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知っておきたい知識!整骨院と整形外科は同時に通院可能!?

      2018/06/11

知っておきたい知識!整骨院と整形外科は同時に通院可能!?

辛い肩こりや腰痛などに悩まされている人は多いですよね。

これらの痛みを解消するために思い浮かぶのは、整骨院や整形外科にかかることではないでしょうか。

実は整骨院と整形外科は、成り立ちも適応症状も異なります。

ですから、症状によってはどこにかかるかを検討する必要があります。

そこで今回は、整骨院・整形外科について、また同時通院が可能なのかについてお話します。

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整骨院と整形外科を同時に通いたい!整骨院とは?

あなたの街にも「整骨院」と看板を掲げた施術所が沢山あると思います。

よく目にはするけれど、整骨院が一体どのような所なのかについては、かかったことがない人からしたらわかりにくいのではないでしょうか。

そこで、まずは整骨院についてご説明します。

整骨院と同時に、接骨院もよく見かけますよね。

名称が違うので紛らわしいですが、この2つに違いはありません。

整骨院で行われる主な施術は、以下の症状です。

●単純骨折、圧迫骨折、疲労骨折などの骨折の治療
●交通事故や転倒などにより負った打撲の治療
●ひじや肩が脱臼により外れてしまった時の治療
●手首、足首の靭帯を傷める捻挫の治療
●筋肉や腱が伸びてしまう筋挫傷の治療

このように、整骨院で行われるのは医療行為です。

必要に応じて薬の塗布やテーピング、ギプスの固定なども行われます。

最も大きな特徴は、「柔道整復師が患者さんを施術する」という事です。

柔道整復師という名称は、怪我や故障がなく、普通に日常生活を送っている人からしたら聞き慣れないかもしれませんね。

柔道整復師になるには、按摩師や鍼灸師と同様に、専門の教育を受けて国家試験に合格し、資格を取得する必要があります。

施術所を開設するには、保健所へ登録しなければいけません。

健康保険が適用される治療内容もあります。

例えば、腰痛などの治療に電気治療とマッサージを行う場合などがそうです。

ちなみに整形外科は、柔道整復師ではなく医師が、運動器に関わる神経の疾患を治療する診療科となります。

患者さんの中には、整骨院と整形外科に同時にかかる人もいるようですが、その必要はあるのでしょうか。

それに関しては、後々お話しします。

整骨院で健康保険が使える場合は?

症状の改善が早いような気がして、整形外科と整骨院に同時に通いたいと思っている人も多いでしょう。

しかし、治療をするにはお金がかかります。

整骨院において、健康保険が使用できる場合と使用できない場合についてお話しします。

知らないままで、後々想定外の出費に動揺しないように、事前にしっかりと確認しておいてくださいね。

●健康保険が使用できる場合

骨折、不全骨折、脱臼などは、応急手当を除いて医師の同意が必要です。

打撲、捻挫、出血のない肉離れなども当てはまります。

例を挙げると、重いものを持ち上げたら腰を痛めてしまった、階段から落ちて足首を捻挫、寝違えたなど、外傷性のもので負傷の原因が明らかな場合に限られます。

●健康保険が使用できない場合

一例ですが、毎日の生活における疲れ・肩凝り・腰痛、スポーツを行うことによる筋肉痛、加齢が原因の五十肩、マッサージ代わりに整体院へ通った場合です。

さらに、神経痛や脳疾患後遺症などの慢性病、過去の交通事故の外傷性疾患の後遺症、医師の同意がない骨折・脱臼など、原因や負傷した日がわからない怪我なども当てはまります。

上記の場合は健康保険を使用することができないので、全額自己負担となります。

ちなみに、業務中や通勤途中に負傷した場合は、健康保険ではなく労災が適用されます。

整形外科が扱う疾患は?

