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腰椎椎間板ヘルニアの治療!ブロック注射の種類と効果紹介

      2018/06/12

腰椎椎間板ヘルニアの治療!ブロック注射の種類と効果紹介

腰椎椎間板ヘルニアの治療方法のひとつとしてブロック注射というものがあります。

ヘルニアに苦しむ人は多くいますが、どのような治療法が最適なのかわからないと感じていることも多いようです。

そのような方に、ブロック注射とはどんなことなのかを知っていただくため、まとめてみました。

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腰椎椎間板ヘルニアの治療法『ブロック注射』

腰痛は、日本の国民病といわれるほど多くの人が患っています。

たくさんの人がヘルニアなどによる腰痛で苦しんでいますよね。

腰椎椎間板ヘルニアは、椎間板という背骨の骨と骨の間にあるゼリー状の物質が、外に飛び出てしまう病気です。

飛び出た物質が神経を圧迫するため、痛みが発生します。

症状は主に腰痛ですが、下半身のしびれや運動麻痺を引き起こすこともあります。

そのような腰痛の治療法のひとつに、神経ブロック注射というものがあります。

神経ブロック注射は、腰痛を引き起こしている神経やその周辺に局所麻酔を注射して、痛みをおさえる治療法です。

ペインクリニックや整形外科などで治療を受けることができます。

人間の体は、痛みを感じるとその周辺の筋肉がこわばり、血管が収縮します。

そのため、さらに神経が圧力を受けて炎症を引き起こしてしまうのです。

その対処法として、神経ブロック注射が行われます。

神経ブロック注射の効果は一時的なもので、数時間程度しか持続しません。

しかし、痛みが緩和することにより筋肉の緊張がゆるみ、二次的な痛みを取り除く効果が期待できるのです。

その結果、実際にはブロック注射を施すと、数日から数週間は痛みが緩和する効果が持続するといわれています。

腰椎椎間板ヘルニアのブロック注射はどのように行うの?

