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雪かきで背中の筋肉痛を防ぐには?その他の危険性も知ろう!

      2018/06/13

雪かきで背中の筋肉痛を防ぐには?その他の危険性も知ろう!

雪が降ると、そのあとが大変です。

沢山降れば、雪かきしなければなりませんし、降った量が少なくても凍結したりします。

また、雪かきのあとに、背中が筋肉痛になる人も多いですよね。

今回は、雪かきで背中が筋肉痛になるのはなぜなのか、その原因と予防法をご紹介します。
また、それ以外の危険性についても併せて見ていきましょう。

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雪かきをする前には準備が大事!

雪が大量に降った日の翌日は、雪かきが大変ですよね。

「積もった雪をどうにかしなければ、家の玄関から出られない!」という人もいるでしょう。

しかし、雪かきは本当に重労働です。

特に、めったに大雪が降らない地域では、雪に対する備えができておらず、雪が降る直前までバタバタしています。

そのため、雪かきのことまで考える余裕がありません。

また、「慣れない雪かきで背中や腰が筋肉痛になった」という話もよく聞きますが、できるならそれは避けたいところですよね。

そのためにも、雪かきをする前には、準備体操をおすすめします。

準備体操をしておくことで、雪かき時の怪我や貧血を予防することに繋がります。

そして、服装も大事です。

下着は、汗をよく吸い取ってくれる素材のものを着ましょう。

外は寒くても、動いていると汗をかき暑くなってきます。

また、すぐに脱げる服装にしておくことも重要なので、数枚脱いでも作業を続けられるよう、防水加工されている衣類を着ておくのがおすすめです。

そして、雪かき作業の際の靴ですが、やはり雪は滑りやすいので、滑り止めが付いている長靴を選ぶと良いでしょう。

雪かき作業を終えると、疲れからすぐに休みたくなりますが、軽く体を動かして血流を良くし、下半身にたまった血液を全身に回しましょう。

雪かきで背中が筋肉痛になる原因と対策!

雪かきをする際に重要な準備についてご紹介したところで、雪かきで背中が筋肉痛になってしまう原因とその対策を見ていきましょう。

①雪かきの仕方に問題がある

雪かきは、全身を使って行う作業です。

そのため、腕だけで雪かきをすると前かがみの姿勢になって、脊柱に体重が掛かり、背中に負担がかかります。

脊柱に体重が掛かるとヘルニアを引き起こすこともあります。

また、背中の筋肉は、身体を捻ると痛めやすいです。

予防するには、身体を捻らず、腹筋に力を入れてみて下さい。

雪かきでは、足腰もしっかり使うことが必要です。

②道具の使い方に問題がある

雪かきと言えば、スコップを使う人がほとんどでしょう。

しかし、スコップの使い方が悪いと背中の筋肉痛に繋がります。

対策としては、雪にかなり近づくのがおすすめです。

そうすると、力まずに雪をすくうことができます。

また、スコップではなく、スノーダンプを使う人もいますよね。

その場合は、腰を使って、腰から押す感じで使うと背中の筋肉痛が防げます。

③雪の捨て方に問題がある

身体を捻って雪を捨てる人が多いですが、背中や腰を痛める原因になるのでやめて下さい。
雪を捨てる方向に身体を向けて、捨てるようにしましょう。

そして、一度の雪かきで積もった雪を全て取り除こうとしないことも重要です。

少しずつ、雪を減らしていきましょう。

雪かき中に起こる事故にはどんなものがある?

