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肩こりは温めるだけ?痛みに合った温・冷グッズをご紹介

      2018/07/27

肩こりは温めるだけ?痛みに合った温・冷グッズをご紹介

肩こりの解消には温めるのが良い、と思っている方が多いのではないでしょうか。

しかし、そうとは言い切れないのです。

温めるほかに冷やすことが必要な場合もあります。

ここでは肩こりの痛みの正体と対処法、肩こり解消グッズについてお伝えしていきます。

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肩こりの症状とは

肩こりの対処法やグッズについてお伝えする前に、肩こりとはどのような症状を指すのか知っておきましょう。

肩こりとは、肩の筋肉が起こす炎症反応のことです。

炎症のなかでも患部が腫れる急性炎症ではなく、患部の腫れが緩やかに持続する慢性炎症と呼ばれるものの一つです。

一般的に炎症には次のような特徴があります。

●発赤…毛細血管の拡張により患部が赤く見えること
●熱感…患部が熱をもっていること
●腫脹…患部が隆起していること
●疼痛…炎症した患部

肩こりは、この中の熱感や疼痛、腫脹が含まれる炎症の一つだと言われています。

首回りや肩の辺りで血管が広がり、血流が増えてしまい充血した状態を指します。

この「血管」「血流」といったワードが、「肩こり=血行不良」の構図を生み出し、改善するためには温めるのがいい、という認識が生まれているようです。

温める・揉むと逆効果なことも!市販グッズにも注意

お風呂に入って体が温まると、こりがほぐれたようで気持ちよく感じます。

しかし炎症を起こしている個所を温めたことで逆効果となりお風呂のあと、寝る時になって痛みが出てしまうことがあります。

ほかにも、「肩こりの軽減・解消に」と温めるグッズが多く市販されています。

温めるほかに、血行が良くなる効果が得られるものもあります。

しかし、どのグッズを使っても痛みが引かず効果がないと感じる場合には、寝違えや肩や首を酷使することでおきる急性的な炎症を起こしている可能性があります。

このような炎症の症状には「温める」より「冷やす」ことが効果的です。

また、肩がこっているとマッサージをしてもらって治そうという人も多いと思いますが、これも炎症の根治にはつながりません。

マッサージや揉んでもらったあとはとても気持ちいいかもしれませんが、温めたときと同じように後から痛くなったり、こりがひどくなったりしてしまいます。

マッサージや肩もみも、炎症を起こして腫れているいる患部を刺激してしまうので、回復していた組織まで傷つけてしまうのです。

肩こりの根治には、痛みを取り除くとともに、なぜその痛みが起こっているのかを知ることが大切です。

自分の肩こりを見極めよう!温める「痛み」冷やす「痛み」への対処

肩こりには温めてはならない症状もあることをお伝えしました。

自分の肩こりがどのような状態、痛みを持っているのかしっかり分かったうえで対処していきましょう。

肩や腕が重く動かしにくくなるものや、肩の筋肉が硬く緊張しているときには、温めると症状が和らぎます。

ただし固まった筋肉の上を直接温めるのではなく、首と背中の付け根辺りに蒸しタオルやホッカイロなどを当てて温めます。

この場所は、僧帽筋と呼ばれる肩から背中まで広がるの筋肉の中心に当たります。

反対に冷やさなければならない症状は、前述のように肩に炎症を伴う痛みのある場合です。

捻挫のように痛むもの、ズキズキと激しく痛む場合には患部を冷やして炎症を抑える必要があります。

このあとの項目では、肩こりの対処法についての詳しいご説明と肩こりを解消するグッズをご紹介していきます。

温めちゃダメ!冷やさなければならない肩こりとは

肩こりには温めるほかにも、冷やす対処法があることをご紹介してきました。

肩こりには肩や首などを直接酷使してなるものと、全く別の部分が原因でなるものがあります。

この項目では冷やして痛みを和らげる必要のある肩こりについてご紹介します。

