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腰の激痛はヘルニアの可能性あり?治療方法と手術方法とは?

      2018/06/12

腰の激痛はヘルニアの可能性あり?治療方法と手術方法とは?

日本人の多くが悩んでいる腰痛。

腰に激痛が走ると、人によっては何もできなくなってしまう、ということもあるでしょう。

このように痛みで何もできなくなると、とても困りますよね。

我慢できないほどの痛みや手足のしびれがある場合は、腰椎椎間板ヘルニアかもしれません。

今回の記事では、ヘルニアになる原因と症状、手術が必要な場合の手術方法をご紹介します。

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腰椎椎間板ヘルニアって?

腰椎椎間板ヘルニアという病気を聞いたことがありますか。

なったことがあるという人もいるでしょうし、聞いたことはあるけれどどんな病気かは知らないという人もいるでしょう。

そのため、簡単にご説明します。

まず、「椎間板」です。

椎間板とは、脊椎を構成する骨と骨の間にある物質です。

ゼリー状の柔らかい物質で、骨同士がぶつからないようにする役割を持っています。

「ヘルニア」とは、体内のある臓器があるべき位置からずれてしまった状態を意味します。

つまり腰椎椎間板ヘルニアとは、椎間板のゼリー状の物質が外に飛び出してしまったという状態なのです。

物質が飛び出しているため、それが神経を圧迫して腰痛やしびれなどを引き起こします。

重症化すると手術が必要になることもある、大変な病気です。

腰椎椎間板ヘルニアは、発症する前に予兆があるとは限りません。

ある日突然発症し、腰に激痛やしびれが発生することもあるのです。

発症する主な原因は、椎間板ヘルニアに強い負担がかかることによるものです。

腰椎椎間板ヘルニアが発症する原因は?

腰椎椎間板ヘルニアは、強い負担がかかることによって主に発症します。

例えば、重い荷物を持ったり運んだりする運搬業では発症しやすいといわれています。

その他に中腰での作業、激しいスポーツなども腰へ大きな負担がかかり、ヘルニア発症のきっかけになることがあります。

また、腰に負担がかかるという原因以外にも、腰椎椎間板ヘルニアを発症する原因はあります。

そのひとつは、老化現象です。

椎間板の老化の過程で、ヘルニアを発症します。

老化といっても、20歳を過ぎたころから椎間板は弾力性が減少していきます。

そのため、老年に達する前に腰椎椎間板ヘルニアを発症することは珍しくありません。

その他には、下記のものもあります。

・精神的なストレスとの関係
・喫煙などの生活習慣との関係
・カルシウム不足による骨の変形
・普段の生活の悪い姿勢

上記のようなことが関係して、腰椎椎間板ヘルニアを発症するということもあるようです。

腰椎椎間板ヘルニアは珍しい病気ではありませんが、悪化すれば手術が必要になるくらいツラい症状が出ます。
そうならないように、予防しておくことが大切です。

腰椎椎間板ヘルニアの症状とは

腰椎椎間板ヘルニアは、突然発症します。

また、ちょっとしたきっかけで発症することもあります。

例えば、重いものを持ち上げたときなどです。

発症したときの痛みの重さは人それぞれですが、あまりの強い痛みに動けなくなってしまったり、手足にしびれを感じたりする人もいるようです。

腰痛だけでなく臀部や太ももの裏、膝からつま先まで痛みが発生することもあります。

これは坐骨神経痛といわれ、すぐに医療機関へ受診することをおすすめします。

ひどい場合、排尿や排便に障害が出ることもあります。

腰椎椎間板ヘルニアは、発症してから1~3週間ほどで症状が感じられなくなることが多いです。

悪化すると手術が必要になることもあるとお伝えしましたが、実は手術が必要なことはまれです。

しかし、何度も繰り返すことが多く、長い付き合いになる覚悟が必要です。

早めに医療機関に相談し、悪化させないようにしましょう。

手術以外のヘルニアの治療法は?

