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お年寄りの腰が曲がるのは単なる老化現象?

      2018/06/10

お年寄りの腰が曲がるのは単なる老化現象?

腰が曲がっているお年寄りを見たことがあると思います。

お年寄りになると、みんな腰が曲がるものと思っていませんか。

なぜ腰が曲がるのでしょう。

単なる老化現象なのでしょうか。

それとも他に原因があるのでしょうか。

ここではお年寄りの腰が曲がる原因と治療法、そして予防法をご紹介します。

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お年寄りになると腰が曲がるのは骨のせい?

お年寄りになると、腰が曲がってしまうことがあります。

しかし、まっすぐなままの人もいますよね。

なぜ、腰が曲がる人がいるのでしょう。

思い浮かぶのが、姿勢の悪さです。

姿勢が悪いと、背中が丸まります。

背中を丸めていると、骨盤がずれてしまい、骨盤が下に出ると猫背になります。

日常的にその姿勢のままでいると、背中が曲がってしまうのです。

また、腰が曲がるのは女性が多いといわれています。

それには、骨粗しょう症が関係しています。

更年期を迎えた閉経後の女性は、女性ホルモンの分泌が減り、カルシウムの吸収と骨の形成のバランスが崩れてしまうのです。

そのため、お年寄りになると少しの衝撃で脊椎が圧迫骨折を起こします。

髄核の水分減少と腰椎からカルシウムが流出することで、椎間板と腰椎が薄くなり、骨折しやすくなっているのです。

例えば、くしゃみをするだけ骨折してしまうこともあるくらいです。

脊椎の前方の方がつぶれることが多く、そのため腰が前方に曲がるようになります。

ひどい場合、脊椎がひとつつぶれただけでも腰が曲がってしまうこともあります。

お年寄りに多い、腰が曲がる原因

腰が曲がるのは、背骨が関係しています。

背骨は、もともとまっすぐに並んでいる骨というわけではありません。

体の前面や後面から見るとまっすぐに見えますが、体の横から見ると緩やかなカーブを描き、まるで大きなS字を描くように並んでいます。

頚椎と腰椎が前側に出ていて、胸椎が後ろ側に出ている形です。

このカーブがあることによって、体をしなやかに動かしたり、前に倒したりすることが出来ます。

そのため、このカーブに異常があったり、曲がってしまったりする状態を脊柱変形といいます。

脊柱変形には、『前側に曲がる』『後ろ側に曲がる』『横側に曲がる』の3種類があります。

問題になるのが、後ろ側に曲がる変形です。

お年寄りに多いタイプが、この後ろ側に曲がるタイプの変形です。

40代から50代以降になると、軟骨が弱くなり、つぶれたりずれたりします。

そこから背骨の変形が進むのです。

もちろん、前項でお話しした骨粗しょう症による圧迫骨折も多いです。

それ以外の曲がる原因は、日常生活の動作によるものです。

前傾姿勢で仕事や作業をしていると、背骨の前方に負担がかかります。

そのため、背骨が後ろ側に曲がる人が多くなると考えられます。

腰が曲がることでどのような症状が出る?

腰が曲がると、生活にはどのような影響があるでしょう。

最もつらいのは、痛みではないでしょうか。

曲がっている背骨の周りが痛むことがよくあります。

痛みを大きく分けると、背骨の周りの痛みと神経の痛みに分けられます。

背骨の周りの痛みは、本人からするとどの部分から出る痛みなのかよくわからないことがあります。

痛みがいろいろなところから発生するからです

骨自体、椎間板、関節、筋肉など、どこが痛いのかは本人にも判断が付きません。

もうひとつの神経の痛みは、ヘルニアなどによる痛みです。

腰でなく足に痛みが出ることがあります。

このような痛みは、腰が曲がっていないなくても起こりますが、腰の曲がりがひどいとより痛みもひどいといわれています。

痛みの症状が出ると、同じ姿勢でいることが出来ないと感じることが多いようです。

背骨の変形のため一部の筋肉に負荷がかかり、その一部が疲れて筋肉痛になるからです。

そうなると、日常生活にも支障が出てきます。

家事をするだけでも痛みを感じ、何をするにも痛いとなると普通の生活を送ることが困難になりますよね。

また、お年寄りといっても女性ですと、腰が曲がった外見も気になるという人もいるようです。

腰が曲がって痛みがあるときはどうすれば良い?

