コンディショニングのプロ集団「カラダラボ」による健康情報メディア

K-LAB

呼吸をすると肋骨が痛い!痛みの原因・予防・対処法をご紹介

      2018/06/10

呼吸をすると肋骨が痛い!痛みの原因・予防・対処法をご紹介

ある日、何もしていないのに肋骨が痛いと感じることがあります。

物や人にぶつかった覚えはないのに、肋骨に痛みが出てしまうなんて、不思議ですよね。

肋骨が痛いと、呼吸もツラくなってしまうものです。

まずは医療機関にかかることが大切ですが、そんなことにならないために、予防法について知っておきましょう。

また対処法についてもお話します。

スポンサーリンク


  こんな記事もよく読まれています

見た目だけじゃなく健康に影響も!O脚はストレッチで改善

子供のころには気にならなかった脚の形でも、大人になるにつ...

風邪で咳が出るときに腰痛が起こることも!その理由は何?

風邪などをひいてしまい、咳が出てしまうこともありますよね...

顔に脂肪の塊のような出来物が発生した!どうすればよいの?

ある日突然、顔に脂肪の塊のような出来物ができた、という経...

靴底の内側が擦れる!偏った擦れ方は体の歪みが原因

人は毎日歩きますが、正しい歩き方を身に付けている人はそう...

靴の内側のはがれや削れが気になったら靴や歩き方を見直そう

自分の履き慣れた靴を見てみましょう。 靴の内側のはがれ...

運転の腰痛防止にはクッションを活用しよう

自動車は私たちにとって欠かせない移動手段となっています。...

長時間運転の腰痛対策グッズをご紹介!ストレッチも重要

長時間、車の運転をしていると、腰が痛くなることがあります...

運動が腰痛予防対策になる?腰痛の対処法も併せて学ぼう!

腰痛があると、何をしていても憂鬱な気分になりませんか? ...

腰部~臀部の痛みの原因を知って日常生活から改善する方法

私たちは日常的に寝たり起きたり座ったりと、様々な動きをと...

腰痛防止に効果を実感!話題になった体操・昔からある体操

腰痛は、一度症状が出ると慢性化しやすいので、腰を使うことが...

腰痛が産後に起きてしまったら?ストレッチで解消しよう!

赤ちゃんを出産後に起きることがある腰痛。 頑張って出産...

知っておきたい腰痛の専門的な治療法 腰椎牽引器具について

国内において腰痛に悩んでいる方は多く、腰痛は有訴率の多い...

腰痛につながっているかも…床や椅子への座り方を見直そう

床や椅子に座る時、どのようなことに気を付けますか? 姿...

腰痛に悩む妊婦さん向きのストレッチをご紹介

妊娠し、毎日大きくなるお腹を支える腰には、とても大きな負...

腰痛で辛い朝に!ベッドからの起き上がり方を工夫する

普段から腰痛を抱えていると、朝ベッドや布団から起き上がる...

腰痛への効果が期待できるツボはどこ?腕周りのツボに注目!

普段から腰痛があると、日常生活にさまざまな支障が出てきま...

腰痛を悪化させないためにもストレッチ!寝ながらできる方法

辛い腰痛から解放されたいと願う人も多いでしょう。 座り...

腰痛改善にはストレッチ?それともヨガ?違いは何があるの?

腰痛で悩んでいる方は、よく「ストレッチが良い」や「ヨガが...

腰痛悪化!?腰痛予防!?スクワットをする際の注意点とは?

下半身の筋肉を中心に鍛えることのできるスクワット。 み...

腰痛をインナーマッスル強化で改善するバランスボール

今ではスポーツやトレーニングをしている方の中では、バラン...

スポンサーリンク


呼吸をすると肋骨が痛くなる原因は?