●肩こりの他に偏頭痛がある

肩こりの症状のほかに頭痛、特に偏頭痛の症状が出ているときは温めてはいけません。

肩や首を温めて血行が良くなると、偏頭痛の痛みが強くなってしまうからです。

頭が痛いときには首や頭を冷やして症状を抑えるようにしましょう。

●安静にしていても激しく傷む

体を横にして休めていても、肩がズキズキと痛むことがあります。

これは「夜間痛」とも呼ばれていますが、原因は分かっていません。

脈打つように痛む夜間痛は、先ほどの偏頭痛と同様に血液の流れが関係していますので、冷やすことで対処しましょう。

●寝違えて痛む

首や肩を動かすと痛む場合も温めず、冷やして痛みを緩和させましょう。

寝違えは、足や手に起きる捻挫と同じです。

姿勢や寝方によって、筋肉に負担がかかり炎症を起こしたことが原因です。

これらの症状のほか、冷やす必要のある場合には冷却グッズとして冷やしても固くならない保冷剤が便利です。

十分に冷やしても柔らかさを保つので、患部に当てても普通の保冷材のようゴツゴツと当たってかえって痛むことがありません。

肩こりのセルフケアグッズ「湿布」の真実

肩こりや首に痛みがあるときに、まず手を伸ばすセルフケアグッズが湿布薬です。

さまざまな効能のある湿布が市販されていますが、「温感」「冷感」という二つのタイプに分けられます。

「温感」「冷感」とあると、冷やしたり温めたりする効果があるように思いますが、実のところそれぞれの湿布に効果の差はありません。

温かい、冷たいといった感じ方の違いがあるだけで、実際に温めたり冷やしたりしたときのような効果は得られないのです。

ただし、どちらのタイプも血行を良くする効果のある成分を含んでいますので、寝違えたりギックリ腰のような急性の痛みのあるときは、逆効果となってしまいます。

湿布を貼ってもちっとも良くならないのは、実はこんな訳があったのです。

肩こりの痛みを本当に取り除くのであれば、湿布の効能を理解して対処しなければなりません。

肩こりに効く温・冷グッズ

肩こりには「温める」「冷やす」の、二つの対処法があることをご説明してきました。

では、実際に対処するときにはどのようなグッズを使えばいいのでしょうか。

役立つグッズと対処のポイントについてまとめました。

まずは温める場合から見ていきましょう。

●慢性的な肩こりに効果的な温めグッズ

患部を温めるにはホッカイロや蒸しタオルを使うのが手軽です。

このほかにホットパックを自作する方法もあります。

【ホットパックの作り方】

①タオルを濡らしビニール袋に入れてレンジで温めます。

②①で作ったホットパックをタオルで包みます。

このようにして作ったホットパックを患部に当てて温めます。

温めることで患部の血行が良くなり、痛みやこりが和らいでいきます。

また慢性的な肩こりにはストレッチをして筋肉をほぐすことも効果的です。

肩の上げ下げや肩甲骨周りを動かすストレッチを取り入れて少しでも肩こりを軽くしていきましょう。

●急性的な肩の痛みには冷やしグッズ

寝違えや肩回りを酷使して出てしまった患部を冷やすには、氷嚢を使いましょう。

広い範囲を冷やす場合には、大きめの保冷剤でも良いでしょう。

固まらないタイプが扱いやすく便利です。

氷嚢を使う場合の基本の手順は次のとおりです。

①氷嚢で20分間患部を冷やします。

②氷嚢を外し肌の温度が戻るまで待ちます。

③再び20分間冷やします

このサイクルをなるべく多く繰り返して2、3日続けてみましょう。

また、慢性肩こりの時とは違って急性的な肩の痛みにの場合にはストレッチやマッサージを控えましょう。

痛みの少ない姿勢で安静にするのが基本です。

痛みの原因を知って適切な対応を

痛いから、こっているからと言って、あまり考えずに湿布を貼ったりすることは、患部の痛みを悪化させてしまうためおすすめできません。

どうすると痛いのか、痛みの原因になることは無かったか、よく思い返してみましょう。

痛くて辛いかもしれませんが、冷静に適切な対処をすることで肩こりや肩回りの炎症は軽くすることができます。

 - 肩こり/痛み