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膝の関節が鳴るのは病気のサイン?症状から見た病名と予防法

      2018/06/27

膝の関節が鳴るのは病気のサイン?症状から見た病名と予防法

普段はあまり意識しない部分ですが、体を動かしたときに関節が鳴った経験がある人は多いでしょう。

それが肩や指の関節ならそれほど問題はないですが、体を支えている膝の関節が鳴る場合、は病気があることが原因かもしれません。

今回は、膝関節にまつわる病気とその予防法をご紹介します!

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体を動かしたときに関節が鳴るのはなぜ?

まずはじめに、体を動かしたときに関節がポキッと鳴るのはなぜなのか、見ていきましょう。

人間には、首や背中、腰、指、肩や肘、股関節、膝関節などがあります。

そして、関節が鳴った時は、梱包に使われるプチプチを絞ったような音が聞こえますよね。

関節が鳴るのは、骨と骨がぶつかって擦れる音だと言われたりもしますが、この音の正体は現在の科学では、まだはっきり解明されていません。

しかし、関節の仕組みを見ていくと、仮説を立てることができます。

人間の関節というのは、骨と骨の間に「骨液」という液体があります。

骨液は、潤滑油の役割をしているため、関節が動く度に動くという特徴があります。

この骨液があるおかげで、私たちは、関節を滑らかに動かせるのです。

しかし、一定の間、同じ姿勢を続けていると、関節を動かしませんよね。

すると、骨液にも動きがないので、関節の間で固まりはじめます。

その状態から、急に体(関節)を動かせば、骨液も急に移動することになります。

そして、骨液という液体が急に動けば、圧力が変化し、骨液の中に気泡ができます。

その気泡は元に戻ろうとして破裂し、骨・皮膚などに伝わって、私たちの耳に聞こえます。
この関節の仕組みに着目して立てられた、「関節がポキッと鳴るのは、関節内の骨液にできた気泡が破裂するから」という説が、今のところ、有力視されています。

しかし、痛みがある場合には、病気が潜んでいることもあります。

次の章では、膝の関節がポキッと鳴る場合に考えられる病気を見ていきましょう。

膝関節が鳴るし痛みも出る!考えられる病気とは①

では、膝の関節が鳴る場合に考えられる病気についてご紹介しましょう。

膝を動かしたときに膝関節が鳴ることはありますが、痛みを感じることは少ないですよね。

はじめにも触れましたが、膝関節が鳴って痛みもある場合は、以下の病気の可能性があります。

●変形性膝関節症

変形性膝関節症は、「膝の関節の病気といえば、これ!」というくらい有名なので、聞いたことがある人も多いでしょう。

これは、膝の関節の骨や軟骨が擦り減り変形することで起こる病気です。

特に、膝を動かしはじめる時に、痛みを感じる人が多いようです。

この病気は、膝の可動域に制限がかかるだけでなく、膝がきしむような感覚や痛みがあることが特徴です。

加齢が主な原因ですが、激しい運動などで、若い頃膝に負担をかけてきた中高年の人も発症しやすいとされています。

●膝蓋軟骨軟化症

膝蓋骨(しつがいこつ・膝のお皿)は、膝関節を守る役割をしています。

膝蓋軟骨軟化症は、お皿の裏にある軟骨が柔化し膨らんだり亀裂が入ったりする病気で、特に「運動している若い女性」がなりやすいと言われています。

例えば、レースに向けて、毎日かなりの距離を走り込むランナーなどに起こりやすいので、スポーツ障害であるランナー膝の一つと考えられています。

多くは左右どちらかの膝に現れますが、ごくたまに左右両方に起こります。

この病気は、初期には膝のお皿に何が引っかかるような感じがします。

症状が進行すると、階段の昇降や立ち上がる際に強い痛みが出て、関節が鳴ることも増えてきます。

膝(お皿)を押さえると痛みを感じるのも、この病気の特徴です。

膝関節が鳴るし痛みも出る!考えられる病気とは②

先ほど、膝関節が鳴るのに合わせて、痛みが出る場合に考えられる病気をご紹介しました。
しかし、その場合に考えられる膝の病気はもう1つあります。

皆さんは、「タナ障害」という病名を聞いたことがありますか?

