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肩こりにはまずマッサージ?痛いと効果がないことも

      2018/07/24

肩こりにはまずマッサージ?痛いと効果がないことも

肩こりを治そうとマッサージをしてもらうとき、「強く押して!」と頼んでいませんか?

弱い力では、こりに効いた気がせず強くて痛いマッサージを希望する人がいるようですが、これは逆効果になる場合があるので注意が必要です。

この記事ではマッサージの本来の効果と肩こりの原因、対処法についてご紹介していきます。

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肩こりはなぜ起こるのか

私たちを悩ます肩こり。

原因が分からず、痛い思いや辛い思いをしている方も多いでしょう。

そもそも肩こりとはどのような症状をいい、どんなことが原因で起こるものなのでしょう。

肩こりの症状には段階があり、肩の張りや痛み、首すじの張りや痛みの後に、目のかすみや頭痛、めまい、吐き気を引き起こします。

症状が進行してしまわないために、初期の張りや痛みの出たときに原因の特定と対処をすることが大切です。

肩こりの原因はいろいろあり、人によって違うので一概にはいえませんが、代表的なものを挙げてみます。

●自律神経の乱れ

生活が不規則だったり過度なストレスが元で体内の自律神経のバランスが崩れ、肩こりを引き起こすことがあります。

自律神経の乱れが原因となって起こる症状としては肩こりのほか頭痛やめまいなどがあります。

●免疫力低下

体内の免疫力が低下すると全身の血液の流れが悪くなります。

血行が悪くなることでさまざまな体の不調が起こりますが肩こりもそのうちのひとつです。

●筋肉疲労

肩や首の周りには多くの筋肉が張り巡らされています。

その数は20種類以上あるともいわれます。

それらの筋肉が疲労し血流が悪くなってしまうことで、筋肉の緊張が高まり肩こりになります。

手軽な対処法として思いつくのはマッサージをすることです。

次の項目からマッサージの効果についてご紹介していきます。

マッサージのもたらす効果とは

マッサージを受けるとき、どのような効果を期待しますか?

一般的にマッサージには、以下のような効果が得られるとされています。

●疲労回復
●こりの軽減・解消
●腰痛や肩こりの解消
●癒し

ひとつずつご説明します。

【疲労回復】

マッサージの効果で最も大切なものです。

適切なマッサージを施すことで、患部周辺の血管を圧迫する筋肉をほぐし血流の改善を促します。

【こりの軽減・解消】

「こり」とは筋肉の繊維や膜などが緊張し、硬くなったりくっついた状態を指します。

この「こり」を解消するためには癒着組織をはがし、緊張した筋肉をほぐすことが必要になります。

【腰痛や肩こりからくる鈍痛の解消】

腰痛や肩こりによるダルさや鈍痛は血流の悪さによることが多くあります。

疲労回復の解説で述べた血流改善と同様に患部をほぐし痛みを軽減させます。

【癒し】

マッサージをしてもらうことで痛みを取り除き、体をほぐすことでリラックス効果をもたらします。

マッサージの効果は他にも挙げられますが、主なものはこの4点です。

こりや痛みを取り体をリラックスさせることがマッサージの目的であり効果であるといえます。

しかし記事の冒頭でもお伝えしたように、痛いマッサージや強いマッサージが効くと考える人もいます。

痛くて強いマッサージに、ここで述べたような効果があるのでしょうか。

次の項目で具体的にみていきましょう。

痛いマッサージは効き目がない?肩こりを解消する方法とは

効果がないからと強いマッサージ、痛いマッサージを希望する人の患部にはどのようなことが起こっているのでしょう。

肩や背中のこりを感じる部分には、緊張した筋肉があります。

筋肉にはたくさんの筋繊維が集まっています。

痛みのある患部を圧迫するとその時は気持ちよく感じますが、過度な圧迫を繰り返すとそのうちに筋繊維を壊してしまいます。

壊れた筋繊維はそのうちに修復しますが、強い刺激を受けたことにより以前よりも固くなってしまうので、こりや痛みが酷くなったように感じます。

いくらマッサージをしても効き目がないと感じてしまうのです。

この悪循環を無意識のうちに繰り返すことで、押しても揉んでも痛みのとれない状態になってしまいます。

このような悪循環を招かないために、自分でできる運動があります。

肩こりの痛みは、肩甲骨周りの筋肉の血行をよくすることで軽くすることができます。

簡単なものだと、肩回しや伸びをすることでも効果が期待できます。

ただし、即効性のある方法ではありません。

物足りないからといって、必要以上に続けたり力を入れすぎたりすると悪化してしまいます。

習慣として隙間時間に取り入れて、こりの悪化を防ぎましょう。

痛いマッサージを受けた後の対処法

肩こりが酷く治療院に行ったけれど受けたマッサージが痛いものだった、またはマッサージを受けた後に痛みが出たといった時は、痛みのある患部を放置せず、筋肉の緊張をほぐして痛みを取り除きましょう。

