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外反母趾からくる腰痛の改善・予防方法と整体学の関連性

      2018/06/23

外反母趾からくる腰痛の改善・予防方法と整体学の関連性

「オシャレは我慢」という言葉がありますね。

オシャレを重視する女性の中には、幅の狭いつま先が細くなった靴を履いたり、ヒールの高い靴を履くことが多いでしょう。

それと同時に外反母趾で悩んでいる人も増えています。

外反母趾は、腰痛を引き起こす原因にもなります。

腰痛を改善するために、整体を行ったことがある人もいますよね。

今回は整体学の歴史や、外反母趾と腰痛の関連性と改善・予防方法についてお話していきます。

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整体の歴史

整体とは、脊髄、骨盤、肩甲骨、四肢などの関節の痛みや骨格の歪みなどを改善させてくれるものとして、開発された手技療法です。

腰痛持ちの人で整体に通っている人も多いのではないでしょうか。

少し前は、整体=お年寄りというイメージがありませんでしたか。

しかし、健康志向の高まりや癒し目的で、若い人も整体に興味関心を持つ人が増えました。

需要が伸びつつある整体ですが、整体の歴史をご存知の方は少ないのではないでしょうか。

実は整体という言葉も療法も、江戸時代の日本には存在していなかったと言われています。

では、どのように現代に伝わってきたのでしょう。

歴史の教科書で学習したように、1853年、アメリカのペリー提督率いる黒舟が来航し開国を迫りました。

そして明治維新となり、自動車・鉄道・蒸気船・食品・生活スタイルといった色々な欧米スタイルのものが日本にも流入してきたのです。

そこから日本の生活スタイルは、急速に欧米化していきました。

そして明治~大正時代に、カイロプラクティックやオステオパシーやスポンディロセラピーという科学的・物理的手法が欧米から流入しました。

そこに、日本でも確立してきた東洋医学・漢方の経穴経絡・陰陽五行論を中心とした考え方が混同し、西洋療術と東洋療術の両方が国内で流通していったのです。

昔行われていた腰痛改善法と整体

欧米から流入された、カイロプラクティック・オステオパシー・スポンディロセラピー。

それらに変わる言葉は、当時の日本にはありませんでした。

そのため「整体」という言葉をあてたという説もあります。

ゆえに整体は、西洋的な考え方が強いとも言えるそうなのです。

医療技術がまだまだ未発達なずっと昔、当時の人達の腰痛などの治療には、どんなことが行われていたと思いますか。

さかのぼって見てみると、

☆気合術・霊道術・精神統一法が38%

☆療術といったお手あて・プラーナ療法が21%

☆精神療法といった暗示・睡眠療法・精神療法が23%

☆心霊治療・超能力治療が7%

☆その他・断食・体操が2%

現代の整体でも腰痛改善にストレッチは有効とされ、実際に行われています。

今の時代のストレッチを連想させる体操は、江戸時代の割合的にはたった2%しか流通していなかったのですね。

精神統一や超能力で腰痛が改善すると思われていた時代があったなんて、本当にビックリしますよね。

本当に改善されたのか、当時の人に聞いてみたいですね。

整体学から考える腰痛と外反母趾の関連性

腰痛持ちの人は、日本のみならず世界中にもたくさんいます。

しかし世の中には、今まで一度も腰痛になったことがない人もいますよね。

同じ人間でありながら、なぜ腰痛が起きる人と起きない人に分かれてしまうのでしょうか。

冒頭でもお話しましたが、実は外反母趾などの足裏の異常が、腰痛の原因となっていることはとても多いのです。

外反母趾の特徴的な症状は、足の母指の先が人差し指のほうに「くの字」に曲がります。

そして、母指のつけ根の関節の内側の突き出た場所が痛くなります。

その場所が靴に当たることで炎症を起こし、悪化すると靴を履いていない状態でも痛むようになり、手術が必要となってしまいます。