ここでは、これについてご紹介します。

●タナ障害

タナ障害の主な症状には、

・膝の曲げ伸ばしをすると、引っかかりを感じる
・膝の曲げ伸ばしの際にポキッという音がする
・膝が重くて痛みがある

などがありますが、「タナ」というのは、膝関節の中のにある「仕切り板のようなヒダ」のことです。

それが棚のように並んでいるので、タナと呼ばれます。

タナは、生まれる前、関節を包む袋が作られる際に一緒に作られますが、現代人には不要な器官であるため、生まれた後になくなってしまう人もいます。

実際、日本人の半数は、タナがないと言われています。

しかし、タナが関節内に残っていると、関節内を狭めてしまい、骨と擦れやすくなります。
タナは大腿骨と膝蓋骨の間にあるので、屈伸運動をすると擦れやすいのです。

そのため、タナ障害はスポーツをしている人が発症しやすい病気です。

特に、膝を曲げたり伸ばしたりするスポーツでは、繰り返し擦れることで、さらに炎症を起こしやすくなります。

関節内の骨液の状態を良くして病気を予防しよう!

膝の関節がポキッと鳴るだけでなく、痛みが出るというのは病気のサインの可能性があります。

しかし、膝の病気にはなりたくないですよね。

関節の中は骨液で満たされているので、その状態を良くするれば、動かした際の音や痛みを防ぐことができます。

では、それにはどうすれば良いのでしょうか?

膝の軟骨や骨液に重要な物質が、皆さんもご存知の「コンドロイチン」です。

コンドロイチンは、海藻類や山芋など、「ネバネバする食品」に含まれています。

しかし、その含有量はとても少なく、自然の食品だけでコンドロイチンを摂ることは大変です。

その場合、コンドロイチンを含んだサプリメントなどを利用する人もいますが、サプリメントは人工的な添加物を含んでいるので、あまりおすすめしません。

できるだけ食品から摂りましょう。

また、

・暴飲暴食をしない
・バランスの良い和食中心の食事を摂る
・お菓子や炭酸飲料、脂の多い肉は控える
・野菜を多く摂る

ことを実践すると、膝の軟骨や関節の中の骨液の状態が改善されます。

やはり、自分たちが育った土地の食べ物が最も自分と相性が良く、エネルギーも多く含んでいます。

膝がよくポキッと鳴る人は、食事を見直し、膝の病気にかかるリスクを予防しましょう。

膝の病気を予防するストレッチ

膝の関節の状態を良くして膝の病気を予防する方法は、食事以外にもあります。

それが、ストレッチで膝周りの筋肉の弾力を鍛えることです。

膝の関節を正常に動かす際には「大腿四頭筋」が重要な役割をしていますが、この筋肉が硬くなってしまうと、膝の関節に大きな負担がかかります。

その筋肉を柔らかくすることで、膝の病気を予防しましょう。

では、膝の病気を防ぐストレッチを2つご紹介します。

①椅子に座った状態で行うストレッチ

まず、椅子に座ります。

そのまま片足ずつ、膝を伸ばして下さい。

そのまま10秒間キープして、その後、ゆっくり足を下げましょう。

上半身の重さが膝にかからない分、無理なく屈伸できるはずです。

片側の足を5回やったら、反対側の足も同じようにします。

②正座した状態から行うストレッチ

これは、正座の姿勢から上半身を後ろに倒すというストレッチです。

まず、後ろに肘をついて、顔と胸を上に向けます。

そのまま10秒間キープし、ゆっくりと元の姿勢に戻しましょう。

これも5回ほど繰り返すだけで、膝の病気の予防につながります。

膝に痛みがあると、どうしても運動しなくなりがちです。

しかし、それではさらに血行が悪くなり、膝の状態は悪化してしまいます。

膝を動かしたときに膝が鳴るという人は、毎日簡単なストレッチをして、膝の病気を予防して下さい。

膝が鳴り痛みもある場合は、速やかに受診しよう!

今回は、膝が鳴る理由として有力とされている説や、膝が痛い場合に考えられる病気、その予防法などをご紹介しました。

膝が痛いと活動も限られてしまいますが、食事やマッサージなどで、痛みは予防できます。

ですが、膝を動かすと膝が鳴り、痛みも出ている場合には、ここでご紹介したような病気である可能性が高いので、一度病院できちんと診てもらって下さいね!

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