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ヘルニアで痛みや痺れの症状が辛い!どんな治療方法があるの

      2018/06/09

ヘルニアで痛みや痺れの症状が辛い!どんな治療方法があるの

太ももやお尻が痺れたり、腰痛があったりと、ヘルニアの症状は辛いものです。

ヘルニアに一度なったら、手術をしなくてはならないのでしょうか。

手術しないで治療できるものがあれば、試してみたいですよね。

今回は、ヘルニアの辛い症状を改善する治療方法と、手術の種類についてお話します。

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足やお尻の痺れはヘルニア?!

近年、現代病ともいわれている椎間板ヘルニアは、若い世代にも見られるようになりました。

ヘルニアは突き出した状態を表ることから、椎間板ヘルニアは、椎間板が突き出ている状態であることがおわかりいただけるかと思います。

重いものを持ち上げたときの腰痛とは違い、神経にまで痛みがある状態です。

年配の方だけでなく、若い世代にも見られるようになってきました。

症状は個人差がありますが、太ももやお尻まわりに痛みを感じます。

こうなると足に原因があると感じますが、実はそうではありません。

原因は、脊髄にあります。

私たちの身体の中心には背骨があり、椎骨は24個あります。

この椎骨の間にあるのが、椎間板です。

椎骨と椎骨の間のクッションとなっています。

椎間板は、髄核を柔らかい繊維輪軟骨で守っています。

繊維輪軟骨が何かの拍子に破れてしまうと髄核が飛び出し、脊髄を圧迫しはじめます。

脊髄は末梢神経の束なので、この部分が圧迫されることで痛みや強い痺れといった症状が出てくるのです。

足やお尻まわりに痛みや痺れを感じたら、腰を落として上げる動作をしてみてください。

このとき、痺れてとてもできないのであれば、ほぼ椎間板ヘルニアといえます。

痛みを軽減するためには、治療が必要です。

もしこの動作で腰が抜ける感覚があれば、急性の炎症(ぎっくり腰など)の可能性が出てきます。

ヘルニアの痺れは悪化していく

代表的ともいえる椎間板ヘルニアの症状として、坐骨神経痛があります。

両方またはどちらか片方だけ、お尻、太ももの裏側、ふくらはぎなどの痛みや痺れを感じる症状です。

症状の度合いにもよりますが、つま先で立つことが困難になるほどの筋力低下が見られます。

そして、私たちの何気ない日常生活でも、坐骨神経痛につながる動作があります。

・15分ほど座っていたる
・20分以上歩く
・普段の生活で前傾姿勢を取りやすい

などです。

その他には、せきやくしゃみ、排便なども、坐骨神経痛につながる動作です。

その中でも、はじめに症状として現れやすいのは下肢の痺れです。

その後に、下肢の痛み、下肢の麻痺へと症状が出てきます。

重症化している場合は、たとえ安静にしていても痛みや痺れを感じることでしょう。

また、足の末端に近くなるほど、辛い症状となる特徴があります。

そして、この坐骨神経が圧迫されている感覚については、以下のようなことが起きやすいです。

・ピリピリする
・熱い
・冷たい
・モヤモヤする
・筋肉痛や肉離れのような痛み
・つっぱり感

人によって感じ方は違いますが、主にこのような症状を訴える患者さんが多いようです。

では、ヘルニアの治療方法とは、どんなものなのでしょうか。

治療中に痺れを感じたら筋肉を鍛える

医師にヘルニアであつことを告げられると、すぐに手術を行わなくてはいけないと思いますが、早急に手術をしなくてはならないことは稀です。

坐骨神経痛や腰痛は、内側の筋肉や筋膜の機能低下によるものです。

よって、ヘルニアの治療中をしている最中でも低下した機能を改善すれば、ヘルニアの痛みや痺れといった症状を緩和することができます。

これらを意識することで、ヘルニアの再発防止にもつながるのです。

痛みの原因になる筋肉のしこりは、実は身体のあらゆるところに存在しています。

背骨は背筋や腹筋の外部の筋肉、内側のインナーマッスルによって支えられています。

これらの筋肉がなくなってしまったら、背骨はどうなってしまうでしょうか。

お察しの通り、脊椎を支える力は弱まり、圧力がかかる部分ができます。

