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脇腹や肋骨が痛いときは肋間神経痛かも?その痛みの原因とは

      2018/06/20

脇腹や肋骨が痛いときは肋間神経痛かも?その痛みの原因とは

突然、脇腹や肋骨に痛みが生じることがあります。

痛みの発症に思い当たる原因がないと、なんだか心配になりますよね。

脇腹や肋骨が痛いとなると、それは肋間神経痛かもしれません。

今回の記事は、脇腹や肋骨が痛くなる症状が出る「肋間神経痛」についてお話しします。

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脇腹や肋骨が痛いときは肋間神経痛を疑おう

脇腹や肋骨を、普段から意識している人は少ないと思います。

しかし、いったん痛みが出ると、とても気になる部位でもあります。

腕や体を動かす際、または呼吸の際にも連動して動く部位だからです。

脇腹や肋骨が痛くなった場合、考えられるのは肋間神経痛です。

肋間神経痛とは、どのような病気なのでしょう。

肋間神経痛の症状は、突然の胸や脇腹の痛みです。

痛みの感じ方は人それぞれで、激しく痛いこともありますし、ピリピリした痛みがあることもあります。

刺すような痛み、痺れたような痛み、と表現する人もいます。

肋間神経痛は、実は病気の名前ではありません。

神経痛のひとつです。

神経痛とは、何らかの原因によって末梢神経が刺激されて起こる痛みのことです。

肋間神経痛とは、症状をあらわす名称であり、胸部から背中のあたりに痛みが起こる神経痛のことです。

胸の周辺が痛くなるため、内臓系の疾患を疑う人もいるかもしれませんが、肋間神経痛は痛む場所や範囲がはっきりしています。

肋骨に沿って起こる鋭い痛みであれば、肋間神経痛の可能性が高いです。

肋間神経痛の特徴として、上半身の右側か左側の片側にのみ起こります。

肋間神経痛で痛みが出る部位は、胸や脇腹が多いといわれています。

また、肋骨や背中、脇の下、おへそ周り、足の付け根まで痛くなることもあります。

動作でも痛みが出ます。

▼歩く
▼話す・笑う
▼腰をひねる
▼深呼吸・咳・くしゃみ
▼拾う動作
▼高いところに手を伸ばす
▼背伸び・胸を広げるストレッチ

このような動作をすると痛みを感じます。

脇腹・肋骨が痛くなる肋間神経痛とは

肋間神経痛が発症する原因はさまざまといわれており、解明されてないものもあります。

肋間神経痛は大きく2種類に分けることが出来ます。

「症候性肋間神経痛」を原因が明らかである場合、「突発性肋間神経痛」を原因が明らかでない場合にいいます。

症候性肋間神経痛は原因が明らかですので、引き起こす原因となる疾患をいくつか挙げてみます。

▼変形性脊椎症
▼胸椎椎間板ヘルニア
▼脊椎腫瘍
▼肋骨骨折
▼肋骨の腫瘍

脊椎に原因があるもの、肋骨に原因があるものが挙げられます。

このような原因によって肋間神経痛が起きた場合、体を前後に曲げたり左右に曲げたりひねったりすると、肋骨や脇腹がとても痛いです。

中には息が出来ないというほど強く痛みを感じることもあるようです。

脊椎や肋骨に異常がない場合、ほかの疾患も考えられます。

例えば「帯状疱疹」です。

帯状疱疹は、帯状疱疹ウイルスが神経の中を通って皮膚に達し、皮疹を起こす疾患です。

これが胸部に発症すると、肋間神経痛を引き起こすのです。

帯状疱疹を発症すると、皮疹がなかったとしてもヒリヒリとした痛みが続きます。

このように、症候性肋間神経痛だけでもたくさんの原因が考えられます。

肋間神経痛は症状のひとつなので、原因の疾患によって治療法が異なります。

医療機関を受診し、医師の診断を受けることをおすすめします。

脇腹や肋骨が痛いのはストレスが原因かも

肋間神経痛の原因のひとつに、ストレスも挙げられます。

ストレスによる肋間神経痛は慢性化することもあり、常に脇腹や肋骨が痛いというのはつらいものです。

ストレスによって起こる肋間神経痛は、長期の緊張状態によって引き起こされると考えられています。

