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小指が痺れる原因は?どんな病気が潜んでる?

      2018/06/10

小指が痺れる原因は?どんな病気が潜んでる?

小指が痺れる原因はいくつかあります。

重大な病気の初期症状であることもあるのです。

そのため、小指の痺れを簡単に考えてはいけません。

今回は小指の痺れの原因となる病気と、その中でも特に身近な「肘部管症候群」についてお話します。

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小指が痺れる原因は?

小指が痺れると、何か神経の病気ではないかと心配になりますよね。

小指の痺れは、さまざまな原因によって引き起こされます。

例えば、肩こりです。

肩がこると、神経や筋肉組織に異変が起こり小指が痺れることがあるのです。

また、頚椎に問題があることもあります。

頚椎椎間板ヘルニアが原因となって神経に圧がかかるためです。

そのため小指が痺れ、悪化すると腕から肩まで痺れが出たり痛みが出ることもあります。

安静にしていても痺れがなくならない場合、早めに医療機関を受診する必要があります。

ほかにも、肘を軽く叩くと小指が痺れることがあります。

これは肘部管症候群の可能性があります。

肘部管症候群は、肘の内側にある尺骨神経という神経が傷むことによって発症します。

大工をしている人や工場で働く人など、肘を酷使する人に多く発症するといわれています。

また、肘の骨折で肘が変形して発症することもあります。

症状が重くなると手術が必要になることもありますので、早めに治療を始めることが大切です。

小指の痺れで疑われる病気はまだあります。

脳出血です。

脳出血によって、小指が痺れることがあるのです。

脳出血は初期症状で発見することがとても大切です。

さらに、脳梗塞・心筋梗塞でも初期症状で小指が痺れることがあります。

ただの痺れと思わず、慎重に見極める必要があります。

これらの病気は、初期に発見・治療できれば重症にならずに済む可能性が高いです。

少しでもおかしいと感じたら、すぐに医療機関を受診することをおすすめします。

肘部管症候群になるとなぜ小指が痺れるの?

