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産後にやってくる尾てい骨の痛みの原因は?予防策はあるの?

      2018/06/14

産後にやってくる尾てい骨の痛みの原因は?予防策はあるの?

待ちに待った出産のとき。

我が子との再会に涙した人も、ほっと胸をなでおろしたかたもいらっしゃることでしょう。

しかし、産後に身体の不調を訴えるかたは、少なくありません。

今回は、産後の尾てい骨の痛みについて、お話しします。

痛みの原因や予防策、解消法を見ていきましょう。

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産後に起こる尾てい骨の痛みのメカニズム

はじめに、産後に起こる尾てい骨の痛みの原因について、お話しします。

みなさんは、骨盤はどのような形をしていると思いますか。

正解は、骨盤はおわんのような形をしており、上部は広く、下部は狭い構造になっています。

この骨盤のまわりにある筋肉が上手に使えなかったり、骨に何らかの負担がかかることで痛みとなって出てくるのです。

女性が赤ちゃんを産むとき、産道の通りを良くして赤ちゃんを外の世界へと導きやすくする女性特有のホルモンが活発になります。

すると、本来は狭い骨盤の下部がゆるくなり、腰のまわりの筋量も低くなり、赤ちゃんが通りやすいように骨盤が開いていくのです。

従来の骨盤の形であるおわん形でなくなってしまった骨盤は、本来の働きがスムーズにできません。

それに加え、骨盤を支える筋量も低下することで、尾てい骨にまで痛みを感じてしまいます。

よく耳にするのは、骨の位置のずれによって尾てい骨の痛みが出ると認識しているかたがいらっしゃいますが、そうではありません。

骨盤を支える筋肉を上手に使うことが、ポイントなのです。

尾てい骨が痛いままで赤ちゃんのお世話をするのは、とても大変なことですよね。

はじめての育児でなれていないかたでしたら、なおさらです。

赤ちゃんを抱っこしたり授乳したりなど、育児と共に身体の負担もかかってきます。

日頃、身体の同じ部分に負担がかからないように意識することも大切です。

産後のストレスは尾てい骨の痛みにつながる

出産によって開いた骨盤によって尾てい骨に負担がかかってくると、痔や子宮内膜症を患うこともあります。

とくに、お仕事などで長い時間座っていることが多いかたに、多く見られます。

本来の位置に骨盤があるかたと比べると、産後によって開いた骨盤のかたとでは、かかる圧が違うのです。

尾てい骨に負担がかる時間が長ければ長いほど、痛みが出てきてしまうのは、お分かりいただけますよね。

また、ストレスも尾てい骨との痛みとなる場合も大いにあります。

私たちの身体にストレスがかかると自律神経が乱れ、常に緊張した状態になってしまいます。

この状況が影響して、内臓にまでもストレスがかかってきます。

体内環境が悪くなると睡眠障害や食欲不振、もっと進むと精神的なところまで影響が出てきてしまうのです。

産後にこういった状況は、良い環境とはいえませんよね。

ストレスを抱えないで育児することも、とても大切なことです。

1ヶ月検診などで、医師から入浴の許可がおりたら、ゆっくり湯ぶねに浸かってみるのも良いですよ。

身体を動かすのが好きなかたなら、軽めのストレッチやウォーキングなどを取り入れてみましょう。

いずれにしても、リラックスする時間を作ることです。

日常の姿勢や動作を見直して痛みを軽減

ストレスと尾てい骨の痛みが繋がっているなんて、驚きですよね。

うまくストレスと向き合って、発散させていきましょう。

このように、私たちの生活からも、ちょっとした改善は可能です。

たとえば、無意識に足を組んで座っていたり、あぐらの姿勢でテレビを見ていませんか。

座っているときだけでなく、立っているときも、片方だけに重心をかけていたりしないでしょうか。

こうした姿勢や動作は、尾てい骨が痛くなるかたに多くみられる特徴です。

習慣となってしまった悪い姿勢や動作を見直しましょう。

とくに産後は骨盤が開いていて、コンディションが悪い状態です。

座っているときは足を組まず、立っているときは片方だけに重心をかけないように心がけましょう。

日常生活の姿勢や動作を意識することで、尾てい骨の痛みを軽減することもできるのです。

今後のためにも、ぜひ正しい姿勢を身に付けましょう。

産後につける産後ベルトを使用しているかたもいらっしゃるかもしれませんが、きつく骨盤を締めてしまったり、これだけに頼っていくのは、あまりおすすめしません。

なぜなら、本来の使い道としては腰を楽にするためのものだからです。

良かれと思って間違った使い方をしていると、反対に症状が悪化してしまうこともあるので、注意しましょう。
次項では、痛みを刺激して軽減するツボ療法について、お話します。

尾てい骨に痛みを感じたらツボを刺激してみよう

ツボを刺激して、痛みのある部分にアタックしていきましょう。

尾てい骨の痛みを軽減するツボは、以下の部分です。

・上髎(じょうりょう)
・次髎(じりょう)
・中髎(ちゅうりょう)
・下髎(げりょう)

これらは骨盤のまわりにあるツボで、内臓とのつながりがあります。

とくに、膀胱や腎臓とのつながりが深い部分であり、女性特有の月経や妊娠、出産なども関わってきますよ。

産後の尾てい骨の痛みには、次髎のツボを刺激し、腎臓機能を促進しましょう。

腰まわりの血流を促進することによって、尾てい骨の痛みを緩和することができます。

東洋医学では、こうしたツボを刺激をすることによって症状を緩和させたり、改善をすることができるとしています。

身体の急所になる部分がツボです。

ご自身の指などを使って、上記のツボを押してみましょう。

少しのちからで刺激することが出来るので、女性でも簡単に行えますよ。

気持ちいいいと感じるぐらいの力で、数回押してみましょう。

産後からおすすめしたいお腹のストレッチ

さいごに、尾てい骨が痛くなる前の予防策としても、痛みが出たときにの改善にも役立つ効果的なストレッチをご紹介します。

お腹のまわりの筋肉がうまく働かなくなると、お尻や尾てい骨に負担がかかってきます。

お尻や尾てい骨に負担をかけないためにも、お腹のまわりを伸ばしていくことがポイントです。

今回はお腹のまわりのストレッチをやってみましょう。

①はじめに、仰向けになります。

②両膝を90度にして立てましょう。

③ご自身のおへそを見るイメージでと首を曲げていきます。

このとき、反動をつけずに、ゆっくりと行ってください。

キープしたまま5秒間数えます。

④元の状態にゆっくり戻しましょう。

はじめは5回1セット行い、慣れてきたところで10回1セットにしていくと良いですよ。

お腹のストレッチによって、座っているときでもお尻や尾てい骨の負担を軽減することが可能です。

また、膀胱や腎臓にも良い刺激が加わるので、二重の効果が期待出来ます。

産後だけでなく、日常生活に取り入れていただきたいストレッチです。

痛みのあるときだけでなく、予防としても毎日ストレッチを行う習慣を身に付けましょう。

痛くなる前に予防しよう

たださえ身体の不調は日常生活に影響を与えます。

ここに出産、育児となると、世のなかのお母さんは悲鳴をあげたくなりますよね。

痛みが出る前に、ご自身でできる予防策は試してみましょう。

身体に起こる痛みの改善だけでなく、リラックスしたり、息抜きも大切ですよ。

 - 女性 お悩み, 腰痛