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腰痛がある人にコルセットは有効?寝る時はどうしたらいい?

      2018/06/22

腰痛がある人にコルセットは有効?寝る時はどうしたらいい?

腰痛がある人ならば、腰痛コルセットを1回は使用したことがあるでしょう。

そのくらい腰痛コルセットは、代表的な腰痛グッズと言えます。

確かに、腰痛コルセットを使うと楽になりますよね。

それゆえ腰痛コルセットに依存しがちで「寝る時も外すことが不安」という人もいらっしゃいます。

そこで今回は、適切な腰痛コルセットの使用方法をご紹介します。

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腰痛コルセットの長所・短所

☆腰痛コルセットの長所

腰痛コルセットは、痛みの改善としての効果はあまり認められていません。

しかし、腰痛コルセットを使用することで、日常生活の中で動ける範囲をひろげることができます。

腰痛になってしまうと、とても痛みが強いので動けない、もしくは動く気にもなれないですよね。

こういう時は「とにかく腰を動かさないで安静にしなきゃ」と思いますし、確かに以前は医師も安静を勧めていました。

ところが、安静にすることで筋肉などの機能が落ちて、かえって腰痛の改善を遅らせてしまうということが報告されたのです。

そのため、ただ安静にしているのではなく、腰痛コルセットを使って日常生活で動ける範囲をひろげてあげることが、腰痛の改善には効果的なのです。

☆腰痛コルセットの短所

腰痛コルセットの短所は、装着するとどうしても目立ってしまうので、オシャレ感に欠けることです。

その理由から、特に若い人は、使いたくても使えない場合もあるでしょう。

さらに、ムレやすいといったこともあげられます。

また、腰痛コルセットはあくまでも、腰痛が原因で動けなくなるのを防ぐための道具です。

ですから、腰痛コルセット自体には腰痛を治す効果はないのです。

慢性的な腰痛持ちの人は、腰痛コルセットがなかなか手放せないということもあります。

「腰痛コルセットがないと寝る時も不安」といった依存的考えは、腰痛の改善にマイナスになってしまうことも多々あります。

腰痛コルセットの選び方・巻き方

寝る時も装着していると安心できるという人もいて、需要が高い腰痛コルセットは、色々なものが販売されています。

選択肢が多いと、いったいどれを選んでよいのかわからないですよね。

幅や素材、形状などによって価格も違います。

価格が高ければ高いほど、より効果が得られるとは一概には言えないので気をつけましょう。

では、どのように腰痛コルセットを選べば良いのでしょうか。

選ぶポイントは、腰痛の度合いです。

痛みが強く日常生活での可動制限が大きい人は、しっかりと腰を固定してくれる幅広で、その上に伸縮素材がついているものがいいでしょう。

痛みが弱い人は、幅が狭い一重のもので大丈夫でしょう。

腰痛コルセット選びが不安な場合は、専門家の意見をもとに選ぶようにしましょう。

腰痛コルセットの装着の仕方や、装着位置もしっかりと確認しておきましょう。

腰痛コルセットは、腰を安定させる目的で装着します。

ですから、緩すぎては効果は得られません。

だからと言って、きつく締め過ぎるのも圧迫感が強くなるのでやめましょう。

呼吸がしにくくならない程度で、しっかりと締まっているなと感じられるように装着してください。

骨盤の上端を覆うように、腰に巻き付けましょう。

腰痛コルセットをつけるタイミング

腰痛コルセットをつけていると気持ち的にも安心できるものですが、常に装着していると腹筋を使用しなくなり、弱くなってしまいます。

腹筋などのインナーマッスルは、腰の骨を安定させる重要な働きをしています。

インナーマッスルが弱くなると、腰痛の治癒が遅くなったり、再発しやすくなってしまうのです。

ですから腰痛コルセットは、常時装着しておくものではないのです。

腰痛コルセットをつけるタイミングは、腰に負担のかかる動作をする時です。

介護施設で働く介護士や看護師には、腰痛持ちの人が多いですよね。

こういった職業においては、予防もかねて腰痛コルセットを活用している人もいます。

スポーツをする時も、腰への負荷は大きくなります。

日々の生活の中で腰痛を感じている場合は、スポーツ時に腰痛コルセットを装着しておくことをおすすめします。

汗をかくので、メッシュ素材で通気性が良く、薄い素材のものを使用しましょう。

まとめると、仕事中やスポーツ時などの腰に負担がかかる動作や、長時間の立ち作業などで、あなたの腰に大きな負担がかかりそうな場合は装着するようにしましょう。

そして、少しずつ腰痛コルセットを外している時間を長くしていきましょう。

次項では、「腰痛コルセットは寝る時にはずしたほうがいいのか」という疑問についてお答えします。

腰痛コルセットは寝る時にははずすべき?