その原因は、生まれつき扁平足ぎみであることや、履物によって圧迫されること、肥満や筋力低下などが考えられます。

整体学では、足の母指と腰椎の4、5番の関係が最も深いと言われています。

腰椎4、5番に力のある人は下肢の内側にも弾力があり、後ろにも伸びがあります。

人間は歩行する際に、真っ直ぐ後ろに蹴ることができません。

ですから、下肢に弾力と伸びがないと、過度に足の母指の筋力を使うことになり収縮傾向に陥ります。

そうなると、母指が段々と中に入っていってしまいます。

結果的に腰椎の4、5番も弱くなり、腰痛という症状を引き起こしてしまうのです。

足裏のバランスを整える方法として、テーピングや3本指テーピング靴下を使用し、靴の中には免震インソールを入れてみましょう。

腰痛予防にも繋がる①立っている時の重心点

前述したとおり、外反母趾は「足」で腰痛は「腰」ですが、実は密接な関係があります。

体は色んな場所と繋がっているのだな、と改めて考えさせられますね。

外反母趾と腰痛の関連性を考慮したうえで、外反母趾を予防するにはどうしたらよいのでしょうか。

日常生活を送る中で、特に仕事の関係上、立っている時間がとても多い人もいます。

その時に、立っている時の重心をどこに置いているかは、あまり考えていないですよね。

実は、多くの人が母趾球に重心を置いているのです。

母趾球とは、足の裏の母指の付け根にあるふくらみのことです。

そうすると、前項でもお話しましたが、膝は屈曲しやすくなり全体重を下半身で支えることになります。

それは整体学でいう腰椎の4、5番に負担がかかり、さらに母指が内側に入ってしまい、外反母趾と腰痛を引き起こしてしまうのです。

それを防ぐためにも重心は、母趾球に3割、小趾球(小指の付け根の近くに盛り上がったところ)に7割といったイメージで置いてください。

小趾球に重心を置くことにより、前脛骨筋・ハムストリング・腸骨筋・脊柱起立筋が連動し背骨が適正な位置におさまりやすくなります。

そして、体重をうまく分散し、正しい立ち姿勢を保持することができるのです。

それは同時に足の指もしっかり開き、母指が内側に入ってくるのを防げるため、外反母趾の予防にもなるのです。

腰痛予防にも繋がる②歩行時での重心点

前項では、止まった状態で立っている時の、正しい重心点についてお話しました。

今度は、歩行時の重心点についてお話します。

この場合も結論から言うと、立っている時と同じ割合の母趾球に3割、小趾球に7割といったイメージで重心を置いて歩行してください。

その理由をこれからお伝えしていきますね。

歩行は立って静止している時と違って、動きがでてきます。

ですから、足の裏の筋肉の収縮が正しく行われなければいけません。

私達人間は、歩行する際に真っ直ぐ後ろに蹴ることはできません。

人差し指・中指・薬指・小指で地面をしっかりつかまえて、斜め内側後方に蹴るようにすると、股関節の外旋の連動で足の裏の筋肉が収縮することができます。

しかし、母趾球に大きく重心がのっている状態だと、股関節の回旋運動が制限されて主に母指で地面を蹴ることになり、過度に負担がかかってしまうのです。

それが続くと、見た目で外反母趾と判断できるように、母指が内側に入ってしまうのです。

そして、立っている時と同様に、整体学でいうと腰椎の4・5番が弱くなってしまい、腰痛が併発してしまうリスクを抱えてしまいます。

普通の日常生活だけでなく、これはスポーツを行う際にも同様のことがいえます。

母趾球に重心がのった状態で股関節の回旋運動が行われ、内側側副靭帯・外側側副靭帯の損傷や断裂、半月板損傷といった故障を抱える場合が多いので、注意しなければいけませんね。

重心の置き方を考えよう

人間が悩まされる症状は、時代時代で大きく変化していきます。

草履や下駄が主だった時代には、外反母趾が少なかったようですね。

オシャレ重視の現代社会ですが、外反母趾は腰痛を引き起こす原因にもなります。

外反母趾を予防するためにも、適した靴を選んだり重心の置き方に気をつけて、股関節の回旋運動を円滑に行うようにしましょう。

 - 手足 症状, 腰痛