ブロック注射はヘルニアなどの治療法のひとつで、痛みが出ている部分の神経付近に麻酔薬を注射し、痛みを取ります。

ブロック注射の注入部分は、腰痛の症状や箇所によって異なります。

例えば、ヘルニアやぎっくり腰の場合、仙骨近くの仙骨裂孔に、局所麻酔薬やステロイド剤を注射します。

注射方法もいくつかあり、注射が1分ほどで安静時間も30分ほどで済む場合もあれば、注射自体に5~10分ほどかかり、経過観察1時間ほどかかる場合もあります。

これは腰痛の症状や注射する部分によって異なります。

ブロック注射は、痛みを取るという目的以外にも使われることがあります。

椎間板ブロックや腰椎椎間板ヘルニアなどの場合、腰痛の原因となる神経を特定するため、麻酔薬に併せて造影剤を注射し、神経を確認することもあります。

この場合はレントゲン透視室で、皮膚に局所麻酔をしてから針を刺し、問題の部分に直接薬剤を注入します。

ブロック注射は痛みの緩和だけでなく、検査という意味合いを持つこともあるのです。

ブロック注射の副作用が心配

ブロック注射は、腰椎椎間板ヘルニアなどの痛みが強いときやつらいときには有効な治療ではありますが、薬を使いますので副作用は存在します。

神経ブロック注射による副作用は、さまざまな症状があります。

主なものは、注射の痛み、出血、感染、アレルギー、神経障害などです。

しかし、重篤な副作用の症状がでる確率は0.001~0.002%といわれ、低い確率であるともいえます。

内科で処方される薬の副作用で肝機能障害が起きる確率が0.5~5%といわれていますので、それと比べても低い数字です。

また、ブロック注射には麻酔薬を使用するため、中毒性を懸念する人もいます。

しかし、ブロック注射に使用する局所麻酔の量は、中毒量の5~20%ほどであるため、中毒になる可能性はほとんどありません。

上記のことを踏まえて考えてみても、神経ブロック注射の副作用は危険性が低いといえます。

神経ブロック注射に関して不安があるのであれば、受ける前にしっかりと専門医に相談することをおすすめします。

ブロック注射にも種類がある

腰椎椎間板ヘルニアの治療はまず鎮痛剤の服用から始まることが多いです。

その後に神経ブロック注射を行います。

神経ブロック注射といってもいくつか種類があります。

・トリガーポイント注射
・仙骨ブロック注射
・硬膜外ブロック注射
・神経根ブロック注射

などです。

トリガーポイント注射は、痛みを引き起こす引き金になるポイントに直接麻酔薬を注射して痛みを取ります。

硬膜外ブロック注射は、腰のあたりに局所麻酔薬を注射し、硬膜の外側にある硬膜外腔に麻酔薬を注入して神経の炎症をおさ得ることによって痛みを取ります。

まずはこれらのブロック注射を施し、その後に神経根ブロック注射を施す場合があります。

神経根ブロック注射は、背骨の神経の根本にある神経根に麻酔薬を注射し、痛みを取ります。

体の深い場所に注射をするため、ほかの注射に比べて痛みが強いといわれています。

しかし、痛みの元となっている神経の近くに直接注射するため、ほかのブロック注射では効果が出なかった人にも効果が期待できます。

レントゲン透過をしながら注射するため、施設によっては注射できないこともあります。

ブロック注射といっても症状に合わせていろいろ種類があります。

治療については、医師とよく相談しましょう。

内服薬による腰椎椎間板ヘルニアの治療

腰椎椎間板ヘルニアの治療は、ブロック注射のほかに内服薬による治療もあります。

内服する薬は、「NSAIDs」と呼ばれる非ステロイド性抗炎症薬が使われるのが一般的です。

これは、痛み止めとして一般的にも認められている薬で、鎮痛だけでなく消炎効果も期待できます。

この非ステロイド性抗炎症薬と、筋肉の緊張を緩める筋緊張弛緩薬を併用することで、重度の腰痛でも回復が見込めることがあります。

しかし、これらの薬剤は効果が期待できる反面、副作用が起こる可能性も否定できません。

それでも、ブロック注射などをせず内服薬だけで症状が改善できるのは魅力的です。

これらの内服薬によって腰痛やそれに伴う炎症が改善されれれば、症状が再発しないことも多いです。

どのような治療を行うにしても、治療期間や内容など、専門医とよく相談することが大切です。

最終的には手術ということも

内服薬やブロック注射、リハビリなど、腰椎椎間板ヘルニアの治療法はいくつかあります。

しかし、最終的に手術という場合もあります。

手術になる場合というのは、運動機能や括約筋の機能低下がみられる場合です。

このような症状は、重症になってから手術に踏み切っても、症状の改善が困難です。

確実に改善を図るため、早期に手術を施すことが好ましいといわれています。

しかし、手術まですることはまれです。

ヘルニアによって腰痛が引き起こされるのは、骨の間から飛び出した「ヘルニア塊」というものが神経を圧迫することによります。

ヘルニア塊の大きさや形状によって症状は人それぞれですが、数ヶ月で小さくなり、症状が改善されるケースも多く見受けられます。

ほとんどのケースでは、手術をするまで悪化してしまうことはありません。

しかし、ただの腰痛と見くびらず、日常生活から腰痛を引き起こさないように気を付けることがいちばん大切ですよ。

腰椎椎間板ヘルニアには注射も選択肢のひとつです

腰椎椎間板ヘルニアは、誰でもなりうる病気です。

注射も治療の選択肢のひとつです。

しかし、治療だけでは改善しない可能性もあります。

腰痛が引き起こされる原因が、あなたの日常動作にあるかもしれないからです。

腰に負担をかける動作をひとつひとつ見直し、行動パターンを変えていく努力は怠らないようにしてください。

 - ヘルニア 改善, 腰痛