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太ももに痛みがある!後ろ側に発生した時は坐骨神経痛かも?

      2018/06/12

太ももに痛みがある!後ろ側に発生した時は坐骨神経痛かも?

太ももの後ろが痛い、もしくは痺れるという症状に苦しんでいませんか。

それは坐骨神経痛かもしれません。

今回の記事は、太ももの後ろに痛みが発生する坐骨神経痛について掘り下げてお話しします。

坐骨神経痛はどのようにして起こるのでしょうか。

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太ももの後ろに痛みが!坐骨神経痛?

長時間同じ姿勢を取ったりいつもより多く歩いたりすると、太ももの後ろ側に痛みが発生することがあります。

もしかしたら、それは「坐骨神経痛」かもしれません。

坐骨神経痛という言葉を聞いたことがある人も多いと思います。

現在、坐骨神経痛で悩んでいるという人もいるかもしれませんね。

一口に坐骨神経痛といっても、その症状はさまざまです。

痛みが現れる部位や症状の出方は人それぞれです。

どのような部位にどのような症状が現れるのか、見てみましょう。

【症状が現れる部位】

・お尻
・太ももの後ろ
・ふくらはぎ
・かかと
・足裏
・つま先

部分的に症状が現れることもありますが、お尻からつま先まで広範囲に症状が現れることもあります。

【起こる症状】

・患部が突っ張る
・痺れがある
・針で刺されたような痛み
・だるい

このような症状は、ときどき感じる程度から常に痛みがある状態まで、起こる頻度もまちまちです。

常に痛みがあると、日常生活にも支障をきたしてしまいますよね。

起こる原因がわかれば、対策が出来るかもしれません。

原因を探ってみましょう。

坐骨神経とは

まず、坐骨神経とはどんなものなのかを知っておきましょう。

坐骨神経は、骨盤の後壁から出る神経の内の1本で、人の体の中で最も太くて長い神経です。

骨盤・お尻・太ももの後ろを通って足のつま先まで伸びています。

坐骨神経は末梢神経の一部です。

末梢神経とは、中枢神経とそれぞれの器官に分布する神経を結び、情報の伝達を行う役割を持ちます。

坐骨神経のの長さは1メートル以上あり、多くの筋肉と関係しているため、痛みの症状が広範囲に出てしまうのです。

また、坐骨神経は皮膚に近いところを通っているため、外部からの圧迫による影響を受けやすいといわれています。

骨盤の損傷や股関節の障害によっても損傷されることが多いようです。

では、どのような原因によって坐骨神経が圧迫されるのでしょうか。

坐骨神経の痛みが起こる原因

坐骨神経がどこにある神経なのか、おおよそ見当がついたでしょうか。

腰から太ももの後ろに坐骨神経が通っているため、太ももの後ろが痛くなるのですね。

実は、坐骨神経痛は疾患ではありません。

ある疾患が原因で起こる症状のひとつなのです。

それでは、どのような疾患による原因で坐骨神経が圧迫されるのか見てみましょう。

▼椎間板ヘルニア

椎間板とは、背骨を構成する骨と骨の間にあります。

椎間板は、体への衝撃を吸収するクッションのような役割を果たしているのです。

しかし何らかの原因で、この椎間板がはみ出してしまったり飛び出してしまったりすることがあります。

これを椎間板ヘルニアといいます。

この飛び出した椎間板が神経を刺激すると、坐骨神経の通っている部分に症状が現れます。

▼脊柱管狭窄症

咳中間とは、背骨の中央にあるトンネルのことです。

このトンネルの中を脊髄や神経が通っています。

そのため、脊柱管が狭くなると中にある神経が圧迫され、脚の痛みや痺れ、突っ張り感などが出ます。

脊柱管が狭くなる原因の多くは、老化による腰椎の変形です。

しかし、先天的に脊柱管が狭いという人もいるようです。

▼変形性腰椎症

長時間同じ姿勢を取る、スポーツで大きな負担をかける、老化現象などによって腰椎の形が変形し神経を圧迫すると、痛みや痺れの症状が現れることがあります。

▼梨状筋症候群