腰が曲がって痛みがでたときは、どのようにすれば良いのでしょうか。

よく耳にするのがリハビリテーションです。

症状によっては、痛みがなくなるという人もいます。

お年寄りになったとしても、出来るだけ自分で歩いたり行動したりしたいですよね。

そのためにも、リハビリテーションなどを活用して、体を動かすことは大切です。

リハビリテーションは専門的な治療の一環です。

必ず、専門医を受診の上、医師の指示に従って行いましょう。

腰が曲がる症状に対するリハビリテーションは、通常の腹筋や背筋のトレーニングであることが多いです。

まずはうつ伏せの姿勢になることから始め、ゆっくり行いましょう。

リハビリテーションでは、すぐに腰や背中の痛みを取ることは出来ません。

しかし、周りの筋肉を維持することで痛みをおさえたり改善できる可能性があります。

背骨を支えるためには、筋肉は重要な役割を持っています。

お年寄りになっても、出来るだけ動かせるところは動かして筋肉に刺激を与えると良いですよ。

痛みがあまりに強い場合は、薬物治療をすることもあります。

痛みについては医師とよく相談しましょう。

腰が曲がっていないお年寄りを目指そう

お年寄りになると、腰が曲がるのは仕方がないと思われる人もいると思いますが、腰が曲がっていないお年寄りの人もたくさんいます。

毎日の生活で、腰が曲がるのを予防しましょう。

本格的なトレーニングは必要ありません。

簡単なことから始めましょう。

まず、お買い物やお散歩のときにはリュックサックを背負います。

リュックサックに500mlのペットボトルを1本入れると、少しだけ負荷をかけることが出来、背中をまっすぐに保ちやすくなります。

ペットボトルだけでなく、薄めの雑誌などを入れるのもおすすめです。

腹筋を鍛えることも良いことなのですが、腹筋を鍛えるときに腰を傷めてしまうことがあります。

あまり大きな負担をかけない腹筋運動で、やさしく腹筋を鍛えるようにしましょう。

やさしい腹筋運動をご紹介します。

①仰向けになり両膝を立てます。

②自分のおへそを見るように、頭をゆっくり少し上げます。

これだけです。

脚を伸ばしてしまうと腰に負担がかかりますので、膝を立てて行ってくださいね。

頭を上げるだけという簡単な腹筋運動ですが、おへその周りをみならが腹筋を意識して行ってください。

集中することで軽い運動でも効果が期待できます。

5回程度でも大丈夫ですので、まずは毎日続けましょう。

腹筋と同様に全身運動も大切です。

あまり重い負担にならないよう、軽いウォーキングがおすすめですよ。

栄養面からも腰を強化する

運動だけでなく、腰が曲がらないためには食事の面でも気を付けることが大切です。

ゴマに含まれるセサミンは、老化予防に効果的といわれています。

セサミンは、老化の原因となる活性酸素を取り除く効果が期待できます。

ゴマ自体を食べるのも良いのですが、サプリメントを使うと効率的に摂取できますよ。

また、セサミンだけでなくカルシウムも大切です。

カルシウムは骨粗しょう症の予防にも必要な栄養素です。

カルシウムを摂取するために、乳製品だけでなく豆腐、納豆などの大豆製品、小魚、ヒジキやワカメなどの海藻類も積極的に食べましょう。

こちらも、食品から摂取するのが難しい場合は、サプリメントを上手に活用しましょう。

体に負担をかけないために、太り過ぎないことも必要なことです。

こういったことに気を付けることで、お年寄りになったときにまっすぐな腰でいられる確率が上がります。

簡単な腹筋やウォーキング、食事で腰を強化して腰が曲がるのを予防しましょう。

もし、腰が曲がってしまったり痛みが出たりしたら、医療機関に相談してリハビリテーションなど適切な処置を受けるようにしましょう。

お年寄りになっても、健康な身体でいたい

老化にともなって、腰が曲がることはある程度仕方がないことかもしれません。

しかし、出来ることであればいつまでもきれいな姿勢で歩きたいものです。

もし、腰が曲がり始めたかも、と感じたら早めに対策をしましょう。

軽い運動を始めるのでも良いですし、食事を変えてみるのも良いでしょう。

痛みや変形がひどい場合はすぐに医療機関を受診してくださいね。

年のせいと思わず、出来ることから始めてみることが大切です。

 - ジャンル別, 健康/食事/ダイエット