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高齢者になると腰が曲がる原因は生活習慣?!

      2018/06/14

高齢者になると腰が曲がる原因は生活習慣?!

腰が曲がっている高齢者を見かけたことはありますよね。

高齢者になると腰が曲がるのは当たり前と思っている方もいるのではないでしょうか。

腰が曲がると、年齢よりも老けて見えますし、何より体のバランスも良くありません。

起こる原因を理解して、腰の曲がらない老後を過ごせるようにしましょう。

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高齢者の腰が曲がる理由には背骨が関わっている

腰が曲がるという状態には、背骨が大きく関わっています。

背骨がどのように体を支えているのか、考えてみましょう。

背骨は前から見るとまっすぐに見えますよね。

しかし、横から見てみるとまっすぐではありません。

首の頸椎部分、胸、腰の部分でしなやかな曲線を描いています。

このように背骨が曲線を描いていることで、体はしなやかな動きが可能になっているのです。

しかし、この背骨の湾曲に異常がある場合があります。

「脊柱変形」と呼ばれています。

脊柱変形は、大きく3つに分けられます。

・前弯症…前に曲がる
・後弯症…後ろに曲がる
・側弯症…横に曲がる

特に問題とされているのは、後弯症です。

腰痛を持つ人の多くが、後弯症によるものともいわれています。

高齢者の背中や腰が曲がる原因としては2つ考えられます。

・もともと側弯症などの脊柱変形を持っていて、それが進行する場合
・成人してから発症する場合

両方とも、年齢が40歳を超えてくると椎間板がつぶれたりすることによって変形が進んでいきます。

骨粗しょう症による圧迫骨折が原因となる場合も多いです。

後弯症は、前かがみで作業をする仕事など、日常生活において前傾姿勢を取ることが多い人がなりやすいといわれています。

また、背骨の変形は男性に比べて女性に多いです。

骨粗しょう症も、女性に多い病気ですよね。

閉経後の女性が患いやすいため、女性ホルモンが関わっているといわれています。

筋肉量も骨の変形に関係しているので、男性に比べて筋肉量が少ない女性が発症しやすいというのは理解できます。

腰が曲がるのは日本人の生活習慣も関係がある?

海外を見てみましょう。

欧米人や中国人は、高齢者でも腰が曲がることは少ないといわれています。

なぜ、日本の高齢者は腰が曲がるのでしょう。

日常生活における筋肉の使い方を比較してみましょう。

日本の生活習慣というと、家に入るとき靴を脱ぐというのが有名です。

日本人は、毎日家に入るとき靴を脱ぐために屈みますよ。

欧米や中国ではこのような習慣はありません。

そのほかには、例えばのこぎりです。

日本ののこぎりは、引くときに切ります。

欧米や中国では、押すときに切ります。

引く・押すときに使う筋肉は違いますよね。

人を呼ぶとき、どのようなジェスチャーをしますか。

日本人は、手のひらを下にして「手招き」をします。

欧米や中国では、手のひらを上にして「手招き」をします。

こちらも使う筋肉が違います。

上記の例の動作では、両方とも日本人は二頭筋を主に使用します。

一方、欧米人や中国人は、三頭筋を主に使用します。

例に挙げた行動や動作は小さな動きですが、日本と欧米・中国では日常的に使う筋肉が違うともいえます。

このような生活習慣の違いによる筋肉の発達の違いが、腰が曲がる・曲がらないということに関係しているのかもしれません。

いずれにしても、はっきりした理由はわかっていないのです。

姿勢の悪さも腰が曲がる原因のひとつ

姿勢の悪さも、腰が曲がる原因のひとつに考えられます。

姿勢が悪いと、それは骨格のバランスが崩れることにつながります。

人の体というものは、重力を一部の筋肉や関節にに集中させないようになっています。

前の項でお伝えした通り、人の背骨はカーブを描いており、ちょうど良いバランスになるように保っているのです。

しかし、日常生活におけるクセや習慣などで一部の筋肉や関節に負担がかかり続けてしまうと、その部分のみが疲労したり衰えてしまったりします。

そうなると、ちょうど良いバランスが崩れてしまうのです。

日常生活のクセや習慣などを見返してみてください。

スマホを見るとき、椅子にゆるく座って背もたれに寄り掛かっていませんか。

楽な姿勢と思われるかもしれませんが、この姿勢は骨盤が後傾して腰椎が無理に曲げられている状態です。

実は腰にとても負担がかかってしまっているのです。

また、脚を組むクセはありませんか。

脚を組むと、骨格は前後左右に歪みます。

日常的に行うと、骨格は複雑に変形していってしまうのです。

このようなクセや習慣を長年続けると、どんどん体は歪んでいきます。

年を経るごとに背中が丸まってお尻が垂れるおばさんのような体形になり、さらに進むと猫背、垂れ尻、膝曲がりなど、いわゆる高齢者の体形になってしまうのです。

このような状態にならないようにするためには、骨盤まわりの柔軟性を意識することが大切です。

腰が曲がると生活はどうなる?

