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咳が続いて肋骨が痛い!その原因と予防法は?

      2018/06/10

咳が続いて肋骨が痛い!その原因と予防法は?

風邪を引いていたり、のどの調子が悪いと咳が続いてしまいますよね。

咳をし続けていると、いつからか肋骨が痛いと感じることはありませんか。

どこかにぶつけたわけでもないのに、なぜ肋骨が痛くなるのでしょう。

今回の記事では、咳が続いたときになぜ肋骨が痛くなるのか、またその予防法などもご紹介します。

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咳をし続けると肋骨が痛いのはなぜ?

体調を崩し、咳が止まらなくなることがあります。

長く咳が続くと、咳やくしゃみをするだけで肋骨が痛いと感じるようになります。

なぜ、咳で肋骨が痛くなるのでしょう。

それは、疲労骨折(肋骨にヒビが入っている)か骨膜の炎症が起きている可能性があります。

骨膜とは、骨の周りにくっついていて、衝撃などのダメージから骨を守る保護膜です。

疲労骨折が起こる過程を見てみましょう。

疲労骨折は、突然起こるわけではありません。

普通骨折というと、何かに激しくぶつかったり、ぶつけられたり、または高いところから落下したりして起こります。

しかし、疲労骨折の場合、まず骨膜の炎症が起きます。

それがひどくなると、疲労骨折になるのです。

詳しくご説明しますと、実は筋肉というものは、骨にくっついているわけではありません。

この骨膜にくっついていて、動くようになっています。

骨と筋肉の間のクッション、それが骨膜の役割です。

咳を繰り返すなど、同じ動きをずっとしていると、筋肉は骨膜の同じ部分を何度も引っ張ることになります。

そのため、骨膜がこぶのように膨らんでしまったり、炎症が起きた状態になってしまいます。

これが痛みになります。

そしてこれがさらに続くと、骨にヒビが入ってしまうのです。

炎症を起こしているため、体温が上がっただけで痛みを感じることもあります。

筋肉が骨膜を引っ張らないように、筋肉をやわらかくすることが必要です。

肋骨にヒビが入っていたらどうする?

骨膜の炎症が進み、肋骨にヒビが入ってしまったら、どうすればよいのでしょう。

肋骨が痛いという状態は辛いものです。

しかし、肋骨は手や足の骨折と違い、ギプスで固定することができません。

コルセットやベルトなどで固定することもありますが、自分でやるのは危険です。

間違った固定をしてしまうと、さらに肋骨に負担がかかってしまうこともあります。

肋骨の固定やテーピングなどは、医療機関などで行ってもらいましょう。

このテーピングには、固定するという働きのほかに、筋肉を補助するという働きもあります。

前項でもお話しましたが、骨膜の炎症は咳などによる筋肉の使い過ぎによって起こります。

テーピングで筋肉の動きを補助することにより、状態が改善する可能性もあります。

また、テーピングは予防としても使えます。

骨膜の炎症が起こる前にテーピングをしておくと良いですよ。

しかし、少し痛みが治まったからといって無理をしてはいけません。

炎症が起きているのですから、すぐに治るというわけではありません。

まずは原因となっている咳を治すことが大切です。

肋骨にヒビが入っていたり、骨折してしまっている場合、安静期間は2~3週間といわれています。

完治までは2ヶ月ほどかかると考えておきましょう。

肋骨が痛いのは筋肉の炎症だった!肋骨に筋肉があるの?

咳で肋骨が痛いのは、骨膜の炎症とお伝えしてきましたね。

骨膜の筋肉に炎症が起こることが原因で、痛みが発生します。

しかし、そもそも肋骨に筋肉があるのか、疑問に思われる方もいるかもしれません。

実は、あります。

肋骨と肋骨の間には、肋間筋(ろっかんきん)という筋肉が存在しているのです。

肋間筋は、2つの部位から出来ています。

・体の表面側にある外肋間筋
・その内側にある内肋間筋

となっています。

呼吸をするとき、横隔膜とこの2つの筋肉がろっ骨を上げたり下げたりしているのです。

肺は呼吸をするとき自分で動いていると思われがちですが、実は肺は筋肉を持ちません。

そのため、自分で動くことが出来ないのです。

横隔膜や肋間筋の動きによって、広がったり縮んだりしているのです。

人が呼吸をするとき、横隔膜や肋間筋などの筋肉が、合わせて10ヶ所ほど動いて肋骨を上げ下げします。

呼吸をするだけでこれだけの筋肉が動くのです。

咳が長く続くと、どれほど筋肉に負担がかかるのかお分かりになるかと思います。

そのため、肋骨のどこか一部で骨膜の炎症が起き、痛みが発生するのです。

肋骨が痛いと感じる前に咳を止めよう!