腰椎椎間板ヘルニアの中でも、手術が必要なパターンはまれです。

ほとんどは手術をしなくても症状がおさまっていきます。

もちろん、手術以外の治療方法もあります。

それは、「保存療法」です。

保存療法は、薬物療法や注射、コルセット、リハビリなどです。

薬物療法では、炎症を抑える薬や筋肉を弛緩せさせる薬を使用し、痛みの軽減をはかります。

ブロック注射によって痛みをブロックする治療もあります。

また、腰にコルセットを使用することにより、体の安静を保ちます。

そして、それ以外にも、リハビリでは骨盤にベルトをかけて引っ張る、けん引療法などがあります。

また、自宅では、できるだけ体を冷やさないようにすることも大切です。

痛みのある部分を温めると、痛みが和らぐことがあります。

そして、温めると筋肉のこりがほぐれ、血行が良くなって新陳代謝もアップします。

その他には、無理をしない程度のストレッチもおすすめですよ。

ほとんどは、これらの保存療法を3ヵ月ほど続ければ症状が改善します。

これらの治療を試みて、それでも症状が改善しない場合は、手術という選択肢が出てきます。

腰のヘルニアの手術方法って?

手術と聞くと、血がたくさん出て怖いイメージがありませんか。

その上、脊椎に関わる手術というと、さらに怖いイメージをする方もいるかと思います。

腰椎椎間板ヘルニアの手術は、問題となっている椎間板を切除することが一般的です。

全身麻酔をして背中を切り開き、肉眼で確認しながら手術するのが従来の方法でした。

しかし、現在では小さな切開部分のみで済む内視鏡を使用し、体に負担のかからない手術方法が増えているようです。

手術はほとんどの場合、はみ出した椎間板を切除するだけのものですが、同じ椎間板が何度も痛んだり、ヘルニアの範囲が大きい場合には、脊椎を固定する手術を同時に行う場合もあります。

それでは、腰椎椎間板ヘルニアの手術方法をいくつか簡単にご紹介します。

・ラブ法

一般的な手術法です。

全身麻酔を用い、背中側を5㎝ほど切開します。

腰椎の一部を削り、肉眼で問題の部分を確認しながら切除します。

1週間~3週間ほど入院する必要があります。

・マイクロラブ法

マイクロ顕微鏡を使用して切開する方法です。

入院期間はラブ法より短く、1週間~10日ほどです。

・MDE法

比較的新しい手術方法です。

内視鏡を用い、モニターを見ながら手術を行います。

切開する部分がほんの少しで済むため術後の回復も早く、体にやさしい手術といえます。

入院期間も1週間ほどです。

しかし、この手術法はまだ新しい手術法で、内視鏡の扱いに長けた医師でなければ施術することが難しいです。

そして、対応できる医療機関も限られています。

上記でご説明した手術以外にも、もちろん他の手術法はあります。

ヘルニアの状態や場所によっても変わりますので、よく相談するようにしましょう。

手術を考える前に自分でできる腰のヘルニアの予防法

腰椎椎間板ヘルニアは、一度発症すると何度も発症することが多い病気です。

そのため、最も大切なのはヘルニアにならないようにすることです。

予防するために、普段の生活から気を付けるべきことを挙げてみます。

まず、筋肉疲労をためないことです。

筋肉疲労は、意識せずとも体に蓄積されています。

重度の蓄積にならないように、適切な運動などで解消する必要があるでしょう。

しかし、運動をせず、睡眠不足や栄養バランスの乱れが重なると、ある日突然体の不調となって現れます。

それが腰椎椎間板ヘルニアとなって現れる可能性があるのです。

日頃からマメに体をほぐし、筋肉の緊張をほぐすことを意識しましょう。

次に気を付けるべきことは、長時間同じ姿勢で作業しないようにすることです。

仕事・読書など、長時間同じ姿勢で何かの作業を行うことは多いと思います。

長時間同じ姿勢というのは、体に大きな負担をかけます。

それが良くない姿勢であればなおさらです。

骨は案外簡単に歪んでしまいます。

そして、骨が歪むと、体のいたるところに不具合を起こしてしまうのです。

最後に気を付けてほしいことは、自分の体を過信しないことです。

体は年齢に伴って、必ず老化します。

若い気持ちでいるのは良いことですが、体はいつの間にか老化しているのです。

もちろん、体は鍛え方次第で驚くほどの若さを保つこともできます。

しかし鍛えなければ、老化とともにちょっと振り向くだけで腰を痛めてしまうほどになってしまいます。

無理な体勢で物を持つなど、腰に負担がかかる動作はしないようにしましょう。

どのような病気でも、手術となると大ごとです。

手術をするような事態にならないよう、予防できることはやっておくことをおすすめします。

治療とともに予防も大切

腰に痛みが走ったら、まずは病院で診てもらいましょう。

腰のヘルニアにはいくつか治療法もあります。

痛い時は決して無理をしてはいけません。

自分の症状にあった治療をし、また、ヘルニアにならないよう、自分でも予防していくことも大切です。

 - ヘルニア 改善, 腰痛