日常生活を送るうえで、風邪などで体調を崩してしまうことはよくあります。

その時は、内科などに受診しますよね。

内科は生活に密着していますが、整骨院と同様に、整形外科もあまり関わることがなくて、どんな診療をしているのかわからない人もいるでしょう。

整形外科は整骨院と違い、運動器官を構成している全ての組織に生じる疾患や外傷を対象としている診療科です。

ゆえに、診療範囲も広範囲で、脊椎・脊髄・上肢・下肢・骨盤等の全身が該当するのです。

対象年齢も産まれたばかりの赤ちゃんから高齢者まで、全ての年齢層が対象となります。

ですから、患者数的にはとても多いのです。

整形外科を受診する患者が訴える症状で、一番多いのは何だと思いますか。

それは、人類の進化の宿命ともいえる腰痛です。

高齢化がどんどん進行している現代において、老化による腰痛・肩こり・変形性関節症等の疾患で悩む人は右肩あがりに増えています。

高齢になると自分の体に自信がなくなり、不安に感じている人も多いでしょう。

ですから中には、整骨院と同時に通院しようとしている人もいます。

整形外科が扱う疾患はその他にも、外傷やスポーツ・手の外科など、運動器全ての疾患が対象となります。

整形外科の大きな特徴は、医師が医療として施術するという所なのです。

整形外科で行われる診療内容の詳細

整形外科についての知識を深めておき、いざという時に困らず安心して受診できるように、もう少し細かくご説明していきますね。

主な診療内容には、骨折・脱臼・打撲・切り傷などの外傷や、肩こり・腰痛・関節痛などの日常的に起こる体の痛みなども含まれます。

整形外科での治療内容は、本当に幅広いのです。

それゆえ、整形外科での治療は運動機能改善のためのリハビリテーションも含まれます。

さらに、神経痛などの痛みを主とする疾患の治療や、外反母趾などの治療も行っています。

整形外科医は、「整形外科専医資格」を取得しています。

整形外科医の専門領域は、リウマチ医、スポーツ医、関節外科医、手や足の外科医、小児整形外科医などに詳細に分かれています。

これだけ多くのスペシャリストがいることは、患者からすると頼もしいですよね。

どこの整形外科に行こうか決める際は、自分の体の症状に合わせて、医師の専門領域を事前にチェックしておきましょう。

そうすることで、自分の症状に合った適切な治療を、安心して受けやすくなるはずです。

高齢者の増加や社会的背景とともに、整形外科の需要は高まっています。

ですから整形外科は、一生涯を通じて私達の生活を支えてくれる大切な医療機関なのです。

次は、疑問に思っている人も多いと思われる、整骨院と整形外科は同時に通院可能なのかについてお話しします。

整骨院と整形外科は同時に通院可能?

結論から申し上げると、整形外科でリハビリを受けている状態では、整骨院で保険を使うことはできません。

わかりやすように例を挙げますね。

仮に、整骨院にすでに通院していたとします。

そして、万が一を考慮して、整形外科でレントゲンなどを撮ってもらいました。

画像診断結果は異常なしで、引き続き整骨院に通院するのは可能です。

整形外科への通院回数がポイントになります。

整形外科への通院が月に1、2回なら問題ないでしょう。

しかし、リハビリを行う場合は週に2、3回は通院することが多いと思います。

そうなると、整骨院からの保険請求が保険会社に断られるでしょう。

「内緒で」と思う人もいらっしゃると思いますが、整形外科に通院していた事実は、のちに整骨院に判明します。

ですから、整骨院と整形外科は同時には通えないのです。

同時に通いたいなと考える人は、整形外科では対処療法が多く治療らしい治療をしてくれないので、整骨院をマッサージ屋さん感覚で通って、足りない部分を補いたいなと思っているのではないでしょうか。

整骨院の業務は、捻挫などの急性のものしか診る事ができず、慢性疾患患者を診ることは違法なのです。

整骨院に通っていても改善効果が実感できないようであれば、一度整骨院通いをやめて、整形外科で診てもらうべきです。

整骨院と整形外科の同時通院ではなくセカンドオピニオンを検討しよう

整骨院や整形外科に通っている時に、「この治療で本当に大丈夫なのか」と不安に感じたり、「他に自分に適した治療法はないのか」などを知りたいと思ったことはないでしょうか。

整骨院と整形外科に同時に通いたいと思う気持ちの背景には、このような思いも少なからずあるからでしょう。

このような場合は「セカンドオピニオン」を活用してみましょう。

セカンドオピニオンについてご存知ですか。

セカンドオピニオンとは、主治医とは違う医師にも意見を求めることです。

有り難いことに医師も沢山いて、医療機関も小さい場所から大きい場所まで沢山あります。

どの医療機関でも基本的な治療方法は同じはずですが、患者に提供する治療方法が全て同一とは言い切れません。

だから「名医」や「藪医者」などの言葉が生まれたのかもしれません。

そこで大切なのは、最良だと思える治療を、患者と主治医とで判断する為に、あえて他の医師の意見を聞く事なのです。

「お世話になっている主治医を信頼していないと思われるかも」と、主治医との関係悪化を不安に思って躊躇してしまいがちですが、セカンドオピニオンと医師を変えることは違います。

最初から医師を変えたいという意思がある場合は、転院・転医となります。

もちろん、セカンドオピニオン後に、他の医師の治療を受けるために主治医を変更する場合もあります。

なぜならば、主治医と共に治療を選択することこそが、セカンドオピニオンの前提だからです。

自分に適した治療場所を探す

いかがでしたか。

整骨院と整形外科は、治療内容などが同一のようなイメージがありましたよね。

しかし、この記事を読んでいただき、両者の違いがおわかりいただけたかと思います。

最良の治療を行う為には、患者と医師の信頼関係が必要です。

勇気を出してセカンドオピニオンを受けることで、不安な気持ちや不信感をなくし、安心して治療を受けることができるでしょう。

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