肋骨が痛い状態にならないために、咳が始まったらすぐに止める対策をとりましょう。

咳が止まらなくなる状態というと、風邪を引いているときが多いのですが、のどが渇いているときや水分不足を感じたときにも咳は出ます。

乾燥した空気が一気にのどに入ってくると、苦しいですよね。

むせないように水分を摂りましょう。

水分といっても、お茶やスポーツドリンクなどいろいろな種類があります。

体への吸収が早いのは、シンプルな水です。

咳が止まらないようなときは、水を飲むのがおすすめです。

水の温度も大切です。

冷たい水ですと、のどや体への刺激が強すぎてしまうことがあります。

常温の水を用意しましょう。

常温の水ですと、体に吸収されるスピードがさらに早くなります。

こまめに常温の水を飲むと良いですよ。

さらに、温かいものは、体だけでなく精神的にも落ち着かせてくれます。

咳をし続けていると、交感神経が優位な状態になりがちです。

交感神経が優位、ということはつまり興奮状態にあるということです。

温かいものを体に入れると、体も心も落ち着きます。

例えば、しょうがやハチミツを白湯に入れて飲んでみてはいかがですか。

しょうが湯やハチミツ湯は、昔から風邪の時などに飲まれてきました。

しょうがには殺菌効果もあります。

風邪による咳などは、しょうが湯でのどを殺菌するのがおすすめです。

ほかにも、大根やネギ、シソなども効果があるといわれています。

飲みものだけでなく、こういった食材を使った料理を積極的に摂るのも良いですね。

水分をしっかり摂ったら、それが外に出てしまわないようにマスクをしましょう。

出来れば、眠るときもマスクをし続けます。

眠っているとき、口を開けてしまうことがありますよね。

その時の口やのどの乾燥も、マスクが防いでくれます。

併せて、部屋の加湿もしておくとさらに効果的です。

のどが痛いときや咳が止まらないときに押すツボもご紹介しておきます。

左右の鎖骨を結んだ、中央のくぼみにある「天突」というツボです。

そのくぼみを、中指で下に向かって押します。

呼吸に合わせて押しましょう。

息を吐くときに押し、吸うときに力を抜きます。

1分間くらい行うと良いですよ。

咳で肋骨が折れるのは骨が弱っているからかも

咳で肋骨にヒビが入ってしまうのは、そもそも骨が弱っている可能性があります。

肋骨にヒビが入ってしまっては痛いですし、治るまで日常生活も大変です。

咳を止める方法をご紹介しましたが、その前に骨を強くすることも意識しましょう。

特に女性は骨が弱くなりがちです。

女性は高齢期になると、ホルモンバランスが崩れやすくなります。

そのため、骨粗しょう症になりやすいといわれています。

骨の強化には、もちろんカルシウムの摂取が必要です。

小魚や海藻類、大豆などを積極的に摂りましょう。

これらの食材を毎日の食生活に取り入れることが大切です。

また、日光浴も骨の強化にはおすすめです。

日光浴をすると、皮膚にビタミンDが生成されます。

ビタミンDはカルシウムの吸収を高めてくれる作用を持ちます。

咳から骨膜の炎症が起こることはお話しましたね。

骨膜の筋肉がやわらかければ、炎症にならずに済むかもしれません。

カルシウムの摂取と共に、日頃からストレッチをして筋肉をやわらかくしておくことも大切です。

肩周りのストレッチが効果的です。

腹式呼吸を取り入れるとさらに良いですよ。

天気の良い日に、お日様に当たりながらストレッチをするのは気持ちが良いものです。

ぜひ、あなたの生活に取り入れてみてください。

咳を侮ってはいけない

咳で骨折までしまうとは驚きですね。

たかが咳と侮ってはいけないということがわかりました。

咳でなぜ肋骨が痛くなるのかや、咳を止める方法、予防法などをお伝えしてきました。

今回の記事が、あなたの生活のお役に立てれば幸いです。

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