腰痛で歩くのも辛い場合は、腰痛コルセットがとても頼りになります。

腰痛で厄介なのは、横になって寝ている際にも痛みを感じることです。

ですから、寝る時にも腰痛コルセットをしたままの方がいいのではないか、と思いますよね。

しかし、寝る時には必ずはずしてください。

なぜならば、睡眠時にも腰痛コルセットを使うことで、反対に腰痛を悪化させてしまうからです。

その理由をこれからお話しますね。

寝る時は日中の活動時と比べると、当然ながら運動量が減ります。

また、体全体に丁度良く重力がかかり、脊柱のS字カーブも整いやすく、腰への負担は最小限になっています。

運動量が減っている状態で、腰痛コルセットで腰の可動域を制限してしまうと、筋肉を硬化させ収縮ができなくなってしまいます。

その状態で起床時に活動すると、可動域が狭くなっている中で、硬い筋肉をいきなり動かすことになります。

そうなると、驚いた筋肉が可動域以上に動いてしまい、炎症が起きて痛みに繋がってしまうのです。

可能な限り腰や股関節の可動域を制限せずに、筋肉を動かしやすい状態を作っておくことが重要です。

寝る時に腰痛コルセットをはずすべき理由

寝る時には、腰痛コルセットをはずしましょう。

そうすべき理由は色々あります。

☆血流が悪化する

腰痛コルセットによって、腰回りの血管が圧迫されます。

就寝中はずっと血流が悪いままになります。

そうすると痛みが増したり痺れが出ることもあり、腰痛を悪化させてしまうのです。

☆筋膜が癒着しやすくなる

寝ている間に圧迫され続けている箇所は、筋肉を包む筋膜にシワができたり固まりやすくなります。

そうなると凝りの症状を引き起こしたり、体を動かしづらくなります。

☆皮膚疾患の原因になる

寝ている時には、あなたが想像している以上に発汗しています。

腰痛コルセットを装着したまま寝てしまうと、ムレて、皮膚に湿疹を作る原因になってしまいます。

以上のように、寝る時にも腰痛コルセットを装着することは、腰痛の治りを遅くするばかりか、悪化させてしまうのです。

横になっているのにどうしても痛くて辛い場合は、抱き枕を使って痛みの出ない姿勢を探してみましょう。

横になっても腰痛を感じるのは、硬くなった筋膜や筋肉によって引っ張られる箇所があるからです。

横向きで抱き枕を抱くことで、腰やお尻の筋肉の緊張を緩めることができます。

引っ張られる箇所が無くなれば、痛みも緩和されるはずです。

腰痛を改善して、寝る時もコルセットいらずで安心!ストレッチ方法

日中の活動中も寝る時も、腰痛があるととても辛いものです。

腰痛になりやすい人は関節が硬く、可動域が狭くなっている傾向にあります。

手軽にできるストレッチからやってみて、関節の柔軟性を高めましょう。

また、血流を良くすることも大切です。

ストレッチをするタイミングで最適なのは、体が温まって効果の持続しやすい入浴後です。

できればこのタイミングでのストレッチを習慣にして、腰痛を改善予防し、コルセットを必要としない生活を目指していきましょう。

これからご紹介するストレッチ方法は、神経・筋肉・骨格を本来の適切な位置に修正してくれます。

もちろん関節の柔軟性も向上していきますよ。

ストレッチを行う際には、必ず腰痛コルセットははずしてください。

気持ちがいいなと感じる範囲で行い、痛みが出る場合はすぐに中止しましょう。

1つ目のストレッチ方法は、

①仰向けに寝ましょう。

②両足を胸にくっつけるように、両腕で抱えます。

③両足を胸にくっつけるときに息を吐きましょう。

④これを10回くらい繰り返します。

2つ目のストレッチ方法は、

①うつぶせで寝ましょう。

②両手を顎の下に入れます。

③両膝を直角に曲げます。

④息を吐きながら両足を静かに右側に倒します。

同じく左側に倒します。

⑤これを10回くらい繰り返しましょう。

腰痛コルセットは正しい使い方をしよう

腰痛コルセットの使用方法についてお話してきましたが、いかがでしたか。

痛みへの恐怖から、ついつい腰痛コルセットを保険的目的で過剰に使いがちですよね。

腰痛改善のためには、腰痛コルセットに依存しすぎず、腰痛コルセットとの正しい付き合い方をしていくことが大切です。

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