ストレスによって緊張している状態が長時間続いたり、長期間続くと、肋間神経痛を引き起こす可能性があるのです。

しかも、ストレスの感じ方は人それぞれです。

長時間や長期間でなくても、強いストレスを感じると肋間神経痛になることもあります。

几帳面な性格を自覚している人は、特に気を付けた方が良さそうです。

ストレスによって肋間神経痛が引き起こされるのは、体の緊張状態が長く続くことによります。

筋肉が緊張して硬くなると、冷えや肩こりの症状が現れます。

体に余分な力が加わった状態が続くことで、これが神経を圧迫する原因となるのです。

人間は、緊張すると呼吸が浅くなる傾向があります。

緊張で体が硬くなると、深い呼吸が出来ずに浅い呼吸になってしまうのです。

このようになると呼吸がづらくなり、肩を使って呼吸するようになります。

肩を使った呼吸をしていると、呼吸だけで背中や肩の筋肉を使うことになります。

いつも背中や肩の筋肉や神経に負担がかかってしまうのです。

体の一部に力が入っている状態は疲れますよね。

その疲れる緊張状態が、ずっと続いているということなのです。

この状態が続くと周辺に痛みが現れ、やがて肋間神経痛につながるのです。

痛いと感じる前に日常生活で予防しよう

ストレスが原因となっている肋間神経痛は、一過性の場合と慢性化する場合があります。

ストレスがなくなれば、痛い症状も自然とおさまり、改善します。

逆にいえば、ストレスが続く限りは痛みも続くということです。

そのため、早めにストレスを緩和することや休息・睡眠を十分にとることを意識しましょう。

このように意識を変えることでストレスが減り、脇腹や肋骨の痛みを軽減していくことが出来れば良いのですが、人によってはうまくいかないこともあります。

ストレスから抜け出せないと、肋間神経痛が慢性化してしまいます。

そうならないためにも、日常生活で出来ることをしてみましょう。

▼体を温める

肋間神経痛は、筋肉の緊張によって起こるといわれています。

そのため、硬くなった筋肉をほぐすために体を温めるのが有効です。

体を温めると血流が良くなり、筋肉がほぐれやすくなります。

▼ストレッチ

ストレッチや軽い運動は全身の血行を改善してくれます。

硬くなった筋肉をほぐしてくれますので、ぜひ行いましょう。

強い負荷の運動でなくてもかまいません。

仕事の合間にストレッチを行うのも良いですし、一駅分歩いてみる、階段を使ってみるなど、軽い運動を日常生活に取り入れてみてはいかがでしょう。

脇腹・肋骨を伸ばすストレッチ

肋間神経痛に苦しんだことがある人は多いと思います。

肋間神経痛にならないために、前項ではストレッチをおすすめしましたよね。

最後に、脇腹や肋骨を伸ばすストレッチをご紹介します。

脇腹などの体の側面は、普段伸ばすことが少ない場所です。

そのため、肋骨はいつも縮みがちになってしまいます。

肋骨の間を広げるような気持ちで、しっかり伸ばしてあげましょう。

①膝立ちになり、両腕を頭の上で組みます。

②膝が持ち上がらないように、息を吐きながら腕ごと上体をゆっくり横に倒します。

アルファベットの「C」の字を意識してください。

③息を吐ききったら、体を元に戻します。

左右を交互に行い、10往復程度行いましょう。

骨盤から肋骨をつないでいる腰の筋肉は、肋骨を含む胸郭を安定させるために重要な筋肉です。

側面をしっかりストレッチすることで、肋間の筋肉もしっかりと動きます。

そうすると深い呼吸がしやすい体に変化していきますよ。

ただ体が痛い状態のときは、ストレッチで悪化してしまうことがあります。

体が痛いのであれば、医師の判断を仰いでからストレッチを行ってください。

自分の体の状態を知っておく

ときどき脇腹がとても痛くなるという症状に悩まされている人は、肋間神経痛かもしれません。

原因はひとつではないため、痛みが強い場合や長く続く場合や早めに医療機関を受診した方が良いでしょう。

また、肋間神経痛ではなくても日常生活でのストレスや体のこりに気づいておくことは大切です。

ストレッチで、自分の筋肉がどれくらい硬くなっているのかを知っておきましょう。

 - 内臓 異常, 背中の痛み