前項でお話しした「肘部管症候群」について、さらに掘り下げていきます。

肘部管症候群の痺れや痛みは、ほとんどの場合肘から症状が来ているとされています。

指先が痺れて力が入らなくなったり小指が伸ばしにくくなったり、強い痛みが出たりすることもあります。

症状が出始めたころ疲労や炎症のせいと思い市販の湿布を貼る人もいますが、原因が違うため症状は良くなりません。

肘部管症候群は、手首から肘に伸びている尺骨の神経が圧迫されて起こります。

肘の内側にある上腕骨内上顆はテニスをする人がよく傷める箇所ですが、その後ろに人体と骨で形成されたトンネル状の肘部管があります。

そこに圧がかかり狭くなった状態が続くと神経障害が起き、麻痺症状が出るのです。

肘を酷使することによっても起こりますが、クセや動作が肘を傷めている可能性もあります。

肘に負担をかけるようなことをしていないか、日常のクセや習慣を見直す必要があります。

肘部管症候群の原因とは

日常的なクセや習慣が、肘部管症候群を引き起こす原因になることがあるとお話しましたね。

肘部管症候群は、肘の靭帯や骨に圧がかかることによって痺れや痛みを生じます。

日常的に繰り返し行われている動作が肘に負担をかけ続け、発症することがあるのです。

しかし、肘部管症候群が発症する原因はほかにもあります。

主な原因を挙げてみます。

・加齢

老化により肘の骨がとげのように変形し、神経に当たって発症することがあります。

・昔の骨折

子どものころ肘を骨折したことがあると、骨が変形することがあります。

・スポーツや仕事

同じ動きを繰り返すと、肘に慢性的に負担がかかってしまいます。

・ガングリオン

ガングリオンと呼ばれる腫瘤が神経を圧迫します。

・靭帯

靭帯が硬化し、神経を圧迫します。

いろいろな原因によって肘部管症候群は発症します。

小指の痺れを感じたら、このような病気もあるということを覚えておきましょう。

小指の痺れ以外にもある肘部管症候群の症状

具体的に、肘部管症候群の症状はどのようなものがあるのでしょう。

以下のような症状が思い当ったら、肘部管症候群を疑いましょう。

・指に力が入らない
・小指・薬指が痺れる
・指が変形し、まっすぐ伸びない
・手の筋肉が衰えてきた

年齢によっては、老化現象だと思ってしまう人もいるかもしれません。

しかし、それは加齢や筋肉の疲労が原因なのではなく、肘部管症候群の可能性があります。

肘部管症候群は、放っておくと症状が進み、手術が必要になるほど悪化してしまうこともあります。

進行すると、見た目でわかるほど手の筋肉が衰え変形します。

このように変形した手を「鷲手変形」といいます。

薬指と小指がまっすぐ伸ばせなくなり、日常の動作にも不自由を感じるようになります。

例えば、箸が使いづらくなったり小銭がつかみづらくなったりといったことです。

こうなると、肘部管症候群の症状が進行しているという証拠です。

こうなる前に、早めに医療機関を受診しましょう。

肘部管症候群の治療は原因によってさまざま

肘部管症候群の対処法や治療法は、いろいろあります。

初めに行う治療は、安静です。

初期症状で痺れや痛みが軽い場合は、なるべく肘を曲げないようにして安静を保ちます。

消炎鎮痛剤やビタミンB剤を内服する治療を行うこともあります。

この治療で改善しない場合や、すでに筋肉の衰えがある場合は手術となります。

手術方法はいくつかあります。

肘の靭帯を切りトンネル部分を開き、そして神経を圧迫している部分を切除します。

もし、ガングリオンが原因であればそれを切除します。

神経の緊張が強い場合は、上腕骨内上顆を削ったり神経の位置を前方に動かしたりもします。

肘の骨の変形によって神経が引き延ばされている場合は、骨を切って変形を直して神経麻痺を改善させることもあります。

肘部管はとても狭い部分なので、手術が必要になることも多いです。

筋肉の衰えが始まってしまうと、治療も大変です。

できるだけ筋肉の衰えが始まる前に治療を始めると、回復も早くなりますよ。

小指に痺れを感じたら、肘の内側にあるくるぶしの内側を叩いてみてください。

痺れや痛みがあれば、肘部管症候群の可能性があります。

医療機関を受診しましょう。

筋肉の衰えが始まってしまっているのであれば、急いで行動する必要があります。

ストレッチで肘の筋肉をやわらかく

肘部管症候群は発症すると痺れや痛みを生ずるため、日常生活にも影響が出てしまいます。

改善するために、周辺の筋肉を柔軟にしておくことをおすすめします。

そのためにはストレッチが有効です。

肘の筋肉を、やわらかく伸び縮みする筋肉に変えていきましょう。

柔軟性のある筋肉は、痛くなりにくい筋肉になります。

普段からそのような筋肉を目指していれば、肘部管症候群になりにくい体が作れるかもしれません。

それでは、ストレッチを行ってみましょう。

①肘を伸ばして少し脇を開きます。

②5秒ほど手首を内側に回して静止します。

③そのまま手首を反らして5秒静止します。

④手首を外側にして腕をねじります。

5秒静止します。

⑤最後に、手首を内側にして腕をねじって5秒静止します。

座ったまま行えるストレッチも行いましょう。

手軽にできるので、空いた時間にすぐできます。

①水平に腕を前に出します。

②手のひらを内側にして、グーパーを繰り返します。

③次に手のひらを正面に向け、グーパーを繰り返します。

これだけです。

簡単ですね。

ストレッチをするときの注意点は、肘が曲がらないようにすることです。

しっかり肘を伸ばして行ってくださいね。

ストレッチは無理をせず、できる範囲で行ってください。

小指に痺れが痛みがあるときは、決して無理をしてはいけません。

安静にするよう指示があった場合などはストレッチはやめておきましょう。

肘部管症候群を発症させないために、普段から肘に負担をかけないよう動作に気を付ける必要があります。

肘を傷める原因となる動作は日常に潜んでいます。

・重いものは両手で持つ
・菜箸ではなくフライ返しを使う
・フライパンの取っ手にタオルを巻いて太くして持ちやすくする

などをすると肘への負担を減らすことができますよ。

小指の痺れを感じたら

肘部管症候群は、誰でも発症する可能性があります。

日常生活では、肘に負担がかかっていることを意識することは少ないかもしれません。

肘を傷める原因を知り、負担がかかり過ぎないように気を付けましょう。

また、小指の痺れは病気の初期症状の可能性が高いです。

早期発見のために、すぐに医療機関を受診することをおすすめします。

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