痛みの症状によって対処法が変わります。

●ズキズキする…安静・冷やす
●違和感がある…安静
●動かすと気になる…温める

順にご説明します。

【ズキズキする…安静・冷やす】

じっとしているのにズキズキと痛むのは、患部が炎症を起こしているからです。

傷む部分を動かさないようにします。

患部が熱を持っているときは、氷嚢で冷やします。

それほど熱感がない場合には硬くならないタイプの保冷剤を当てて様子をみます。

【違和感がある…安静】

痛みはないけれど違和感を感じたり、動かすと痛みがあるときはなるべく患部を動かさないようにして安静にしましょう。

炎症としては軽度なので、積極的に冷やす必要はないでしょう。

【動かすと気になる…温める】

痛みや違和感が無く、動かすと気になる程度のときは患部を温めて様子をみます。

温めることで楽になったと感じたら、積極的に血行をよくし、回復を促します。

痛みが増したり違和感が強まるときは、安静にして症状が引くのを待ちましょう。

肩に触れずに肩こりを解消する方法

私たちは生活の中で、パソコンやスマートフォンなどを使うことが多くあります。

これらの機器を使うことにより指先や目を酷使することで起こる肩こりを解消するためには、痛みのある肩よりも酷使している部分をケアする必要があります。

具体的には、

●肘から指先にかけての疲労を取る
●指先の疲労を取る
●眼精疲労を改善する

この3点です。

どれも手元でできるケアなので、休憩時間などにリラックスした状態で行いましょう。

具体的な方法をご紹介します。

【肘から指先にかけての疲労を取る】

肘には肩こりに効果のある曲池というツボがあります。

曲池の位置は、肘を曲げた時にできる横シワの外側の端にあるくぼみです。

このくぼみに指を当てながらゆっくりと肘を伸ばした後、曲池を押してみましょう。

ズシンと痛い感じがしたら肩がこっている証拠です。

ツボの周辺を手の平で3分ほどさすりマッサージして温め、肩こりを軽くしましょう。

【指先の疲労を取る】

指先の疲労は、あまり自覚することは無いかもしれませんが、ときどき指先を揉むことで疲労を取り除くことができます。

方法としては、爪の脇を人差し指と親指でつまみ、指の付け根まで軽く揉みます。

痛くない程度の力でゆっくりと行いましょう。

【眼精疲労を改善する】

眼精疲労を取り除くためには、こってしまった目の周辺の筋肉をほぐすことが大切です。

この方法は眼球を動かすので、コンタクトレンズを使っている方は外してから行うようにしてください。

まずは眼球を上下、左右、斜めに動かします。

正面を向いた状態からゆっくりと上に動かして10秒キープ、眼球を正面に戻し下に動かして10秒キープします。

これを左右、斜めと一方向ずつ行います。

次に眼球を回転させます。

右に3周、左に3周、ゆっくりと動かします。

頭は固定したまま、眼球だけを動かすよう意識しましょう。

痛いマッサージ法がいい場合もある

ここまで肩こりをメインに、痛いマッサージに効果やメリットがないことをお伝えしてきました。

しかし、症状やケアの種類によっては「痛くてもやる」「痛くないとよくならない」といった場合もあります。

たとえば、筋肉がつっているときです。

「つる」というのは筋肉が過度の緊張状態になり、縮んだ状態のままになってしまうことを指します。

明確な原因は分かっていませんが、脱水を起こしたり気候や気温などの環境変化によっても起こるとされています。

筋肉がつってしまったときには、どんなに痛くても筋肉を伸ばして緊張をほぐさなければなりません。

また、ツボを押したときの痛みも体内の症状を改善するためには必要なものです。

ツボ押しの痛みは、ズシンという重い鈍痛であることが多く、施術が終わるとすっきりするのが特徴です。

特に足の裏をマッサージすると、飛び上がるほど痛いことがあります。

これは足の裏にたくさんのツボがあり、マッサージによってそれらが刺激されるからです。

足の裏のマッサージをしてもらう時は、大抵ツボ押しがメインになるので「痛くてもやる」ケアだといえます。

ただし痛ければ痛いほどいいというわけではありません。

あまりにも強すぎる痛みは、効果が出ないどころか悪い状態にしてしまうこともありますので注意が必要です。

痛すぎるマッサージは肩こりを悪化させてしまうことも

肩こりの症状を中心に、マッサージのもたらす効果について述べてきました。

肩こりの主な原因は血行不良や筋肉疲労です。

肩や首の痛みを取りたくて強く揉んだりすると、筋繊維が刺激されすぎてしまい炎症を起こしたような状態になってしまいます。

肩の痛みが炎症からくるものだという認識はあまりないかもしれませんが、これを機会に頭の隅に置いておき、マッサージなどの対処を間違えないように注意したいですね。

 - マッサージ 整体, 肩こり/痛み