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人差し指の指先が痺れるのはなぜ?どこかに原因があるはず!

      2018/06/09

人差し指の指先が痺れるのはなぜ?どこかに原因があるはず!

突然、人差し指が痺れることがあります。

血行不良によるものなのか、何かの病気のサインなのか、不安になります。

指先の痺れは、日常生活にも影響を与えます。

痺れの原因はどのようなものがあるのでしょう。

痺れが出ないようにするために、日常生活で出来ることはあるのでしょうか。

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人差し指の指先の構造は?

自分の体が、どのような構造になっているのか理解している人は少ないと思います。

人は普段、意識しないで体を動かしていますよね。

この体を動かすという当たり前の動作は、成長する過程で自然と覚えてきたものです。

そのため、ほとんど無意識に動かすことができるのです。

そんな当たり前の動作ができなくなったら、誰しも不安に感じます。

特に、指先は人の体の中でも良く動かし、人の活動にとってとても重要な部分です。

今回の記事では、人差し指の痺れに焦点を当ててお話します。

まず、人差し指がどのような構造で、どのように動いているのかを簡単にご説明します。

人差し指には、ご存知の通り関節が3つあります。

指先から順番に、

・遠位指節間関節(第一関節)
・近位指節間関節(第二関節)
・中手指節関節

となっています。

指の筋肉は4つあります。

・深指屈筋(しんしくっきん)

指の遠位指節間関節を曲げるための筋肉として前腕の深部から伸びています。

・浅指屈筋(せんしくっきん)

指の近位指節間関節を曲げる筋肉として前腕の浅部から伸びています。

・虫様筋(ちゅうようきん)

中手指節関節を曲げる筋肉として手の平から始まっています。

・指伸筋(ししんきん)

指を伸ばす筋肉として前腕から手の甲を通っています。

深指屈筋・浅指屈筋・指伸筋は、人差し指だけでなく中指、薬指、小指の4本の指すべてに枝分かれしてつながっています。

大元で同じ筋肉が収縮するのです。

手指を動かす神経で、重要な神経というと正中神経です。

正中神経は、腕神経叢から出て上腕の内側を通って手のひらまで達している神経です。

この神経が手や指の屈曲などをつかさどっています。

なぜ指先が痺れるのか

人差し指の関節や筋肉がわかったところで、なぜそこに痺れが起こるのかを知っておきましょう。

指先の痺れは、「ジンジン」「ビリビリ」という表現をされることが多いですが、見た目には何の変化もないことがほとんどです。

見た目にはわからないため、密かに苦しんでいる人も多くいます。

痺れはほかの病気のサインとして現れることも多く、原因を早く突き止めることは早期発見・早期治療のためにとても大切です。

痺れを引き起こす原因は大きく2つに分けられます。

・中枢性の脳や脊髄の障害によって引き起こされるもの
・各部位に張り巡らされている末梢神経の通り道の障害によって引き起こされるもの

この2つです。

もちろん痺れの原因はこの2つだけとは限りません。

・使い過ぎによる筋肉の硬化や血行不良
・更年期障害
・心身症
・ストレス
・睡眠不足
・食生活
・外部からの強い衝撃(突き指など)