そうして、ヘルニアになってしまったり、再発の原因になりうるのです。

支える力がつけば、たとえヘルニアがあっても、圧迫する力が弱まり症状を緩和することができます。

また、骨盤の周囲や下肢をストレッチなどで柔軟にしましょう。

痺れや痛みが回線されないときの治療方法

保存療法で数ヶ月治療をしていても、痛みや痺れが改善されなかったり、お尻周辺の機能が低下した場合は、手術が必要になります。

運動麻痺や括約筋が低下し、重症化してしまうと後が大変です。

先ほど早期の手術は稀であるとお話しましたが、こういった場合は初期であるほど望ましく、注意していかなければならないことでもありますあります。

一般的に、全身麻酔で手術が行われ、5cmほど切開して、ヘルニアを摘出します。

手術にかかる時間は1時間から1時間30分程度で、術後3ヶ月は患部を固定し、その後リハビリといった流れです。

術後の経過をみて、退院となります。

簡単なデスクワークであれば、1ヶ月ほどで活動できるでしょう。

最近では、身体への負担を考慮して、内視鏡での摘出手術などもあります。

入院期間が短く、早期に仕事を再開できるメリットがありますが、全ての人に適合するわけではないため、医師によく相談することが大切です。

また、手術内容はヘルニアの切除と摘出のみに適用され、傷んでしまった椎間板を治すことではありません。

そのため、手術を受けてからすぐに負荷をかける動作をしてしまうと、再発してしまうこともあります。

気を付けましょう。

いろいろあるヘルニアの手術

ヘルニアの手術といっても、方法はいろいろあります。

▽ラブ法
一般的な手術で、全身麻酔で行われます。

3~4㎝切開して神経を圧迫しているヘルニアを摘出します。

手術にかかる時間は30分から1時間ほどで、入院期間は10日前後です。

健康保険が適応されるため、かかる費用も少しは抑えられるでしょう。

ヘルニア自体を直接切って圧迫を取り除いていくため、脚の痺れが緩和していきます。

また、小さな傷口から顕微鏡を使って手術する、マイクロラブ法もあります。

保険適応内です。

▽内視鏡下椎間板切除術(MED法)

ラブ法よりも切開する範囲が小さく、身体の負担を極力抑えた手術です。

術後に起こる痛みや炎症も軽いことがメリットです。

保険も適応されます。

▽経皮的レーザー椎間板髄核減圧術(PLDD法)

保険適応外ではありますが、局所麻酔で行われるため、手術時間は15分程で終わります。

針を通してレーザー照射して、椎間板に直接働きかけ、ヘルニアを委縮させて引っ込めるといった治療法です。
身体への負担が少ないことはもちろん、傷口も目立たず、当日に帰れることもあります。

▽経皮的髄核摘出術(PN法)

局所麻酔で行い、特殊な鉗子を入れて飛び出た髄核を摘出します。

内圧が下がるので、神経への圧迫が軽減していくことでしょう。

手術時間も30分から1時間ほどで、日帰りも可能です。

健康保険も適用されます。

マッサージや注射での治療方法

整形外科では、牽引療法を行うところもあります。

牽引療法は腰周囲の筋肉をほぐすストレッチなどです。

マッサージでの治療は、筋肉を緩めていきます。

ただし、背中からヘルニアに圧力を加える方法に関しては、力加減を誤ると悪化することもあるので、注意する必要があります。

そして、腰椎間板ヘルニアは日常の生活で発症する場合がほとんどであるため、自然消滅はあまり期待できないでしょう。

また、病院では、飲み薬や湿布、ブロック注射などを処方しています。

これらで、長期的に痛みを軽減させる治療となります。

その中にあるブロック注射は、打つと下肢にビリビリと電流のような刺激や痺れがありますが、これは傷んでいる神経によるものです。

はじめはビックリしますが、次第に和らいでいきます。

効果は約1週間ほどですが、人によって1回の治療で痛みが取れる人や、数回打っても症状が緩和しない人など効果も半々です。

腰の負担を減らしてヘルニア予防

柔軟性がないと腰に負担を掛けるほか、身体の使い方も悪くなります。

ヘルニアは、腰への負担を軽減することで、痛みや痺れなどの症状を解消することができるのです。

ヘルニアになったことがない方はヘルニアにならないように、ヘルニアになったことがある方は、再発しないように、一度生活習慣を見直ししましょう。

 - ヘルニア 改善, 腰痛