肋骨が痛いと感じたとき、どこが痛むのかによって原因が変わってきます。

左・右のどちらかだけなのか、両方なのか、上側なのか、真ん中なのか、下側なのかを確認しましょう。

また、痛みの出方についても注意します。

体を動かすと痛いのか、触ると痛いのか、呼吸をするだけでも痛いのか、などです。

人は常に呼吸をしなければなりませんので、呼吸をするだけで痛いというのは、本当にツラいものです。

なぜ肋骨に痛みが出るのかを考えてみましょう。

痛みの原因として考えられるのは、筋肉が硬くなることによる神経の圧迫です。

固定された姿勢を長時間すると起きることがあります。

例えば、デスクワークや長時間の運転です。

同じ姿勢で長時間いると、肋骨周りの筋肉が硬くなりやすくなり、肋骨に痛みが出るのです。

また、食べすぎや飲みすぎによって肋骨に痛みが出ることもあります。

胃や肝臓の疲労により、肋骨の筋肉が圧迫されることによるものです。

内臓も疲れがたまると筋肉と同じように硬くなるのです。

さらに、精神的ストレスにより痛みが出ることもあります。

自律神経が乱れ、神経から筋肉に影響を及ぼす可能性があるのです。

特に、肋間神経痛という症状は、ストレスと大きなかかわりがあるともいわれています。

この肋間神経痛については、後の項でもお話します。

このように、精神的なストレスでも肋骨が痛くなることがあるのですから、出来る限りストレスを溜めないように努めることも大切なことです。

呼吸をすると肋骨が連動する

さきほど、呼吸をするだけで肋骨に痛みを感じることがあるとお話ししました。

なぜ、呼吸で肋骨に痛みを感じるのでしょう。

肋骨の間には、肋間筋(ろっかんきん)という筋肉があります。

肋間筋は、表層にある外肋間筋と、深層にある内肋間筋という2つの筋肉によって成り立っています。

この筋肉は、呼吸をするときに連動します。

呼吸をするとき、外肋間筋と横隔膜が動いて息を吸います。

吐くときは筋肉を使いません。

下がった横隔膜が元の位置に戻ることによって息が吐かれるのです。

呼吸をするとき、肺が動いていると思っている人は多いと思いますが、実は肺は動きません。

肺は、取り込んだ新しい空気と、全身を巡ってきた古い空気を入れ替える役割を持つのみで、自分で動くことは出来ないのです。

そのため、肋間筋や横隔膜が肋骨を動かすことによって、肺が広がったり縮んだりして呼吸が成り立つのです。

普段の呼吸では、筋肉の動きについてあまり意識していないと思います。

意識して腹式呼吸をしてみてください。

たくさんの筋肉が動いているのがわかると思います。

息を吸うときは首などの肋骨上部の筋肉、吐くときは腹筋など肋骨下部の筋肉が動いています。

呼吸をするだけで肋骨が痛いのであれば、呼吸を意識しすぎて筋肉を使いすぎている可能性があります。

腹式呼吸で痛みが出るのであれば、首周りもしくは腰周りの筋肉が硬くなっているからかもしれません。

首周りのストレッチで深呼吸、腰周りのストレッチで深呼吸をしてみましょう。

どこが硬くなって痛みが出ているのかわかると思います。

肋骨が痛いときに考えられる代表的な症状

肋骨が痛いときに、考えられる原因のひとつに「肋間神経痛」があります。

突然、強い痛みが肋骨のあたりを襲います。

肋間神経痛は、まるで折れた肋骨が突き刺さったような痛みを感じます。

立っていられないほど痛いと感じる人もいるようです。

また、肋間神経痛は痛みを出す神経が肋骨全体にあるので、痛みがさまざまに変わるという人もいます。

そのため、突き刺さるような痛み出なかったとしても肋間神経痛の可能性があります。

食事内容や日常的な運動の有無、筋肉の張りなどによって痛みの大きさは変わってきます。

肋間神経痛は、中高年の女性や心臓の弱い人に出やすい症状といわれています。

運動の習慣のない高齢者が、突然運動を始めたときにも症状が出ることもあります。

女性は、下着で体を締め付けることが多くあります。

締め付けが強いと、胸の裏側の背骨である胸椎が動かなくなってしまい、痛みの症状が出るのです。