お尻の深部には、梨状筋という筋肉があります。

坐骨神経は、この筋肉の下を通っています。

仕事やスポーツ、長時間の同じ姿勢で腰や股関節に負担がかかると、この梨状筋が硬くなってしまいます。

それが神経を圧迫し、痛みなどの症状が現れます。

坐骨神経痛を引き起こす主な疾患をご説明しました。

上記以外にも、姿勢の崩れやストレス、喫煙、アルコール依存症、糖尿病などのさまざまな原因によって引き起こされることもあります。

太ももの後ろに痛みが出ないようにストレッチをしよう

前項でご紹介した通り、坐骨神経痛を引き起こす原因は腰に関係する疾患がとても多いです。

特に、股関節が硬いと腰への負担が大きくなり、腰のトラブルを起こしやすくなってしまいます。

坐骨神経痛にならないために、股関節周りのストレッチをして腰を傷めないようにしましょう。

【ストレッチ(1)】

①床に座り、足の裏同士をくっつけます。

膝の内側が90度になるようにかかとを前に出し、かかとをくっつけたままつま先を開きましょう。

②坐骨の前側に重心をのせ、状態を前に倒します。

30秒から1分程度ストレッチをかけます。

【ストレッチ(2)】

①床に座り、両足をまっすぐ前に伸ばします。

両方のかかとをくっつけて、つま先は少し開いておきましょう。

②つま先を天井に向け、出来るだけかかとを押し出します。

③坐骨の前側に重心をのせ、状態を前に倒します。

30秒から1分程度ストレッチしましょう。

【ストレッチ(3)】

①床に座り、両脚を開きます。

②つま先を天井に向け、出来るだけかかとを押し出します。

③坐骨の前側に重心を載せ、状態を前に倒します。

30秒から1分程度ストレッチしましょう。

まずはこちらのストレッチを行ってみてください。

慣れてきたら回数を増やすと良いですよ。

日常生活では、長時間同じ姿勢でいることを避けましょう。

仕事などで仕方がない時も、定期的に体を伸ばしたり動かしたりすることを心がけてください。

股関節を柔らかくすることが腰への負担を減らし、腰を守ることが太ももの後ろに痛みを発生させないことにつながります。

太ももの後ろが痛いとき坐骨神経痛以外に考えられること

さて、ここまで太ももの後ろが痛くなる坐骨神経痛についてお話してきました。

しかし実は、坐骨神経痛以外にも太ももの後ろが痛くなることがあります。

その痛みの原因として考えられることもご紹介しておきます。

太ももの後ろ側には、3つの筋肉があります。

その筋肉を総称して「ハムストリングス」と呼びます。

このハムストリングスは、肉離れを起こしやすい筋肉といわれています。

なぜ肉離れを起こしやすいのかといいますと、柔軟性や筋力が不足しがちなこと、太ももの前側とのバランスが悪いことなどが挙げられます。

肉離れには重症度があります。

・1度…引っ張られるような違和感がありますが、動くことは出来ます。
・2度…痛みがあり、運動が困難です。
    ハムストリングスを伸ばしたり、走る動作も出来ません。
・3度…強い痛みがあり、歩くことも出来ません。

太ももの後ろの痛みがハムストリングスを傷めたことによるものであれば、重症度によって治療方法や治療期間が変わります。

ハムストリングスを傷めた場合は、医療機関を受診することをおすすめします。

しかし、ハムストリングスを傷めることは、日常生活を送るうえではあまり発症することはありません。

例えば、スポーツシーンのような筋肉を酷使するような場面で起こることがほとんどです。

しかし、ハムストリングスの柔軟性を上げておくことは日常生活でも体のバランスを維持するために大切です。

ハムストリングスもストレッチなどで柔軟性を高めておきましょう。

痛みを防ぐために毎日の生活で出来ること

太ももや脚に痛みがある場合、考えられる原因はいくつもあります。

その中のひとつである坐骨神経痛について、お話ししました。

ふとももの後ろの痛みなのに、股関節の柔軟性が重要だったとは驚きでしたね。

毎日の生活から、痛みを防ぐことが出来ます。

もう坐骨神経痛にならないために、少しずつストレッチを始めていきましょう。

 - 太もも 違和感, 手足 症状