ところで、話は変わりますが、雪かきでは、様々な事故が毎年起こっています。

背中の筋肉痛だけでも辛いのに、雪かきのために命の危険にさらされることも多いのです。
具体的な例としては、

・屋根の雪を下ろしていて屋根から転落
・屋根から落ちてきた雪に潰される

などが挙げられますね。

これを防ぐには、

・複数人で雪かきをする
・雪が降っていても止んでいても、作業には気を付ける
・やむを得ず一人で雪かきする場合は、家族や近所の人に声を掛けておく

などの対策を取るのがおすすめです。

何か不測の事態が起こっても、すぐに誰かと連絡が取れるよう、携帯電話は必ず身につけておきましょう。

そして、雪かき前に、屋根の形をよく分析・把握することも重要です。

融雪装置があるなら、どの辺りにあるのかが分かった方が安全行動が取れます。

それがなくても、気温が高い日には、溶けた雪が滑り落ちてくるので危険です。

雪が降ったら軒下には絶対に近づかないよう、子供にも注意しましょう。

また、適切に雪かきをしなかったことで起こる事故もあります。

それが、一酸化炭素中毒です。

排気口周りに雪が積もり、そのまま詰まるとガスを排出できず、一酸化炭素中毒になる場合があるのです。

忘れがちな部分ですが、排気口周りに積もった雪は、しっかり取り除いておきましょう。

雪かきで最も多い事故とその危険性

引き続き、雪かきが原因で起こる事故についてのお話です。

雪かきでの死亡事故は毎年起こっていますが、中でも一番多いのが、「屋根・はしごからの転落」です。

天気が悪いと雪下ろしできませんが、雪は溶けるととても滑りやすくなるため、晴れた日は特に転落する事故が増えます。

屋根やはしごから足を滑らせて転落したあと、さらに体が雪に埋もれてしまうことが多いため、とても危険です。

そして、屋根の高さ(低さ)はあまり関係がないとされています。

また、これは「雪国」に多い事故ですが、雪があまり降らない地域でも安心はできません。

なぜなら、最近は、地球の環境がそれまでとは大きく変化していて、雪が回数的にはあまり降らない地域であっても、一度に大量の雪が積もる可能性もあるからです。

そうなると、屋根の雪下しに慣れていないため、同じ事故が起こる危険性が高まります。

とても、背中や腰の筋肉痛で済む話ではありませんよね。

また、屋根からの落雪にも注意が必要です。

軒下にいて、雪の塊や氷柱が落ちてくると、全く動けなくなり、窒息死や凍死してしまう可能性があります。

屋根に雪が積もっているうちは、それが溶けるまで、近寄らないようにしましょう。

雪かきで起こる、背中の筋肉痛以外の体の不調とは?

さて、話を元に戻しましょう。

雪かきで起こる体の不調は、背中の筋肉痛だけではありません。

皆さんは、雪かきをしたあと、関節の痛みを感じたことはありませんか?

もちろん、日頃の運動不足が原因で起こることもあるでしょうが、雪かきを急いだことが原因で起こることもあります。

なぜなら、早く雪かきを終わらせようとすると、忙しく動くことになります。

ただでさえ、慣れない雪かき時にハイスピードで雪かきをすれば、血圧や脈拍が上がります。

また、無理な姿勢での作業になることが多く、その結果、疲れも増し、筋肉やひじや膝の関節を痛めることになるのです。

すると、心臓に負担がかかり、血液の量が減って酸素が足りなくなります。

そのまま続ければ、脱水を起こし、体調不良になるかもしれません。

脱水症状は、脳梗塞や心筋梗塞の原因にもなる怖いものです。

水分をすぐ摂れるよう、近くに飲み物を置いておきましょう。

雪かきは、人と会話をしながらゆっくりと行うのが理想的とされています。

時間がなく、急いで作業しなければならないときも、水分補給だけは忘れないで下さいね。

雪かきに便利な道具を使って背中の筋肉痛を防ごう!

雪かきが必要となった時に、最もよく使われるのが、「スコップ」ですよね。

筆者も、子供時代にスコップを使って家族総出で庭の雪かきをしたものです。

柄が長いので、すくった雪を捨てるのが楽ですよね。

保管にも場所を取りません。

しかし、雪の質や量によっては、スコップだけでは厳しい場合があります。

例えば、雪が水分を含んで重い場合は、スコップの柄が折れてしまうこともあるからです。
また、雪が固すぎ場合、雪を載せるへらの部分が壊れることも考えられます。

そんなときにあると便利なのが、「ダンプ」です。

ダンプは、固い雪でも比較的楽に運び出すことができます。

沢山降った後は、ある程度それを崩してダンプに載せるのがおすすめです。

体への負担が少ないので、背中が筋肉痛になったり関節が痛くなるのを防げます。

ダンプの使い方は、

①スコップなどで、雪をサイコロ状に切り崩す
②ダンプに載せて運び、雪を捨てる

という流れになります。

ポイントは、全身を使って、雪を崩していくことです。

腕の力だけに頼ると体が疲れやすくなり、筋肉痛にも繋がります。

また、雪をサイコロ状に切り崩す際も、あまり大きすぎないサイズにしておきましょう。

もし、ダンプの底に雪がくっついてしまい、なかなか雪を捨てることができない状態であれば、底の部分の滑りを良くすることをおすすめします。

ろうそくやワックスを塗ったり、シリコンスプレーを吹き付けるだけで解消できますよ。

雪かきの注意点を知り、命と健康を守ろう!

今回は、雪かきに焦点を当て、その注意点や危険性などをご紹介しました。

準備体操や雪かきに適した服装を心がけ、ご近所でも声を掛け合いましょう。

便利な道具を使って、無理のないやり方で雪かきを行えば、背中が筋肉痛になることも防げます。

とはいえ、屋根の雪下ろしは、とても危険です。

安全には十分気を付けて、行なって下さいね。

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