もし、下着を外しても呼吸の息苦しさや肋骨の痛みを感じたら、注意が必要です。

すぐに医療機関を受診しましょう。

肋間神経痛は、ほかにもウイルス感染症や骨粗しょう症、椎間板ヘルニア、骨折などによっても発生することがあります。

自己判断は危険ですので、医療機関で診断してもらうようにしてください。

肋骨のストレッチをして呼吸を楽に

肋間神経痛が発症すると、呼吸をはじめ生活全般に影響が出てしまいます。

肋間神経痛の痛みを改善したり予防するためには、ストレッチやツボの刺激が有効です。

まず、肋骨が痛い場合の改善方法です。

心兪(しんゆ)というツボを刺激してみましょう。

心兪は、心臓の働きを高め、ストレスや不眠を和らげてくれるツボです。

ツボの場所は、背中の真ん中から少し上あたりの背骨の両側です。

詳しく説明しますと、首の後ろのいちばん出っ張った骨から、5つ分の背骨の山を下に移動した、その背骨の両脇あたりです。

自分で刺激するのは難しいツボですので、パートナーがいれば押してもらいましょう。

1人で行う場合は、ゴルフボールなどを心兪に当てて、あおむけに寝て刺激します。

この方法は、ゴルフボールが骨の部分にあたってしまうと痛いので、気を付けて行ってください。

痛みを改善するためのストレッチもやってみましょう。

両手を腰の後ろで組み、胸を張るように両手を伸ばします。

腕が上げられる人は、腕を上げるとより効果的です。

背中の筋肉がほぐれ、痛みの改善に役立ちます。

続いて、予防方法についてもお話します。

先ほどと同じように、胸椎などの背中の筋肉を柔らかくすることが大切です。

ストレッチをしてみましょう。

指を鎖骨の下に当てます。

そのまま肩を大きく後ろに回します。

簡単ですよね。

これだけで痛みの予防になります。

肩を後ろに回すと、肋骨のストレッチになります。

同時に肩甲骨も動きますので、首から背中の筋肉をほぐす効果も期待できます。

肩甲骨を意識し、真ん中に寄せるような動きをすると心兪も刺激され一石二鳥ですよ。

とても簡単なストレッチですが、毎日続けると予防に効果的です。

肋骨が痛いと感じたらリフレッシュを

肋骨が痛いのに、医療機関で検査をしても何も悪いところがない、ということがあります。

痛いのに原因がわからないというのはとても不安でツラいですよね。

そのようなときの原因のひとつに、ストレスがあります。

気持ちが落ち込んでいるという理由で痛みが出ることがあるのです。

人間の体というものは、心とつながっています。

誰しも気持ちによって体の調子が変わると感じたことがありますよね。

例えば、朝起きたとき、呼吸をすると肋骨に少し痛みを感じたとします。

しかし、友達と会って楽しく過ごすうちにすっかり痛みのことを忘れて、帰宅したら朝の痛みのことを思い出す、というようなことはありませんか。

毎日の痛みとなると、痛みを忘れることは難しいかもしれませんが、楽しいという気持ちは痛みを忘れさせてくれることがあります。

反対のことも起こります。

例えば、学校や仕事に行くのが嫌で、健康なはずなのに体のどこかが痛いような気がしてくるのです。

本当に頭痛や腹痛、発熱を起こしてしまうこともあります。

しかし、休みを決めたとたん具合が良くなる、というパターンです。

このように、体と心はつながっています。

出来るだけストレスがたまらないように、少しでも発散するような生活を心がけましょう。

休みの日は趣味に没頭しても良いですし、体を動かすのもおすすめです。

毎日、寝る前にストレッチをして体をほぐしておくことも大切です。

自分の時間を作ること、これを意識して毎日を過ごしましょう。

ストレスをコントロールする

呼吸によって痛みが出るというのは、生活すべてがツラいものになってしまいます。

ほかの部位であれば、動かさないようにするなどの対処が出来ますが、呼吸をしないというのはできません。

お話してきた通り、体の痛みはストレスと大きな関係があります。

ストレスをゼロにするのは難しいと思いますので、うまくコントロールできるように意識しましょう。

 - その他 部位, 内臓 異常, 症状・目的別