が目立っていました。

男女共通の悩みでは、「目の疲れ」、「肩のこり」、「腰の痛み」などが挙がっています。

ところが、健康への不安や悩みについてシニア層と他の年代を比較すると、60代シニアでその割合が大きく減少しているのも興味深い点でしょう。

60代では、健康に対して「自信がある」と答える割合はおよそ3割に上り、男女ともに他の年代層より高くなっています。

このことから、60代では健康面での不安や悩みの度合いが、比較的低くなる要因があると考えられます。

そこで、加齢に伴う不調があるにもかかわらず、なぜ、60代シニアは健康面での悩みの相対的度合いが低く、健康に自信を持つことができるのでしょうか。

次は、そのことを調べていきましょう。

60代シニア層が健康面で取り組んでいること

60代シニアの健康に関する考え方や行動で代表的なものは、以下のようになっています。

・ストレスを溜めないようにする
・日頃からできるだけ体を動かす
・運動や食事等に気をつける
・健康は天然や自然の食べ物で維持する
・しっかりとした健康管理を行う
・健康診断を定期的に受診する

ここで、もうひとつ別の調査データについてお話します。

2017年夏に実施の60代・70代の男女を対象とした食生活と健康意識についてです。

その中で、60代シニアが楽しみにしていることは、「旅行」が2人に1人、ついで「運動・スポーツ」4人に1人、「買い物」5人に1人となっています。

これらの調査結果をみると、60代シニアの健康に対する考え方や取り組み・行動が、「健康に対する悩みの相対的度合いが低く、健康に自信を持つことができている。」との好結果につながっているのかもしれません。

60代シニア層が健康面で悩みを抱きつつも自信が持てている理由

以上のことから、60代シニアが日常生活で健康を特に意識し、不安や悩みを持ちつつも、他の年代と比べて、健康に自信を持つことができていることがわかりました。

それではどうして、健康面で不安や悩みを抱きつつも、それに負けない精神状態を保てるのでしょうか。

それは、現役の仕事から引退したことに起因する、と推測ができそうです。

すなわち、現役社会人時代の忙しい仕事や家事、育児などから解放され、あらためて自分を見つめ直す時間が持てたということです。

その結果、忙しい時代には後回しになっていた健康について、強く意識し、自分の体についても、つぶさに総点検することができるようになったということではないでしょうか。

そして、できるだけ健康や体力を維持するために、運動、食事、趣味などをはじめ、いろいろなことを考えて実行に移すことが、経済的・時間的に可能になったからと推測できます。

60代シニア層が健康面の悩みを克服する方法 その1=運動・食事・休養

次は、これまでの調査結果から得られた、60代シニアの健康に対する考え方や取り組みを参考にし、健康への不安や悩みについて、具体的にどのように対処すればよい結果を生みやすいのか、について考えてみましょう。

第一に、日々の生活の中に「運動」を取り入れることにより、体力の維持・向上を図ることが優先事項として考えられます。

これは、無理がかからない範囲で、軽い運動を継続的に行うということです。

具体例として、ウォーキングなどがありますが、特にプールで行う水中ウォーキングは、腰への負担が少なく効果があるようです。

二番目として、「食事」面に気をつけることです。

太るから、脂肪がつくからという理由で食生活をセーブしすぎては、体力が衰えてしまいます。

肉や魚、野菜、果物など、色々な食材をバランスよく摂取する必要があると考えられます。

三番目としては、「休養」が考えられます。

十分に睡眠をとり、ぬるめのお風呂にゆっくりと浸かり、体をリラックスさせるなどの方法が大切でしょう。

以上、運動、栄養、休養の大切さを説明してきましたが、最も重要なものは「生きがい」と「人間関係」ではないかと思われます。

次は、その生きがいと人間関係について考えていきましょう。

60代シニア層が健康面の悩みを克服する方法 その2=生きがい

次に、60代シニアが健康面の悩みを克服するための「生きがい」について、考えてみましょう。

まず、生きがいとして考えられるものは、「仕事」です。

再雇用制度を導入している企業では、定年退職した後も60代シニアが活躍しています。

また、他の職種や新しい分野に転向する方もいらっしゃいます。

さらに、現代はインターネット社会といわれ、ネットを使った起業なども本人の努力や工夫次第で実現可能な時代です。

次に考えられるものは、「趣味」です。

体を積極的に動かすアウトドア系のものから、屋内で静かに楽しむインドア系のものまで、今の60代シニアは、多様な趣味に取り組んでいると思われます。

また、「家族」の幸せを生きがいとしている方もいらっしゃると思われます。

お孫さんが身近にいる方は 、積極的にその世話を焼いてみるのもよい方法かもしれません。

60代シニア層が健康面の悩みを克服する方法 その3=人間関係

次に、これも非常に大切だと考えられる「人間関係」について、説明いたします。

ここで取り上げる人間関係は、社会の一般的な人間関係というより、「身近な相談相手」という意味を持っています。

子供の独立や配偶者との死別や離婚などにより、家族が減ってしまったシニアの方がいらっしゃると思います。

また、配偶者がいる方でも60代となると、何でも相談できるというケースは、意外と少ないのかもしれません。

また、毎日の出勤がなくなったせいで、元の職場の同僚や友人との関係も希薄になりやすいと考えられます。

このようなことから、60代シニアは若い頃に比べると、身近な相談相手がいないような環境下に置かれやすくなっているのではないでしょうか。

身近に、腹を割って何でも相談できる相手がいれば、ストレスを適度に解消でき、健康上の悩みも軽減されるはずです。

また、地域のサークルやボランティアなどに積極的に参加するか、自治会の役員を引き受けたりするなどで人間関係を作り、その中から何でも相談できる友人を得る方法もあります。

60代シニア層に習い、自分を見つめ直す時間を持ちましょう

複数の調査結果から、60代シニア層は、現役社会人時代の忙しい仕事や家事、育児などから解放され、あらためて「自分を見つめ直す時間」が持てるようになったと考えられます。

そのため、健康面での取り組みを通して、他の年代層よりも健康に自信を持つことができたと思われます。

このことは、60代シニア層はもちろんのこと、それ以外の年代の方々に対しても、健康の維持・改善に向けた大変重要なヒントになるでしょう。

これを機会に、忙しい日々の中ではありますが、いったん立ち止まり、ぜひ自分を見つめ直す時間を持つようにしようではありませんか。

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