もし腰が曲がると、生活にはどのような影響が出るのでしょう。

実は、腰が曲がることによって、さまざまな行動に支障が出る恐れがあるのです。

それが体の衰えや障害となり、介護が必要な状態になってしまうかもしれないのです。

腰が曲がるとどのような状態になるのか、例を挙げてみます。

・腰痛や肩こり、膝痛などになりやすい
・肩が動きにくくなり、高いところに手が届かない
・足が上げにくくなる
・腹筋に力が入りにくくなる
・椅子から立ち上がりにくくなる
・体がねじりにくくなる

腰が曲がると、動作に関わる部分だけ見ても日常生活にとても影響が出てしまいます。

動作に関わる部分だけでなく、内臓への負担も考えられます。

・内臓を圧迫し、食欲不振が起こることがある
・血流不足により冷えが起こることがある
・頭痛やめまいなどが起こることがある
・呼吸がしにくいと感じることがある

高齢者にとって、このような状態はとてもつらいです。

そうならないようには、まず予防が大切です。

いつも姿勢を意識することや、出来るだけ筋肉を鍛えること、股関節を柔軟にしておくことなどです。

背筋を伸ばすストレッチも良いですよ。

規則正しい生活、栄養バランスの良い食事を摂ることも、もちろん重要ですよ。

高齢者でも大切!腰のストレッチを心がけよう

腰が曲がるということは、体のバランスが崩れてしまっていることも原因のひとつです。

そのため、予防にはストレッチが効果的です。

日常生活では、筋肉は決まった部分しか使わないことが多いのですが、ストレッチでいつも使わない方向に伸ばしてみましょう。

蓄積されていた筋肉の疲労が取れてすっきりします。

ストレッチによって血流も改善し、代謝が上がることも期待できます。

固まった筋肉がほぐれることで姿勢が良くなったり、腰痛が改善することもあるのです。

腰が曲がるのを予防するストレッチといっても、腰の部分だけストレッチすれば良いというわけではありません。

・姿勢の維持に役立つ脊柱起立筋
・わき腹から背中への筋肉
・骨盤・股関節
・太ももの前にある大腿四頭筋
・お尻周りの筋肉

上記の筋肉も、腰に影響を与える筋肉です。

これらの部分についても同時にストレッチを行うことで、相乗効果によりさらに効果的なストレッチになります。

次項では、さっそく高齢者でも出来るストレッチをご紹介します。

高齢者のためのストレッチ法

それでは、高齢者でも出来るストレッチをやってみましょう。

痛みがある場合や、ツラい場合は無理をしないでください。

▼背筋のストレッチ

①仰向けになります。

②膝をつかみ、丸くなります。

③へその穴を見ながら、背筋をゆっくり伸ばしていきます。

これを何度か繰り返します。

無理をせず行い、痛みがある場合は中止してください。

▼腰のストレッチ

①仰向けになります。

②右膝を左手で持ち、左方向へねじります。

このとき上半身は動かさず、下半身のみをねじるようにします。

ねじった膝は床に付かなくても大丈夫です。

③反対側も同様に行います。

▼お尻のストレッチ

①仰向けになります。

②左太ももに右足首をのせます。

数字の「4」のような格好をイメージしてください。

③両手で膝の裏側を支え、胸の方に引き寄せ、お尻の筋肉を伸ばします。

④反対側も同様に行います。

▼背骨のストレッチ

①四つん這いになります。

②息を吐きながら、背中を丸めましょう。

③息を吸いながら、背中を伸ばしましょう。

▼腸腰筋のストレッチ

①四つん這いになります。

②片足を前に出し手胸に付けます。

しっかりと体重をのせます。

③同時に、反対側の足を後ろに伸ばしましょう。

④足を変えて、反対側も同様に行います。

3セット行いましょう。

▼内もものストレッチ

①胡坐をかいて座ります。

②左右の足の裏を合わせます。

③つま先を抱え、前方に体を倒します。

胡坐がツラい方は、無理をしないでください。

腰が曲がるのは加齢によるものもありますが、日常生活の習慣によるものもあります。

このようなストレッチは、毎日少しの時間で出来ます。

ぜひ、毎日の習慣にして、高齢者になったときもまっすぐの姿勢で過ごしたいですね。

腰が曲がらないような生活を心がけよう

昔は、高齢者というと腰が曲がっているというイメージがありました。

最近では、まっすぐな姿勢のままの高齢者も多くいます。

姿勢や骨盤に気を付けて生活をすれば、いわゆる高齢者のような姿勢にならずに済みます。

毎日、少しずつのストレッチを心がけましょう。

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