などによっても引き起こされることがあります。

近年ではパソコンやスマートフォンの普及により、指先を使いすぎてしまう人が増えつつあります。

指先の痺れは、少し前までピアニストのように指先を酷使する人に限定されていましたが、今では誰にでも起こる可能性があります。

指先を使いすぎていると感じたら、少し休めることを意識してみてはいかがでしょう。

人差し指が痺れる具体的な原因

それでは、前述した指先の痺れの原因についてもう少し具体的にお話しします。

▼中枢性の痺れ

脳や脊髄に何らかの異常があり、指先に神経伝達ができなくなってしまうことがあります。

人差し指への分岐点である頸椎の6番目に問題が疑われます。

頚椎症や頸椎椎間板ヘルニアなどによるものが多いです。

ヘルニアは片方の人差し指に現れやすいので、痺れが片方だけというときは疑いがあります。

ほかにも脊柱管狭窄症という脊柱の変形による痺れも考えられます。

▼抹消性の痺れ

手首の正中神経の圧迫や、正中神経から枝分かれしている指神経の圧迫によって引き起こされます。

前骨間症候群や手根管症候群と呼ばれます。

手首に負担をかけ続けたり、むくみなどで圧迫されることによっても起こります。

▼使い過ぎ

人差し指は、親指とともに様々な動作で多用されています。

使いすぎると、筋肉には疲労物質が蓄積し、血流がとどこおるようになります。

血流が悪化すると、酸素や栄養が運び込まれず代謝が悪くなります。

代謝が悪くなると熱が生み出せず、筋肉が冷えて硬くなってしまうのです。

これが痺れの原因になることがあります。

▼ストレス・睡眠不足

ストレスがかかり過ぎると、体は緊張状態になりやすくなります。

さまざまな筋肉が硬くなることによって、血行不良や神経圧迫が引き起こされるのです。

また、睡眠不足によって自律神経が乱れると、リラックス状態になれず筋肉が拘縮して痺れにつながります。

▼食生活

食生活に偏りがあると、血行不良になりやすくなり、十分な栄養が末端まで行き届きません。

▼突き指

外部からの強い衝撃で、人差し指の関節が正常な状態でなくなります。

また、内出血によって腫れたりすると循環が悪くなって痺れにつながることがあります。

このように、人差し指の指先が痺れる原因はいくつもあります。

人差し指の指先が痺れないように予防しよう

人差し指の指先が痺れる原因を見てみると、予防できることもあると考えられます。

もちろん、痺れがある場合は医療機関を受診することが大切ですが、痺れを起こさないように生活を見直してみましょう。

▼中枢性の痺れ

医療機関を受診しましょう。

自分で出来る予防としては、頚椎に負担をかけないよう正しい姿勢作りをすることです。

▼抹消性の痺れ

神経を圧迫するような動作を控えましょう。

ペンの持ち方や手首を使う作業を見直します。

手首を圧迫しない正しい角度や動作を身に着けるようにしましょう。

▼使い過ぎ

パソコンやスマートフォンの使用は休憩をはさみながら行います。

楽器の演奏も同様です。

筋肉が硬くならないよう、マッサージやストレッチも効果的です。

簡単なものでもOKです。

例えば、大きくグーパーしたり、手首を回すだけでも良いのです。

たらいを使った手浴もおすすめです。

▼ストレス・睡眠不足

ストレスをゼロにすることは不可能なので、自分に合ったストレス発散方法を見つけましょう。

睡眠は出来るだけ規則正しくとるようにします。

▼食生活

バランスの良い食事内容を心がけてください。

突然食事内容をガラリと変えてしまうと、かえってストレスになりますので、徐々に切り替えると良いです。

▼突き指

応急処置としては患部を冷やします。

出来るだけ動かさないようにします。

痛みがひどいようであれば医療機関を受診しましょう。

日常生活の小さなことですが、こういった行動をひとつひとつ見直すことで、指先の痺れは予防できる可能性があります。

指先だけでなく全身が痺れないようにするために

今回の記事は人差し指の指先の痺れについてお話してきましたが、痺れは全身どこにでも出る可能性があります。

原因は人差し指の指先と同じような場合が多く、神経の圧迫や使い過ぎ、ストレスなどです。

それを防ぐためには、正しい体の使い方を身に付けましょう。

正しい姿勢で毎日を過ごせば、痺れが起こりにくい体作りができます。

痺れは体の一部を酷使することでも起きますので、体を連動させて一部にかかる負担を軽減することで予防できますし、正しい姿勢で生活すれば、脊柱の変形も起きにくいです。

これは、痺れだけでなく肩凝りや腰痛にも効果的とされています。

私たちの体は、生活習慣により歪みが発生しやすい状態になっています。

これを見直すことが、痺れをはじめとする体の不調を改善する第一歩になるものと考えられます。

普段の生活をひとつひとつ見直す、この時間が大切なものになるのです。

痺れの原因はさまざま

痺れの原因には生活習慣の見直しで改善が見込めるものから、医療機関での治療が必要なものまで、さまざまなものがあります。

この記事が生活習慣の見直しにつながれば幸いです。

しかし、痺れには病気が隠れている場合があります。

まずは医療機関を受診することをお忘れなく。

 - 内臓 異常, 手足 症状